私をハゲまして。

最近、前髪が禿げているように感じる。

きっかけは、家族でご飯を食べに行った時に
母親に「前髪禿げてきてるやん」と放たれたあの言葉である。その時は咄嗟に「禿げてないよ」と答えたが、その日から禿げているのではないかという疑念がずっと頭の中に居座っている。

いや、思いあたる節はある。最近、というか先月、パーマを当てた。その影響で前髪が捻り、オシャレになり、結果、ハゲ感を醸し出しているのかもしれない。

そう考える他、現在自分を納得させる方法がないのだ。

思い込みによって、太りやすくなったり、痩せたりすると聞いたことがある。
プラセボ効果というやつだ。太る太ると思い込んで食べていると太りやすい、だとか。
信じ難いが、この思い込みによる身体の影響は少なからず存在していると私は思う。

だからこそ、禿げていると考える訳には行かないのだ。

だって禿げたくないもん。若ハゲだよ？22歳だよ？

でもここで、禿げたくないから、禿げていると思わないでおこうというのは、禿げていることを認めてしまうことになるのだ。因みに、禿げとハゲで表記の仕方が違うのに意味は無い。

あぁ、困った。完全にハゲのループから抜け出さない。
どうか、どうか、このコメントであなたは禿げてないよと言って欲しい。
いや、ほんとに禿げてないんだもん。多分。
おでこ広くなったかなとか、前髪なんか分け目よく出来るなとか、ちょっと思うけど、禿げてはないもん、違和感ないもん！

励ましてくれることを祈ってます。
ハゲだけに。