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いつになく忙しかった最近 第33夜

2019年9月13日   今月もこんばんは!

前回の翌日より東京に、里帰り出産をするお嫁ちゃんを迎えに行った。元々小柄な方だがお腹がもう8ヶ月とあって、ポッコリ出てそれもまた可愛かった。

3泊4日でゆっくりしてきた。本当は気を遣わせまいと近くのホテルに泊ろうと思っていたが、さすが東京・ご立派なホテルしかなかったので息子の家にお邪魔させてもらった。

久々の東京

東京も10年ぶりくらいで、おまけに行ったことのない地域に二人は住んでいるので電車の乗換に苦労した。モノレールしか乗ったことのない私は、京急に乗ったことが無いのでもうチンプンカンプン…空港まで迎えに来てもらったのは正解だった。

息子夫婦は気遣ってTDLに行こうかとか誘ってくれたけど、別に行ったことがないわけでもないし、身重のお嫁ちゃんを連れて行くのは無茶だろうと言って断った。それでもあまりに気を遣うので「帝国ホテルでピーナッツバターを買いたいから、ついでにアフタヌーンティーでも食べに行こう」と提案した。

そのついでに銀座に行って物珍しいところを案内してもらったが、どこに行っても人の量が相変わらず半端ない。やっぱり都会の方がビジネスチャンスはあるのかもしれないと思ったが、19歳の時最初に就職した会社を辞めて上京して2ヵ月で挫折して地元に戻った私には、やっぱりここは魅力的だが生活するところではないと再確認した。

まだ若かりし頃…

そう一度19歳の時上京して、同じ高校だった調布の友達の家に転がり込んだ。あの頃普通の部屋ではお風呂が付いていないのが当たり前だったから、夜10時までの銭湯に行くには9時までには戻って来ないといけなかった。それでも遊びたい盛りであったので夜通し新宿で遊んだり、とりあえずのバイトは水商売しかないので、御徒町の指名制のクラブみたいなとこに行った。これが夜の仕事デビューになる。

銀座の時給の高さには驚いたが、いくら無知でも厚かましく初心者の田舎者が銀座で働こうなんて思いもしなかった。というか調布に帰るのに遠かったというだけの話だがw

今思えば銀座で働いて自分で部屋を借りて住んだのなら、人生変わっていたかなと考えなくもないが、地元に戻って歩んだ人生も又後悔していないからこれはこれで良かったのだと思う。

田舎に帰って…

結局、東京は食べ物が合わないと言って戻って来たわけだが、実はこれからが大変だった。

会社を辞める前に同じ会社の人と付き合っていたのだが、東京に元彼がいて今彼と揉めたのである…結局別れることになり、帰ってきたら一緒に住むはずだったアパートに身を寄せたが1週間しか居られないので、次の住みかと職を探さなければいけなかった。

そこが生涯風俗嬢、ぬかりはない。会社勤めだけでは一人暮らしが出来ないので(実家の虐待?で高校を卒業と共に独立した)当時流行っていたパパ紹介所で一人パパを見つけておいたのである。そのパパに相談したら、会社の部門の一つに夜クラブをやっているからそこで働いて、寮も世話するからということに話が決まり、本格的に水商売へと流れて行ったのである。

今彼は、元彼との関係を疑って喧嘩別れしたのだが、そのあとにその彼こそが二股をかけていたのが判った。その時には怒るというより彼のずるさを知らなかった自分が滑稽でおかしかった。元彼も三股かけているような人だったから、夜の仕事と共に男は信用しないというか、できなくなっていった。

結局話が逸れてしまった…

東京に行ってお嫁ちゃんと一緒に無事戻って来た。空港にはお母さんがお迎えに来ていたので、後は出産までお願いするのみとなった。あちらのお母さんは一人暮らしなので気兼ねなくゆっくりできるだろう。病院も電車で行けばすぐ行けるとこなので、出産する日を待つのみである。

ひとりで息子を生んで、実家にも頼れずひとりで妊娠・出産・育児をやってきた私からすると、お嫁ちゃんはとても羨ましい…優しいお母さんに、マメな旦那様(息子)産まれてくる子もきっと幸せな家庭に育つに違いない。そうあってほしい。そういえば女の子だと言っていた。息子は名前を一生懸命考えている。

息子の父親は、21歳の時、上記の店から引き抜かれた次の店で知り合った。初対面で惚れられた。そして強引な誘いの上付き合いだしたら、良くある話、妻子持ちだったというだけのこと。

今夜は少し長くなってしまった。女子会をした話とか、妹とランチに行った話をしたかったのだが、もう寝ることにしよう…おやすみなさい。



ルームシェアを始めて2年経ちました。結構愚痴を言いながら続くものですねwこれからも暖かい目で見守っていただけたら幸いです。