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2024年6月の振り返り

今更だけど 2024年6月の振り返り(読んだものとか、やったことの備忘録)です。先月分は こちら

読んだもの

俺たちの箱根駅伝 上下

あまり小説は読まないのだけれど、中目黒の蔦屋書店で平積みされているのを見かけて、「読んだら走るの楽しくなりそうんだな〜」とか思って買ってみた。箱根駅伝が選手、監督、TV局の3つの視点で描かれていてなかなか面白かった。

作中に「信じられるものを求めて」みたいなくだりがあって、その文脈とは少し違うのだけれど、自分にとって「積み上げてきたもの」(それこそ日々のランニングで走った距離とか、仕事に対して費やした時間とか)は「信じられるもの」で、これが何気に心の支えになっていて、ちょっと大変なときとか、最後までやり切るときの燃料になっている気がした。

「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?

会社の同僚にオススメされた本。とても良かった。コミュニケーションエラーを認知科学の側面から解説してくれている本。

  • 言語によるコミュニケーションは、1. 自分の考えを適切な言葉にして(言語という記号に抽象化して)、2. それを相手が解釈する、というプロセスなので、選ばれた言葉に対する解釈が自分と相手で同じか?というところに大きな不確実性がある

  • 人それぞれスキーマ(過去の経験など前提知識)が異なるので、「同じ言葉」でも意味・解釈が異なることがある。しかも、それに加えて人間特有の様々なバイアスがかかるので、「自分が思っていることがそっくりそのまま相手に伝わる」ということは 100% あり得ない

  • ということを踏まえたときに、我々はどうコミュニケーションを取ればよいのか?

みたいなことが書いてある。いくつか Tips 的に具体で紹介されていたけど、大事なのは「自分と相手で言葉の受け取り方、意味・解釈が違うという前提に立つこと」と、その上で「そのギャップを想像して、埋める手間を惜しまないこと」なのかな。このギャップを想像する上で認知の力(メタ認知・心の理論)がめちゃ大事になってくる。

で、これを鍛えるにはとにかく内省するしかないわけで、ファストアンドスローでいう「システム2」で「システム1」をレビューして矯正していくしかない。(余談だけど、直感のことを「システム2による長年の訓練(メタ認知を働かせて自分の思考プロセスを振り返り、課題を特定し、その課題を解決すること)によってシステム1が磨き上げられたもの」と説明しており、これは良い言語化だな〜と思った)

同じ著者が書いてる 言語の本質 がまだ読みかけだったのを思い出したので、改めて読んでみるかぁ・・・と思った。

経営中毒

X で立て続けに Post を見かけたので買ってみた。とりあえず目次をパララパラと読んで興味ありそうな第2章と第3章だけ読んでみたけど、あまり刺さらなかった。自分の視野・視座だとまだ足りないということなのかな〜

やったこと

リレーマラソン

会社のランニング部(?)でリレーマラソンに参加した。国立競技場1周1.4kmをタスキを繋ぎながら交代でぐるぐる走るイベントで、2時間で何周走れるかを競うもの。

大人の運動会!って感じでとても良かった。みんなで何か1つのことに全力で挑む、というのはやっぱり楽しい。今回は企業部門5位だったので、次は3位以内を目指したい。

ランニング

今月は 238km 走ることができた。基本的に土日のロング走で距離を稼ぐスタイルなのだけれど、今月は旅行や子どもの運動会, 会社の合宿などのイベントが多くてあまりまとまった時間を取れなかったため、200km難しいかな〜と思っていたが何とかやりきれた。平日朝と夕方(帰宅ラン)の2部構成でちまちま距離を稼ぐ作戦で何とかなった。

旅行先で奈良公園を走ったり、合宿先で海沿いを走ったり、普段と違う場所を走ることができたのが良かった。

ちょうどいい感じの場所にシカがいた
当たり前のようにシカがいてちょっと新鮮だった
古墳のまわりを走ったけど、平地なので古墳みは感じられない

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