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自分と向き合うコツ

仕事をしていると何らかの壁に
ぶつかることがあります。
キャリアコンサルタントとして仕事についての
ご相談を多く受けるときに
感じることは目の前の起こっていることに
注視してしまい冷静に考えることが
できなくなっていることが多いように
思います。

例えば
退職勧奨を受けてしまった
転勤の辞令が出た
異動でこれまで経験したことのない仕事につくことになった
転職活動がうまく行かない

様々な不安や怒り、不満、やるせない気持ち
そのモヤモヤとしたネガティヴな感情のまま
目の前の課題に取り組んでも
上手く行かないでしょう。

たとえ目の前の課題に解決策が見えたとしても
その解決策に納得が行かないことが多く、
見切り発車してしまいその結果が、
思うようにいかないと傷つき、
自信をなくしてしまう。

その状態では前向きにものごとに
取り組むことはできないでしょう。

そんなときには時間をとって自分との対話を、
してみることです。
私たちはネガティブな思考であれば、
どうしてもネガティブに考えてしまいます。

自分の怒りや不満を客観的に書き出してみましょう。
そんなことを考える自分にダメだしをせずに、
怒りを掘り下げてみましょう。
コツは「自分がどう感じたか」です。
相手の行動や、誰かの一言ではなく、
自分の感覚をしっかりと書き出して見ましょう。
時には罵詈雑言、人には見せたくない言葉が
出てくることもあります。

そんな言葉を発する自分を責めることなく、
そんな気分にさせた他人を責めることなく、
ただひたすら自分が感じていることを書き出すことです。

文章にならなくても、単語だけでもいいのです。

そして、言葉を振り返って見ましょう。
思いもかけない汚い言葉を使っていたり、
自分ではきがつかなかった感情が見えていたり、
ふと笑えたりするころがあります。

また、自分が本当に傷ついたことや、
ネガティブな感情の本質が見えてくることもあります。

自分に向き合って何か答えが見つかるわけではありません。
ただ自分の思考の癖や、
感情の奥に潜んでいる、本当の気持ちが見えてくることが、
あるだけです。


それが見えてきたら、さあどうするかに
取り掛かる準備ができたことです。

自分を大切にするためのひとつのヒントです。

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