催眠術師RED

都内を中心に活動しているプロの催眠術師です 催眠をかけたい人もかかりたい人も多くの人に役立ちそして為になるお話を書いていこうと思います 催眠術スクール開催中 ©催眠プロジェクト・イレブン&催眠術師RED

催眠術師RED

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    最近の記事

    楽しく学んでいただけました

    綾瀬ひまりさんをモデルお迎えしての催眠術スクール終了いたしました。 ひまりさんの被験性は初めての方にまず第一歩の自信を持たせて下さった事と思います。 また受講者の皆様から私自身も学ばせていただく事も沢山ありました。 懇親会では恒例の静岡の日本酒を楽しんでいただきました。 今回お持ちしたおサケは磯自慢の限定酒!すっきりとした飲み口であっという間に一升瓶が空いてしまいました(笑) 皆様に質の良い催眠と催眠術師同士の良好な交流の為にこれからも楽しく良いスクールを提供していきますので

      • 権威暗示と間接暗示

        Twitterご覧いただいている方は既にご存知かと思いますが、今朝右手親指を切開しました。 事情についてはTwitterを見ていただくとして、こんな状況でも催眠的な学びはあるものですね。 まずベッド上で横になるよう指示されました。 おおおこれから切るのか、痛くないと良いけどなぁとめちゃ緊張します。 そして医師が看護師に写真を撮るように指示を出していました。 なるほど、指を切るに当たって事前に状態を記録する必要があるのだと思います。 「ではREDさん、手を握って親指だけしっか

        • 不信感を募らせないために

          人と人が関わる以上事の大小は別としてトラブルが発生することはままある事です。 催眠においても自身の過失に因るトラブルに対してどう対処するかはとても大切な事ですが、その為には心がけが非常に重要となってきます。 こらがまた催眠に不慣れな人(結構多いと思います)がミスを犯すとやりがちなのが「催眠で誤魔化す」です。 これマジでやめましょう。 あなたの信用が無くなるのは勿論ですが被験者に無意味無用な傷を残しますし表面上誤魔化せたと思っても相手は言わないだけだったり「なんかこの人嫌だな」

          • 意外と困る外野の茶々

            当たり前と言えば当たり前なのですが、AVの撮影現場で困っちゃうのが催眠に理解のない人が女優さんに余計な一言を言っちゃうこと。 随分前ですが、タイムストップの後催眠暗示を入れた後の休憩時間に、ある人が面白がって笛の音を口真似で「ピッ!」と何度もしつこく繰り返していたんです。 当然女優さんは一瞬ではありますが動きが止まってしまいます。 それをまた面白がって「ピッ!」とか言うので女優さんが苦笑いしながら「もう~やめて(笑)」って言うのですが・・・たまにいるじゃないですか、嫌がると面

            催眠暗示にだって間接暗示があるんだから

            「私ダマされやすいから催眠術かかっちゃうと思う」 これ聞いて「やった!楽ショー」と思うのは早計です。 催眠術を始めたばかりの人は素直にうれしいなと思うのかもしれませんがさにあらず。言葉を読むことが大切です 言葉を読むとは まず騙されやすいとおっしゃっていますね。 なぜ騙すなのでしょうか。催眠を騙す技術だと思っているからです。 だとしたらそこに乗っかって「うんうん、そうなんだ!?じゃやってみましょうか」なんて言ってはダメです。 自分は騙す人だと認めているようなものですよね

            催眠の解除

            「催眠は一晩寝たら解けるって聞きますが本当ですか」 こう聞かれる事が何度かありました。 これをまに受けて催眠を解除しない術師がいたとしたら、とんでもない話だと思っています。 正しくは「催眠状態は解ける場合が多いが催眠暗示は入ったままの事が多い」です。 こんな事催眠を正しく学べば基礎中の基礎で、よほどいい加減なテキストでない限り解除の方法とその理由が書かれていて、何も今更私が言う事でもない訳ですが、こんないい加減な話が未だに出て来るので、こうして書いているわけです。 何事にも

            取った取られたじゃ無い

            もう15年以上前のことですが見ず知らずの方から、こんなご相談を頂いたことがありました。まあご相談と言うよりも一方的な要望だったのですが。 要約すると「被験者を取られました。取り返して欲しいです。僕の被験者なのに」との事。どう言うことなのでしょう。 どうやら催眠のかかりの良い被験者さんと出会うことが出来てしばらく催眠セッションをしていたのでしょう。ところが被験者さんがいつしかその方以外の催眠術師と関わるようになり、やがてそちら側に行ってしまったようです。 そもそも取られたと言

            催眠はコミュニケーションの為のツールなのか

            コミュニケーションの為に催眠を習いましょうと云うふれこみは何十年も前からありますよね。 いったい催眠術でコミュニケーションを取るってどう云う事なんでしょうか。 誤解されている催眠の活用 これは催眠術を用いて他者を思い通りに出来ると云うことではありません。 ともすれば古い雑誌の広告にはそのように誤解されてしまいそうなふれこみで集客をしていたものもあります。 実際に私はそういった教材を買った事はありませんのでどのような事が書かれていたかは知らないのですが、まあインチキも多かっ

            ラポール

            ラポールって何でしょうね。 催眠に限らずラポールと言う言葉は使いますが、ここでは催眠で言うラポールについて考えてみましょう。 さて、ラポールとは催眠前の説明が一通り済んだって言うことなのでしょうか? 私は違うと思います。 ラポールの形成には相互理解が必要なのだと思っています。 もっとも集団催眠ショーなどではある程度省略するのはケースによってはありだと思いますが催眠の撮影や出演させていただいている番組、講習会・スクールなどでのモデルさんとの関わり等々さまざまなシーンで必要であ

            催眠術は信じていないとかからない?

            おそらく皆様の中には信じていないとかからない、と考えている方も少なからずいらっしゃると思います。 本当にそうなんでしょうか。では信じていない人とのセッションは上手く行かないのでしょうか。 信じてもらわないと始まらないと言っちゃう人 人を介して催眠の施術を行うこともあるのですが、ちょっと困ったなぁと思うのが、被験者様とお会いした際に仲介やキャスティングした方が「こういうものは信じてもらわないと何も始まらないので、まず自分は催眠にかかるんだって信じてくださいね」って言っちゃう

            言葉の威力

            言葉というのは意思を伝えたり記録を残したりする為に必要なツールですね。 今日は暗示、それも先日書いた催眠と暗示で記述した ※2.についてお話をします。 それは催眠状態でなくても暗示が有効となると云うお話でしたね。 何故でしょうか?それを理解する為に暗示の種類について少し踏み込んでみましょう。 催眠暗示には直接暗示と間接暗示がありますが、その間接暗示に属するもので威光暗示・権威暗示と云う暗示があります。 制服や肩書き、資格や身なり、人間関係などがそれにあたりますね。 この状況

            諦めない事と待つ事

            昨日1月29日は志摩ことりさんを被験者モデルにお迎えして催眠術師REDの催眠術スクールを開催しました。 今回の受講者様は全員リピーターの方でしたので少々内容変更し、より深く掘り下た内容の講義を行いました。 その中で撮影の現場で行う催眠の手法は、一般的な催眠の施術と違うのですと云うお話をほんの少ししました。 そんな現場のお話ですが昨日お話し忘れた(というかお伝えしたい事が多すぎて話しきれなかった)事を新幹線の移動中に書いてみましょう。 プロとして活動したての頃に関わった件の

            催眠療法系はよく考えて

            催眠療法やヒプノセラピーという言葉を聴いたことがあると思います。どう言った催眠なのでしょう。 催眠は大まかに分けてショー催眠、催眠療法(民間療法)、医療催眠がありますが、このうち医療催眠というのは治療行為で医師が行うものですから私達一般の人が行ってはいけないものですね。 ヒプノセラピーと云う言い方は催眠療法より少し柔らかい印象があり、私はもう少しライトなイメージを感じますが、今回は同義語として考えて行きます。 今日はそんな催眠療法にクローズアップしてみましょう。 催眠療法と

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            催眠をなんと心得る!

            もう随分前の嫌なお話です。 地元静岡での知り合い…と言ってもたかだか数ヶ月程度の関わりの方なんですが、その方の知り合い?だったか先輩だったかを紹介されました。 催眠術に興味があるのだそうです。 最初は普通に催眠術って本当にあるのかとか自分でも出来るのかと言ったお話をしていたのですが、やがてなかなかゲスいお話に持っていかれました。 まあ見かけで判断するもんじゃないと思いながら最初はお話をしていたのですが、結局見掛けと一致する人でした。どうやらお仕事もそれっぽい?のかなって。

            思い上がることの危険性

            冒頭から何やら穏やかでない言葉が出ましたが、ある程度催眠誘導に慣れて来た人が被催眠性の高い人に出会うと催眠術でなんでも出来ると思い違いする事があります。 それは催眠術師の技量でそうなっているのではありません。 凄いのは催眠術師ではなく、それだけの潜在能力を持っている被験者さんです。 そこを忘れてしまうと自分の手に追える範疇の事でないにも関わらず無謀・無理な催眠を行なってしまいかねません。 酷いケースだと「風邪引いたの!じゃ熱下げよう」とか「歯が痛いの?よし!催眠で痛いの消そ

            催眠と暗示

            暗示を入れるには催眠誘導が必ず必要なのか 結論から言っちゃうと必ずしも必要ではありません。 これは私的な解釈ですが、良くこの話題が出るのは催眠術の定義によるものなのかな?と思います。 まず何と言っても「催眠」と云うワード自体がややこしいですね。 これが混乱を招く要因なのでは?と思います。「眠りを催す」って事ですからね。 私が書いた記事をご覧くださっている方はもうお分かりかと思いますが眠ってはいません。 ※1. でも確かにこの状態は、ぼんやりしているように見えますね。 では催