不慣れなことを依頼されたとき、過剰に反応するとレベル感を合わせやすい

おつかれさまです。
不慣れなことを依頼されたときのTipsを共有します。

例えばあなたが新入社員で会議の少し前に先輩から「議事録を書いて」って振られた場合。

「抜け漏れないように録音して、書き起こして、誰かに作業が発生していたらリスト化して・・・って3日くらいかかりそうです!」という具合で、完璧にするならこんなに日数がかかる、と答えてみましょう。

そうすると依頼してきた方から積極的にレベル感を合わせてきます。

先輩「そんな一言一句書き起こすんじゃなくて大事なところだけをだな…」
自分「大事かどうかってどこで判断するんですか?」
先輩「誰かが何かをするとか、何かが決まったらそれが大事なところだな」
自分「聞き漏らしそうで怖いんですけど」
先輩「俺が『今のは議事録に残して』って言うようにするよ」
自分「あざっす!」

みたいに色々と譲歩したり、うまく進むよう支援を申し出たりしてくれることが多いです。

ちょくちょく出てくる過剰なリクエストをさばくのにも使えます。

「ちょっとExcelで会計ソフト作って」
→「本気で作ったら数億円」
→「こういう書式の普通の表でいいわ」
(それを会計ソフトとは普通呼ばない)

「ちゃんと動作確認して」
→「完璧に実施したら1年かかる」
→「いくつかピックアップしたテストでいいわ」
(それは結局ちゃんと確認できていない)

ちょっと何を言っているのか分からない系のリクエストにも使えます。

「(10人の)チームが一丸となってお互いの仕事をカバーできるように」
→「明日から全員で全員の仕事をするようにします。しばらく効率は1/10になります」
→「半年ごとに2~3人がローテーションするくらいでいいんだよ」
(半年後には忘れている)

「3年後、10年後を考えて仕事するように」
→「まずは10年以内の地震やパンデミックの予想を調査します」
→「未来予想じゃなくて心構えの話だよ」
(10年後を考えている、という心構え・・・?)

コツは「あぁ、ちょっと考え過ぎちゃいましたー」って収まるようにすることです。あと使い過ぎないこと。

現場のイチ先輩からは以上です。

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