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2023年11月11日オープン。西荻窪駅南口徒歩2分、スナックビル地下にあるカジュアル…

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2023年11月11日オープン。西荻窪駅南口徒歩2分、スナックビル地下にあるカジュアルバー。noteでは気まぐれに日記めいたコラムを書いていきます。

最近の記事

6Hz - 7Hz  『逢うべき意図に出逢えることを』

仕事をしていると、自分の意図がうまく伝わらないことが多い。 というか、僕の話は大概が嘘で塗りたくられまくっているので、そりゃあ意図も伝わりづらいに決まっている。 お店に『ito』というカードゲームがある。 『ito』は自分の数字カード(1~100)の大きさを「テーマに沿った言葉」で表現して、数字の大小を推理する協力型のカードゲームだ。 遊び方は至って簡単で、あるテーマに沿って自分の数字カードが何かを「言葉」で伝える。 例えば、テーマが「怖いもの」なら、【1】は全然怖くな

    • 5Hz - 6Hz  『Don’t look back in 短歌』

      オープンしてあっという間に半年が経った。 最近短歌を始めようと意気込んでいるので、この半年間の感謝の気持ちを五・七・五・七・七でまとめるべく、11月から5月までのトピックを振り返りたいと思う。 ■11月 ・2週間くらいプレオープンしてたら「プレオープンとは?」とやんややんや言われた。 ・いろんな人がお祝いに来てくれた。お酒、お花、「おめでとう」の言葉、久しぶりの顔、全部全部嬉しかった。 ・オープン日は風船が飛んだ。シャンパンが開いた。溢れんばかりの人がいて、「溢れんばかり

      • 4Hz - 5Hz  『ボーイ・ミーツ・ギャル』

        書いてるのが恥ずかしくなってきてしまった。 そもそも誰に向けて書いてるのかわからないし、誰が読んでるのかもわからない。書いたとてお客さんが増えるわけでも、売上が上がるわけでもない。Threadsで話題になるわけでもないし、ガールズバーの女の子からチヤホヤされるわけでもない。 むしろマイナスプロモーションになってたらどうしよう、X民に祭り上げられて炎上しないかな、と考えてたら夜も眠れないのだが、それはそれで逆手にとってうまくやっていきゃいいっショと、僕の心の中にいる令和のギ

        • 3Hz - 4Hz 『みんなのよふかしのうた』

          1ヶ月1更新を心がけてはいるものの、もう書くことがなくなってしまった。 勝手に目標を掲げて、勝手に使命感に駆られて、「何か書くことないかなあ」とうつつを抜かしていたらあっという間に2月も最終日。閏年に助けられて何とか間に合わせようとしているが、このままだと最近観た映画の感想とかを書くオナニーブログになってしまう。 2月を振り返ると人の繋がりを感じることのできた1ヶ月だった。もちろんそれまでも当たり前のように繋がりSUNSETだったのだが、どこかのお店でオススメされて、誰か

        6Hz - 7Hz  『逢うべき意図に出逢えることを』

          2Hz - 3Hz  『想像力と三百円』

          接客とは愛だ。 愛とはサービス精神と想像力だ。 というわけで、僕はAマッソ加納の大ファンなのだが。 加納のYouTubeの個人チャンネル『キウイチャンネル』に実のお兄ちゃんが登場した回がある。 加納のお兄ちゃんはバーテンダーをやっていて(めちゃくちゃイケメン、ぜひ動画見てください)、加納が京都木屋町にあるバーを訪れて兄妹でただ話すだけの回だ。 このお兄ちゃんが話していた、バーテンダーにとって大切なこととは?の答えが冒頭の台詞になる。 接客に愛が必要かどうかは全くわから

          2Hz - 3Hz  『想像力と三百円』

          1Hz - 2Hz 『なんにも覚えてないや』

          12月も、というか、今年もあっという間だった。 歳を重ねるごとに時間の流れを速く感じるというが、このままいくとどうなってしまうんだろう。 酔っ払い過ぎて「なんにも覚えてない」という言葉を、発することも聞くことも多かったこの1か月、これじゃあ2023年の半分くらいは存在しなかったんじゃないかと疑ってしまう。 そう考えると、歳を重ねるごとに、というか、お酒を飲むたびに時間の流れを速く感じてるだけなのかもしれない。 そう思うと、お酒を飲んでいない人達は1年をたっぷり堪能できて

          1Hz - 2Hz 『なんにも覚えてないや』

          0Hz - 1Hz 『駆け抜け過ぎて秋』

          オープンして1ヶ月が経って、店を開業することが決まった秋からのことを思い出してみた。  正式に決まったのは9月の中旬頃。 それまではゆっこから話だけしか聞いてなくて、やるとは言ったけど「本当にやるのかなあ」と疑心暗鬼レベルに過ぎなかった。 実際にお店を見て、お金や引き渡し日、諸々の条件などが正式に決まり、やっと実感が湧いてくる。 そこから早急に報告すべき人に報告、オープンまでのタスクや大まかなスケジュールを決めたものの、実際にお店を引き継いだのは10月の中旬頃。 居抜き

          0Hz - 1Hz 『駆け抜け過ぎて秋』