タスクシュートいかがでしょうか?

あなたはGoogleカレンダーなどで24時間を表示して1日の予定をスキマなく詰めてみたことはあるでしょうか?

Yesと答えた人は、タスクシュート(TaskChute)と相性が良いかもしれません。

タスクシュート

タスクシュートとはスケジュール管理とタスク管理を同時に扱うメソッドです。
1日のプランを立てた後、何か行動するたびに記録(ログ)を取ります。
その記録は「トイレ3分」「スマホを充電する1分」のような、決してカレンダーには書かないものも含まれます。
翌日になったら前日のログを元にして1日のプランを立てます。
これを繰り返すことで、見積もり精度の高い1日を過ごせるようになります。

私はタスクシュートを職場の仕事を進めるために使っています。
プログラマである私の朝のルーチン(一連のタスクのセット)は
・メールをチェック
・顧客とのSlackをチェック
・顧客とのBacklog(課題管理)をチェック
・顧客からMeetが設定されるGoogleカレンダーをチェック
・社内の会議が設定されるTeams予定表をチェック
・社内サーバーのチャットをチェック
して当日行うべきタスクを追加して、1日のプランを立てる(=タスクを並び替える)ことをします。

プラン内のタスクには見積もり時間が分単位で設定されているので、並び替える前に終業予定がいつになるか分かります。
明らかに当日中に終わらないとなったら急がないタスクを翌日以降に送るなどして調整できます。

もともとログから作成した日々のリピートタスクとして
・上記、朝のルーチン
・薬を飲む
・ハンドクリームを塗る(冬場)
・毎日/週次の定例会議
・お昼休み
・数台のスマホ充電
などなど累計すると2~3時間があるなかに新規タスクを数時間追加するイメージです。

これで現実的な1日のプランが完成して、記録を取りながらタスクを実行していきます。

タスクシュートしていなかった頃は、ほとんどを記憶や思いつきで進めていたため、薬は飲み忘れていましたし、冬場の手荒れもひどかったです。
またメインのタスクであるプログラミング作業を1日8時間やっているイメージでいました。

いまはタスクシュートできている限り、それらを忘れることはありませんし、実際にプログラミング作業できている時間が8時間もないことがハッキリ分かります。
12年間使っている間に管理職的な仕事も増えましたが、それらがいかに時間を食っているかも分かってしまいます。

1日の予定をスキマなく詰めた24時間カレンダーを作るタイプの人は、こういったことがしっくりくる可能性があります。
ぜひタスクシュートにチャレンジしてみてください。

なお私は現在「タスクシュート認定トレーナー」になるべく、第一期の養成講座を受講中です。認定されれば12年間の経験と体系的な知識をもとに、タスクシュートを始めたりマスターしたりできる講座で教えることができるのでお問い合わせください。

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