「日本の核保有がいかに無益で危険か」【自著平和 7章 石破茂代議士との対談(2006年)【自著平和再刊プロジェクト】
え~皆さんこんばんは。2024年7月6日 土曜日 夜の21:46分をまわりました。立憲民主党衆議員議員 原口一博です。
今日は、え~都知事選、それから都議の補選の最終日ですけども、皆さんご苦労様でした。え‥今日中にですね、あと3つ後書きを書かなきゃいけないんで‥自著「平和」の第7章 日本の核保有がいかに無益で危険か という‥これは2006年にですね、元防衛庁長官・防衛大臣もされましたね、石破茂さんとの対談です。
まあ石破さんの役職はその後いくつもいくつも積み重なってるんですけども。
石破さんとですね、核保有がいかにま‥有害無益かということを話したものを中心に、え‥後書きを作っていきたいと思っています。で、この時にですね、もうずばり 石破さんに聞いてるんですね?
(ところで聞き手の)僕は、核は絶対日本が持つべきじゃない、と。(いう持論)
まところが今では‥そうですね北東アジア非核地帯国際条約議員連盟を作って、日米韓で進めてるにもかかわらず、韓国でも日本でも、おおっぴらに核保有すべきだという人がいますね‥。
で、この2006年っていうのはどういう年かというと、北朝鮮が核実験をついにやった年なんですね。じゃあ、その後どうなったかっていうのを、ちょっと北朝鮮に絞って、え‥ロイターがあの記事を元にまとめたものがありましたんで、ちょっとそれでおさらいをしてみたいと思います。
で‥いくつかこの安全保障を考える上で、いくつもいくつもターニングポイントがありました。それも合わせて、え~申し上げておきたいと思います。
で‥正直に言いますと、僕が1996年に国会に送っていただいてですね、驚いたことがありました。安全保障っていう、まぁ様々な危険・脅威に、どう備えるかということが、ずっと棚上げを、ある意味棚上げをされていて、右左のイデオロギー論争に終始をしている。で、同じく敗戦国のドイツは、自分らがその‥他国に侵略されたりですね、脅威に出遭った時に何をするか、という法律があります。国家安全基本法ですね。
で日本には、それがなかったんですよねぇ。むしろ「ガイドライン」って言って、アメリカの指揮権密約っていうのを(1952年の密約)、こないだ国会で明らかにしましたね‥。まさにその、アメリカと一緒に何をやるかっていう ことはあっても、自分たちが[※自国が]何をやるか、それから緊急事態において、国民の権利義務をどのように保障するか?ということは、逆に書かれてないんですね‥。でそれは非常に危険なことだ、ということで、僕らはえっと2003年に、民主党で‥緊急事態基本法 っていう法律を作りました。で今、どう血まよったかよくわから‥血まよったっていうと失礼な言い方なんで取り消しますけども、なんと、憲法の中に 緊急事態条項を入れようとしてますね?
でこの時、石破さんと僕との共通認識は、「そんなことしないでも今でも事態に備える法律はある」し、いやもっと言うと、逆に「法律で整備をしなきゃいけない」ということを、外国からの侵略やテロ・騒乱などの有事や大規模災害・原子力発電所の臨海事故ですね‥この臨海事故についても、備えるべきだと、いうことを当時、僕らは考えていた。ま、まさかそれが、あの現実のものになるとは、まあ夢にも思ってはないんですね‥。
まちょっと、原発の話に少し話が飛びますが、この石破さんとの対談が、僕の「平和」っていう本の、7章(「核保有は有害無益」)に書いてあるわけですけど、その後の8章が、歴史正対する力で、で9章は何かって言うと、えぇ‥そうですね、9章は長嶋さんとの対談、そして え‥10章が中川さん、そして11章が河野(太郎)さんなんですね。
河野さんは今大臣をしてる‥彼とはですね、「真実に蓋をしない政治」って いうので対談をしていて、この中に、奇しくも福島東京電力「福島第一原発」が出てくるんですね。‥えぇ、ま次の章のことをここで言うのはあれですけど、河野さんと何を考えていたかというと、もう原発は無理だ、と。国が買い取って、そして 0 に向かわせなきゃいけないんだ、と。 このリスクを、まさに「廃棄するところがない」「トイレのない」なんとかっていう話がありますけど、それは限界なんだから!、そういう《真正面から現実を捉え》たら、核燃サイクルの隠れた事実★[最下部・記事補記参照]についても、しっかり踏まえとかなきゃいけないし、そして、敗戦処理で出てきた「プルサーマル」なんていうことをやっていたら、さらにリスクを拡大するんだということを、言ってるんですね。
で‥この根拠のない「なんとかします」を続けていけばですね‥最後は、このメルトダウンに至る重大事故に陥るだろうということを、ここで話してるんですですね。。ま、その心配が結局現実のものになるとはその‥(略)‥7年後ですね。7年後に、現実のものになるとはとても思ってないんです。でもこの本を出した時に、原発関係の事業者の人がですね、僕に会いたいって言ってきたんですね?で‥まあ、文句言うんだろうなと思ったんですよ。えこんな本を出してね?それこそあなたはあの民主党の共産党ですか?と。
まとにかく自分たちの「理解のできないものを共産党」っていうのが得意ですね?まそんな風に非難するために、わざわざ社長から何から来るんだなと思ったんですけども‥意外なことが起きたんですね!ここに書いてあることは本当です、と。自分たちはこのリスクを、(リアルなものに思っているので、あなたの意見に「賛成である」と)。
「原賠法(原子力損害賠償法)」っていう法律があります。原賠法は何を定めているかというと、原子力のこういう、メルトダウンをした時に‥まひどい事故の時のでもですね、無限責任を事業者が負え、という法律なんですね?国策でやっておきながら!ですね。で、責任は事業者に押し付けるっていうのはそれはひどくないですか?と。
で今僕らは、あの国民民主党の時に法律案を出しました。それは何かって言いと、原発を、手あげ方式で、そして国が――あくまで手あげ方式ですよ?希望をするところが――手を上げて、自分たちのバランスシートから原発を国の方に移すそして国の責任で以て廃炉・原発ゼロを。で、そうしないとですね、事業者の経済の論理に任せておけば、――原発は負債ではなくて資産ですからね、資産を投げ出せなんていうことは言えないし、そんなことしてしまえば原子力発電所を動かす、あるいは安全に止める、あるいは安全に廃炉に持っていく‥。そういう人材や資源まで、無くなる、訳ですね?
だからこういう法律を出してるんですけども。意外なことに、彼らが言ってきたのは、この意見に賛成だ。で、その企業はその後あの不祥事が続いてですね、で結果、僕に会った人たちもいなくなってるんですね?
東京電力福島第一原発事故の時に、あの時のあの人たちのような方がおられたら、こんな風にはならなかっただろうな、って思いましたね。
さて話は安全保障の方に戻すと。
エネルギー政策の原発とですね、核政策安全保障の政策の原発は、全然あの別物じゃないんです、裏腹なんですね。
いわゆる原発を動かして核に使うあの核爆弾に使うエネルギーを得るプルトニウムや、あるいは濃縮ウランですね?これは「裏腹になってる」で、そのために何が起きてるか?って言うと、原発の構造も、これ我が国で独自に作ったものではありませんから、幾重にも Confidential (コンフィデンシャル)、つまり秘密が入ってるってことです。つまり自分たちが(僕らは、2011年のあの事故を――3月11日の事故を、真の当たりにしたんですけど)、あの時に1番困ったことは、その‥コンフィデンシャルのところだったんですね。で、「安全保障の枠組」を言うと、本来は1990年代初頭に、冷戦が終わる、終わったら、日米安保も含めて安全保障の枠組を時代に合わせて変化させとかなきゃいけなかった。ところが前の時代も、多くをさぼってる――(さっき申し上げました)緊急事態における立法っていったものがなかった。ま、国家安全基本法なるものは、当時の民主党の若手と、自民党の若手(と)、こういう石破さんのような方々と一緒に作って、そして、それは成立させることができた。だけど、緊急事態の基本法については、ここで石破さんがおっしゃってるけど、あれはやっておくべきだった、と。でそれを反古にしたのは、政府がいかんということを率直におっしゃってるんですね?
で、こういう‥なんか与党と野党との共通の基盤があった時代と(較べると)、それがですね‥安倍内閣の誕生によって‥もう根底から覆ってくわけですね‥。それなぜかと言うと、一部彼らが、《憲法によらない改正》――集団的自衛権の一部に踏み込んでいくわけです。
✎﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏
[R:安倍が閣議決定主義の手法多用にて崩壊させていった「与野党共通基盤」というものの要諦は、日本国の自衛の枠を、集団的自衛権などという形による覇権主義的な軍拡方向には、けして推し進めさせない・米国傀儡勢力によるハンドリングにも、国内で連帯して歯止めを掛ける、という黙契的相互了解の線だった。この当時(2014-15)、PKO→PKFへと、じつに陵辱的に、つまり(戦後日本に於いて、国権などは前もって幻想の繭のものであった、というにせよ)なまに 交戦権=自衛隊員にとっての人権! ごと粗末に遺棄する形で、じつに非人道的に、野蛮に事が推し進められた。その戦力が、army に属するにせよ force に属するにせよ、交戦権の任務職責を有する存在への人権蹂躙という災厄は、十年も経たぬうち国民にも降りかかってくる!ということである 教訓の無い国にならぬよう祈る 文字おこし者記]
﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏
え‥岡崎久彦さん[サウジアラビアとタイ王国で特命全権大使を歴任。外務省では情報調査局長を務める。祖父の岡崎邦輔は陸奥宗光の従弟にあたる。外務省ではケンブリッジ大学での英語研修を皮切りに、在外で在フィリピン大使館・在フランス大使館・在米国大使館・在韓国大使館に駐在、本省では国際連合局に勤務。課長就任後は調査企画部の分析課長・調査課長・調査室長・調査企画部長・情報調査局長と、情報部門の幹部を歴任。駐タイ大使を経て1992年に退官。外交評論家として活動]
え‥松下政経塾時代にも勉強させてもらってですね、僕は彼にあの‥世界のいろんな国を勉強しろ、と言われたんで、「岡崎先生僕はロシア(当時のソ連)を勉強させてください」と。ですね‥で、だめだと。「君はまず日米を勉強しなさい」と。当時ですよ!当時、東西冷戦で、軍事力やいろんなとこで角付き合わせていたけども、重要度から言うと岡崎先生が僕におっしゃったのはですね、アメリカを100度としたらロシアは1だ、と。まずアメリカを知れ、ということだったんですね‥。
でちょっと前置きが長くなりましたけど、この核実験の後、北朝鮮がどうやったかって いうのを、ロイターのこのまとめで見てみたいと思います。
[※緊急事態基本法関連資料]
ね、あの2003年に‥民主党が公案を構想した。まぁしかしここのwikiに書いてあるように、(ホームページで公開しましたけど)ここまで合意していたにも関わらず、反古にされてるんですね ?! ちょっとこの、ホームページに出てたやつをここに書いてある‥で緊急事態の定義――今みたいな、ま憲法の効果をですね、憲法改正そのもので停止条項を作る、なんて そんな乱暴な話じゃないんです、どういう時を緊急事態とするかという定義を書いた、そして基本的人権――この日本国憲法に保障する基本的人権は、最大限尊重しなければならない、と。でこれを制約することが余儀なくされた場合においては、もうそれは必要最小限に留めるべきであるという、基本的人権の尊重原則を書いてるんですね?
まこればっかり言うともうあの時間がなくなっちゃうんで、ここでやめますけども‥是非あの1回、目を通していただければ、と思います。
それで‥この後、現実 北朝鮮の核実験がどうなったか、ということで‥その後、北朝鮮はですね‥えっともう1回 共有し直しますね。
北朝鮮はその後 6回、核実験を行ってるわけです。でこの時に石破さんががおっしゃってた通りですねぇ、核開発っていうのは貧しい国の武器・貧者の武器っていう風に言われていたんですね。陸海空軍、その他の戦力を維持するお金もない‥だけど、核に特化すると安上がりにできる。しかも相手に対して強烈なダメージを与える、というロジックですね‥。
これがロイターの、北朝鮮の核開発です。え‥この時――2018年ですね――「北朝鮮は核実験場を破棄すると、約束した。以下はこれまでの核開発の様子である」と。これ2018年5月15日に更新したものですね‥。
この後もまだある。核開発はどこで行ってるか?よくあのミョンボンの核施設が出てきますね。ウランの濃縮施設原子炉、原子炉はこの丸で、示されてますね。で、核実験場‥これですね。
核実験場がどういうものなのかっていうのも、ロイターはかなり詳細に、こうやってまとめてますね‥で‥トンネルの入口――最初の核実験がどう行われたか――その後のですね、核実験が、結局北朝鮮は6回、核実験を行っている‥であろう、と思われるんですね‥。2018年の4月19日,2018年の5月14日‥あの日朝平壌宣言というのを小泉氏の時にあげて、核実験しないということでしたけども、それもう見事にあの破られて、ですね‥2018年4月19日,5月14日、金正恩(キムジョンウン)氏になってから、ここに書いてるように、急増してるんですね。キムジョンウン氏が政権の座につくと、ミサイル発射核実験が頻繁に行われるようになった。2017年の9月3日に行われた6 回目の核実験は、2016年9月に行われた時に比べて、何倍もの強力なものであった、と。
で核はですね、「実験しないと実践できない」んですね?だからどっかで実験する、と。で、かつては地上でやったり空中でやったりしてたのが、それがまぁ、地下の核実験になったんです。しかしその地下の核実験も、深刻な影響を与えるんですね?環境やあるいは(地底に?)
これよくまとまってますね。それから、核は持ってるだけで実験しないといけないって、今言いましたけど、核は持っているだけでそのままでは相手んとこに届きませんから、弾道ミサイルに乗せる、あるいはミサイルを飛ばす技術が必要、なんですね。これを見てみると、核実験と共に、彼らはそれを弾道ミサイルに搭載して、そして発射するようになってるわけですね‥。
で、地震で、まこうやってわかりますよ!ということで、水爆開発にも成功してるんじゃないか?って。ロイターは見ている‥。
まこれがま貴重な、あの資料ですね‥。
で‥じゃあ、これを押し進めていいのか?と。で今回、えロシアは、北朝鮮に極超音速ミサイルを供与する――「技術を供与する」、或いは「(ミサイル)そのものを供与する」という危険が出ています。
で、それでもですね‥それでも彼らは、何を脅威と思い何を防ごうと思っているのか?と、向こうの側から見てどうか?っていうことも、必要なんですね。
え「脅威」っていうのは「意思×能力」です。相手をやっつけようっていう意思ががないと、単に持ってるだけではですね、それは脅威 にはなりません。だけど核の場合は、(持ってるだけなら)脅威になりませんって簡単にね、言い切れるわけじゃないんですよ。なんとなれば、それが盗まれたりあるいはコンピューターの穴に侵入されてですね、不当に使われるっていうことがあるわけですね‥。
で、もうちょっと時間がなくなってきましたんで、僕はあの‥日本が核保有することは全くありえないし、やっちゃいけないと思います。もう、その(理由)‥
第一は、もう何回も 言ってますが、旧敵国条項ですね、我が国が変な動きをすると、した時に、敵国に対してそれを(平たい言葉で言うと)ボコボコにしていいと(いうことはないはず、で)国連憲章は国連加盟国が武力でもって他国を侵略したりを攻撃することを禁じています。しかし、それの例外があるんですね?でその例外は何かっていうと、国連っていう言葉がユナイテッドネーションズ=UNっていう言葉ですね。ユナイテッド ネーションズっていうのは連合国[戦勝国連合]っていう意味です。誰が国連って訳したんでしょうかね?そんな(柔和な)日本語訳をつけたんだろう?って、僕らはすごく違和感を持つんですけど、ユナイテッネーションズっていうのは、え第2次世界大戦の戦勝国のユナイテッド:連合っていう意味ですよね?
だから、P5 国連の常人理事国はアメリカ・ロシア・中国・イギリス・フランスのこの5ヶ国、これ全部戦勝国であり、核の保有国です。核を持ってるっていうことが力だって言う人・思ってる人たちに、改めて言います。頭のネジが外れてる。人類全体をですね、危険にさらすようなことを「力」だなんて思うのは、全くのイルージョンですね。
で この日本が核を持つ、それはあの、国連憲章上もありえない、です。
もうその、素振りをした瞬間にですね、え今の戦争してるどの国よりも悲惨なことになります。え‥それが証拠に、ですね。あの‥安倍内閣の時でしたけども、日本から、当時ですね‥ものすごい右傾化して‥アメリカ政府が警戒したことがありまして、核燃料(プルトニウム)を引き上げさせられましたね、 それぐらいあの‥信用されてない。 IAEAの核査察も1番多いのが日本だっていうことは、共有しておきたいと思います。
で、石破さんが(2006年当時の石破さんですよ、今の石破さんじゃないんで)、え‥「日本の核保有はデメリットの方がはるかに大きい」というところで、なんて彼が言ってくれてたかというと‥
石破さん:「原口さんと同意見です。日本が核を持つべきだ、という人はいます。学者にもいるし、評論家にもいる。言わないだけで国会議員にも、いるはずなんです。しかしそういう人が、例えばアメリカはワシントンやニューヨーク、ロサンゼルスに、「核を打ち込まれてまで、日本を守る」はずがないので、日本も核を持つべきなのだ、という意見を持っていたとして、それが日本の独立のために必要だと信じるのであるなら、公の場で堂々としてほしいと私は思うんです、と。
で、この時はそんなものがいるわけないって石破さん思ってるんですよ。‥だと思われます。。。ま、(僕は)石破さんじゃないんでわかんないけど。しかしもう今堂々と言う人たちが出てきました ねそれだけやっぱり時代が膿んきてるんだと思うんです‥。
でちょっと石破さんのに戻ります‥。え、自分の票が減るのが嫌だから公の場では言わないというのであれば、それは卑怯だと思います。マスコミもギルすること自体は、危険だ危険だと言わないで欲しいと、いうことなんですね‥。私は原口さんと一緒で、日本が核を持つメリットよりもデメリットの方がはるかに大きいので、持つべきではないという立場です、と。
え‥ところがですね、この後何が生まれてくるかというと、あの‥あれが出てくるんですよ‥。NewClear Sharing ニュークリアシェアリング っていうものが‥。で、それはちょっともうこの時間で言うにはあまりにもテーマがでかいんで、言いません けど、石破さんは ニュークリアシェアリングについても言及されてますね。でまた、ちょっと本文に戻ります。
原口私も石破さんと同じ意見です。アメリカを(相手にした際の?)デメリットを、具体的にあげてもらえますか?と。2006年の石破さんですよ、今の石破さんじゃありませんから‥2006年の石破さんは、こう言ってます。
――その通りでしょうね。(協定)破棄でしょうね。それ から核を持つっていうことは日米安保も破棄になる危険性が非常にあると思いますね‥。
まそれでもやるんだ、と。ミサイル打ち込まれようが何しようが、経済制裁されようが、エネルギーもなければ食料もない、ましてや核の燃料さえない、ウランどっから持ってきます?掘ります?日本にももちろんウランあるでしょうね、だけどその前にミサイル打ち込まれて終わりじゃないですか?
で‥この「二国間協定を全部破棄」することになると、我が国の電力の4割を賄っている原子力発電は、やがて全部止まる――そうでしょうね?燃料が入ってこないわけだから。それでいいのか?という実際的な問題があります。
※不公平かつ理不尽。これもキーワードですね‥で、今は、それからこの本から18年経って、まさにイランはもう9割がた、核濃縮(ウラン濃縮)に成功した、と言われてますね。僕は今1番怖いのは、戦争屋がですね、偽旗作戦――ポルスフラッグオペレーションで、自国に小規模の核を打ち込んで、そして戦争を継続させる理由にする、っていうことですね、戦争を継続させとかないと持たない政権が、この世界の中に現れているっていうことです。これはあの、前の動画でお話をしました。もう1回、石破さんのあの言葉に戻ります。
と。
そりゃそうでしょうね?敗戦国だって核持てるんだったら、みんな。
ま‥でも、そこまで世界はバカじゃないと思いますけどね‥。あの核ドミノが起きる、とおっしゃってるわけですね‥。
でやがてはテロリストにも渡るようになる、と。ロシアが‥ていうかソ連ですね、ソ連が崩壊した時に、私たち日本は、ロシアの原泉のあの解体を手伝いました。あれ、なんでかあの全夜有効だけで手伝ったんじゃないですね?(もし)半端な解体をされてしまうと、これがですね、あのテロリストに渡ってしまうんじゃないか、と。‥いうことで私たちはウラジオストクの厳選の解体場も行ってきましたけども、日本が主導したんですね。もう今とは全然環境が違いますね。
で、またちょっと石破さんに戻ると、
っていうことです。これとっても大事なことなんです!
核を抑止するのは核ではない。これをこの、2006年に言ってるっていうのはやっぱり相当なもんだと 思いますよ?
で、
と。
え‥これはあの、今「敵基地攻撃能力」って言ってますよね?
僕はそんなことする必要ない、と思ってますし、そんなあの‥めんどくさい話じゃなくて、「サイバー上の防衛」ってものがその手前にあるんじゃないかなと思うんですが、まあ石破さんはそう言ってるんですね。
で、
と。そうなんです。核を核で抑止するっていうやり方は、結局「核の拡大」格差になるわけですね?
でも核を持つっていうのは‥[※事ほど左様に、論として]
こないだもね‥もう今ニコニコ動画動いてないじゃないですか。あれどうやって侵入されました?クラウドに、コンピューターに穴がある(穴があると突かれる)んですからね、この通りだと思います。
と。
日本が独自に核を持つことは、日米同盟体制は信用できず。ま今これを言ってる人多いですよ、うん。‥あの日本がね核攻撃されても、アメリカがニューヨークやワシントン、カリフォルニア、ロスアンゼルスをね、火の海にされてでも守るわけないじゃないか?って言ってる人多いですね‥。
で、ま‥信頼を、その議論をしてる人がいるでしょうか、アメリカの中にも日本の核保有を認める人がいると言いますが、ま‥実際には、ですね。日本に核持った方がいい。と。
僕は2年前の2022年に、日米、日EU、ですね。議員連盟で、議論したんですよ。この核保有について僕は北東アジア比較撃で比較の傘を目指してるんだ!つったら、12人来ていたヨーロッパの議員――欧州議会の議員は、11人が僕に賛成しました。1人が反対しました。
彼は僕にこう言いました。彼はヨーロッパの左派政党の人間でした。
驚きました。「原口さん、日本は今こそ核を持った方がいい!」
ヨーロッパがいかにこう‥劣化してきたか、っていうのをですね、その時に思い知りましたね‥。で、ちょっと途中飛ばします。
非常に常識的ですよね‥。ていうか先見性のある言葉だと思います!
ところがこういう共通基盤っていうのは、ま、今日最初の方にも言ったように、安倍内閣の出現によってですね、悉く崩れていくわけです。
悉く崩れていく。右左に、また大きくディバイド、されるわけですね。
安全保障で国論が二分してる国って、弱い国ですね?
でも‥これに「縦軸を入れ」なきゃいけない。縦軸。
「国と国」とが争ってるんではなくて、(僕がよく言う)「ディープステート、ですね。戦争屋」――「戦争屋とその傀儡」がですね、どの国にもいて、それが《後ろで繋がっていて戦争ビジネスをやってる》と。
だから「拝米保守・拝米傀儡は、米戦争屋」ですね。
”アメリカの戦争屋を拝みながら、日本を危機に落とし入れてる人たち” を、まずは排除しないといけない。という風に思います。
え今日は本当ありがとうございます。
𓍯 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 𓍯
【編集後記 辛口】
上記事中、[R]印で記した点にもつながるが、
個人的な意見だけれども、とことわりつつ、少なくとも財務とか国防など、国の要訣領域については、石破-原口両者による路線が主軸となりつつ主権者=国民主導で動けば良いのではないだろうか。外野から、あまり軽々しい御仁が出てこない方が良いと思われる。
補記として添付しておきたい
◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈⿻┈┈┈┈┈┈┈┈┈⿻*.·
2014年当時のtwitterユーザの投稿
こんにち(10年後)の声明 東京弁護士会
最後に、動画の添付
2017年当時の石破茂氏自身の核政策発言
記事中、核燃料サイクルの隠れた事実★ について‥
核燃サイクルの問題・使用済み核燃料の問題と日米問題(傀儡政権問題)
noteに、サポートシステムがあることを嬉しく思います。サポート金額はクリエイター資金に致しますとともに、動物愛護基金に15%廻させていただきます♡ m(__)m