見たアクション映画まとめ52「君たちはどう生きるか」


Web上で小説を発表しているおひさまの日向満家と申します。

※著作リスト→ https://note.com/hyuga_mitsuie/n/n1330bce1f7b8

今まで数百本見てきたアクション映画ヲタでもあります。2023年視聴分からまとめていこうかと思います。(今更ww)

「君たちはどう生きるか」(2023・日)

視聴日:2023.7.30
視聴方法:劇場

監督:宮崎駿

ちょっとどこまで書いていいかわからないんで一旦完全ネタバレ無しで書きます。いつか内容踏まえて書くかもしれません。アクション映画くくりで書くべきかどうかも迷いますが……
実は宮崎駿さんが監督した作品を劇場で見たのはこれが初めてかと思います。(ジブリ全体でも劇場で見たことあるのはアリエッティだけだったような気がします)

テレビ放送はよく見ているのでもちろん好きな監督なんですが、まぁそんな感じに不熱心なファンでも今回劇場まで足を運ばせたのは、「劇場に行かなければ何の情報も得られない」という今回の宣伝戦略ですね。まんまと乗せられました😅

普通にやれば大爆死を免れない「宣伝をしない」宣伝ですが、それに耐えうるネームバリューを持つスラムダンクや宮崎駿作品が積極的にこのような実験をしてくれているのはありがたい状況ですよね。
作品としても過去作ほどの華やかさがあるかと言われるとそうでもないし、ストーリーをわかりやすく切り出せるかとなるとこれまたそうでもないので、小出しにするよりもむしろ効果的な、この作品に合った宣伝手法のような気がしました。

この作品の感想としてよく見られるのは「よくわからなかった」という言葉。この映画を見に行ったのは、そうはならないぞと自分を試すという意味合いもありました。
映画を見て一つ思ったのは、直接的に何かを啓蒙するような作品ではなかったということ。(元となった小説は読んだことがないので何とも言えませんが……)
さらにつけくわえると、世界観の考察はいくらでも深められそうですが、それ自体にあまり意味はなさそうだということ。メタファーをいくら追っても結局わからないし(文学研究をかじった者としてあるまじき態度かもしれませんが……汗)、それ自体にそんな重要な意味はない気がしています。
どちらかというと一人の(あるいは複数人の)生き様を見せるからその背中を見て勝手に学べと。そのうえで自分で考えて生きていけと。そういうメッセージを持つ映画なのかなぁという、一個人の感想でございました。。。


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