不信感を募らせないために

人と人が関わる以上事の大小は別としてトラブルが発生することはままある事です。
催眠においても自身の過失に因るトラブルに対してどう対処するかはとても大切な事ですが、その為には心がけが非常に重要となってきます。
こらがまた催眠に不慣れな人(結構多いと思います)がミスを犯すとやりがちなのが「催眠で誤魔化す」です。
これマジでやめましょう。
あなたの信用が無くなるのは勿論ですが被験者に無意味無用な傷を残しますし表面上誤魔化せたと思っても相手は言わないだけだったり「なんかこの人嫌だな」というのは必ず残ります。
これが常態化して「通用する」と勘違いしてしまうと自身の成長を阻む上日常においても誤魔化す事が癖になってしまうでしょう。

真摯に対応する事

関わっていく上で相手に嫌な思いをさせたり不利益を与えてしまっても多くの場合、相手はそのことに対して指摘してくれることは多くありません。
ですから苦情が来たり、あるいはやんわり指摘された時こそ信頼関係の再構築のチャンスだと言えるでしょう。
そこで身勝手な言い訳をしてしまったら完全に終了です。
厄介なのは、無意識で反射的に自己弁護に走ってしまう人です。
・そう感じるんだ?(そう捉えるんだ?)
・そういうつもりじゃなかった
・違う違う!そうじゃないよ勘違いしないで、あのね・・・・・
・その事について、そう思われたなら謝ります
などは相手には「俺(私)悪くない」に聞こえてしまいます。
まずは相手が何を訴えているのかを聴き取り、相手がどんな気持ちになっているのか?を理解することが大切ですね。
また、むやみに「ごめんなさい」だけを言っても相手には伝わりません。
これも良く見かけるのですが「ごめんなさい」を「もう黙れ」に思われるような使い方をするのは得策ではないのです。

言われちゃったよ、と感じる事とこれ改善したら関係性が良くなると捉えることの違いには大きな開きがありますね。
自分がどう思ったか?よりも相手にどんな思いをさせてしまったのか?を気遣うと「起きてしまった問題」から逃げずに済みます。
関係の改善に努めているのか自己弁護に力を入れているのかでその人が知れてしまいます。
弁解 弁明 釈明の違いを押さえておくと良いでしょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?