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コロナウイルスにITで立ち向かう! ~Touchless Switchプロトタイプ完成~

はじめに

この記事は、現在開催中のアイデアソン・ハッカソンの応募記事です。Touchless Switchプロトタイプが完成しましたので紹介していきたいと思います。Touchless Switchのアイデアや概要を紹介した記事はこちらです。

意識したこと

今まで私はたくさんのアイデアソン、ハッカソンに参加してきました。過去にはハッカソン当日に新しい技術を使ったり、開発タイムのほとんどをエラーと向き合う時間に潰したりしてきましたが、今回の作品は比較的実装が簡単な方でした。実際、今回のイベントで書いたコードは50行も満たない量です。ということで、今回の作品は実用性を意識して開発していました。

工夫したこと

サーボモーター(以下サーボ)によるスイッチの制御で工夫したことがあります。私は開発中にスイッチは状態がオンの時とオフの時でスイッチの沈み込みの量が違うことに気付きました。これに合わせてサーボ可動域もスイッチの状態に合わせて調節することにしました。これによりサーボホーン(サーボに接続した羽のような部品)が外れる不具合を減らすことが出来ました。

苦労したこと

サーボによるスイッチの制御
Touchless Switchはスイッチをサーボホーンによって制御するのですが、その制御に苦労しました。サーボの固定がイマイチで、動かす度にサーボが外れてしまうからでした。本来なら大学の3Dプリンターを使ってちょうど良いパーツを用意できますが、今回は大学が立ち入り禁止なので発砲スチロールや厚紙を駆使してなんとかパーツを用意しました。

Arduino Nanoバッテリー問題
Touchless Switchの制御を行うマイクロコンピュータ、Arduino Nanoは非常に省電力です。そのため、モバイルバッテリーがArduino Nanoを認識せず電源供給を停止してしまう問題に悩まされました。解決策はいくつかありますが、今回の解決方法はモバイルバッテリーがデバイスを認識するレベルまで消費電力を上げることです。今回は、LEDを2つ搭載することで解決しました。LEDを搭載したことで、Touchless Switchが夜間のスイッチ周りの間接照明にもなったので結果としてTouchless Switchの機能性向上に繋がりました。

フォト

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スクリーンショット 2020-05-11 18.58.58

スライド

応募形式に則り、スライドも添付します。内容はnoteのこの記事に書かれている内容とほぼ一緒です。

最後に

今回のハッカソンで、Touchless Switchのプロトタイプを開発しデバイスの有効性を示すことができたと思っています。これから望むことは、何よりもコロナウイルスの収束です。そのために、Touchless Switchのアイデアが少しでも世間に広まることを願います。また、もしもTouchless Switchに興味を持った方、製品化にご協力頂ける方、いらっしゃいましたら是非ご連絡ください。

プロトタイプ紹介ビデオ

↑日本語字幕ついてます。

プロトタイプ作成の協力者:まさはん https://note.com/mskkzw

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