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ミュージカル初めてさんにおすすめしたい劇団四季の「ファミリーミュージカル」

みなさん、こんにちは。
突然ですが、山崎育三郎さんや城田優さん、高畑充希さんなどのミュージカル俳優をテレビで目にする機会が増えましたね。

目を奪われる演技に心に染み込む歌声。
俳優さんたちの活躍を見て、ミュージカルを観てみたくなった方も多いのではないのでしょうか。

でもチケットが結構高くて有名な公演はすぐ満席になるって聞くし、都心まで行かなければならないし、ハイソな趣味は私には合わない……と思っていませんか?

そんなこと全然ありません!
ミュージカルはチケットを買って、決まった時間に決まった席に座るだけ。
映画と同じように簡単に観に行けちゃうんです。

とはいえ、初めての世界に飛び込むのにはちょっと勇気がいりますよね。
そんなミュージカル初めてさんに、劇団四季の「ファミリーミュージカル」をおすすめします。

ファミリーミュージカルは、地元にいながら、歌と踊りで非日常の夢の世界へ連れてってくれる素敵なミュージカル!

日々の疲れを癒やし、わくわくする夢の時間を体験したい。
新しい趣味を探していて、ミュージカルを観てみたい。
そんなあなたに、ファミリーミュージカルのおすすめポイントをご紹介します。

おすすめポイント①親しみやすいキャラクターたちが教えてくれる大切なメッセージ

劇団四季というと「ライオンキング」や「アラジン」「リトル・マーメイド」などのディズニー作品や「オペラ座の怪人」「キャッツ」といったブロードウェイ・ミュージカルが思い浮かぶのではないでしょうか。
これらは「一般ミュージカル」と呼ばれています。

対してファミリーミュージカルは、その名の通り家族で楽しんでもらうためのミュージカル。
子ども向けに作られているため、ストーリーの展開が非常にシンプルです。

見に来る子供と同年代くらいの少年たちが主役だったり、猫や鳥などの動物たちの世界を描いていたりと、子供が親しみやすく興味が持てる登場人物たちが多いのも特徴です。

子どもたちが力を合わせて困難に立ち向かう姿を描いた「嵐の中の子どもたち」や、両親の離婚により生き別れた双子の姉妹が偶然出会い、再び家族全員で過ごすために奔走する「ふたりのロッテ」は、子供も大人も登場人物の誰かに自分が重なり、ついつい感情移入してしまいます。

さてそんなファミリーミュージカル。
大人にはつまんないんじゃないの?子供向けのストーリーを観るのは恥ずかしい?

いえいえ、子供向けと思ってあなどることなかれ。

助けあうことの大切さ、子供が親を思う愛情の深さ、主人公たちが協力して困難に立ち向かう勇気や友情といったテーマは、仕事に追われ満員電車に揺られているうちについつい忘れてしまうもの。

「カモメに飛ぶことを教えた猫」や「人間になりたがった猫」など動物が主役のファンタジーなミュージカルでは、可愛らしい世界観に心踊る一方で、「人間に見つかると檻の中に入れられて自由を奪われるんだ」といったセリフにハッとさせられることも。

ミュージカルを通して訴えかけてくるこれらのメッセージは胸をうち、子供よりも大人が大号泣してしまうのです。

素敵な歌と踊りで日々の嫌なことを忘れさせてくれるだけでなく、大切なことを思い出させてくれるファミリーミュージカル。
観劇後はとても軽やかな足取りになるでしょう。

おすすめポイント②いつまでも心踊る音楽

ミュージカルの大きな魅力は、なんといってもストーリーを彩る数々の歌。
ファミリーミュージカルの歌はメロディーも歌詞もキャッチーなものが多く、作品ごとのテーマソングは作中で何度も歌われます。
そのため終盤には歌を覚えちゃうなんてことも。

フィナーレのキャスト全員での合唱は感動の一言。
主人公の苦難や喜び、さまざまなシーンが思い出され、涙なしでは聞けません。

またこのテーマソングの楽譜はパンフレットに載っています。
帰ってからも歌詞やメロディーを見返したり、自分で演奏したりと、ミュージカルを見たワクワクをいつでも思い出せます。

ちなみに「カモメに飛ぶことを教えた猫」の『自分を信じて』の楽譜は、劇団四季のHPにも掲載されています。

ダイジェストムービーもあるのでぜひ御覧ください。
https://www.shiki.jp/applause/kamome/
観覧前にチェックしておくのも、楽しみ方の1つかもしれませんね。

おすすめポイント③地元で安価で観られる手軽さ

面白そうなのはわかったけど、どこで観られるの?と思ってくださったあなた!
ありがとうございます。
ファミリーミュージカルは全国公演をするため、地元の文化会館やホールで観られるんです。

チケットは一般ミュージカルよりもグッとお安め。
例えばライオンキング(東京・大井町の四季劇場「夏」)は大人3,300〜11,000円、子供5,500円〜4,400円です。
対して「カモメに飛ぶことを教えた猫」は大人2,000円〜5,500円、子供2,200〜3,300円とお手頃。
チケットは劇団四季のウェブサイトのほか、上演する会場などでも入手できます。

公演時間が短く、飽きないことも魅力のひとつ。
ライオンキングは休憩込みで約2時間40分であるのに対し、2019年から上演している「カモメに飛ぶことを教えた猫」は休憩込みで約2時間。
長時間のイメージがあるミュージカルも2時間程度ならあっという間。

地元で飲み会1回分の値段と時間で劇団四季が観られるなんてお得ですよね。

※上記の金額例は目安です。会場の大きさや座席の種類数によってチケット金額が異なるので、正確な劇団四季やウェブサイトお近くの会場のチラシなどでご確認ください。

ちなみに東京・浜松町にある劇団四季の劇場「自由劇場」では、春・夏・冬の長期休暇にファミリーミュージカルが集中的に上演されます。
浜松町は東京駅から電車で5分、わずか3駅とアクセスがいいので、東京旅行のついでにミュージカル鑑賞もできちゃいますね。

夢の世界まであと一歩!ファミリーミュージカル公演スケジュールをチェック!

以上、非日常の夢とエンターテイメントの世界に手軽に遊びに行ける劇団四季「ファミリーミュージカル」のおすすめポイントでした。

2021年には新作ファミリーミュージカル「はじまりの樹の神話」の公演がスタートします。
8月15日から29日までは東京・自由劇場で、9月からは全国での公演を予定しているとのこと。
ミュージカルが観たくなった!という方は、ぜひ公演情報をチェックしてみてくださいね。

劇団四季公式サイトhttps://www.shiki.jp/
2021年上演ラインアップhttps://www.shiki.jp/special/lineup2021/ (劇団四季公式サイトより)

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