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スポーツチームに参加したときの、保護者と子どもの顔と名前の覚え方(道半ば)

おつかれさまです。
子育てあるあるとして「保護者や子どもの顔と名前が覚えられない」問題があります。最近、少しだけうまく出来るようになったので共有します。

最近「子どもに何か運動させようかな」という軽い気持ちでチームに参加しました(妻主導)。

「何のスポーツをするか」「どこのチームに参加するか」にかかわらず真っ先にぶち当たるのがこれです。

体験に参加して挨拶した保護者、「育成会担当」らしく色々と説明してくれた人、自分の子どもと仲良くしてくれた親切な子、…。

自分の場合、それなりに雑談できるコミュ力はあるのですが、実は人にあまり興味がなくて「みんなのうちの誰か」と接している感じのままで十分満足してしまい、特定の「誰」かがナカナカ覚えられません。

しかし長女の時も同じ経験をした僕としては同じ轍は踏みたくありません。卒団の半年前にようやく全員を覚えられて「もっと早く覚えられていれば、もっと仲良くなれたのに」とうっすら後悔していたことを思い出していました。

そして5月に参加して3ヶ月経とうとしている現在、すでに10名ちょいの保護者を覚えました。ほぼ父or母のどちらかですが、全体の1/3くらいはいけた気がします。自分としてはだいぶ優秀です。

覚えるためにやっていることはこんな感じです。


1.大会では自ら動く

大会があるとテントやテーブルなど多くの用具を運んだり設置したりします。手慣れたみなさんはほぼ暗黙の了解、もしくはまだ把握できていない役割分担などにより手分けして進めていきます。

ここで黙ってみていると、いつまでも「お客さん」になってしまいます。「言ってくれれば動くのに!」というマインドではなく、「何を手伝えばいいですか~」と言って仕事をもらうことがダイジです。

こうすると、仕事を振ってくれた人、大きなものを一緒に運んだ人などの顔を覚えることがあります。

2.イベントでリーダーシップを発揮する

時期によってはキャンプやバーベキュー、クリスマス会などイベントを催すチームも多いと思います。このときは大抵ご新規の我々にも役割が振られるので、その場で何かしらのリーダーシップを発揮します。

例えば僕の場合は「キャンプ場での川遊びの前に、1時間ほどレクリエーションを考えて」チームの担当になり、誰かが「水てっぽうでもさせとくか」と発言したことをきっかけに「水てっぽう大会」を企画して主導しました。

チームで「濡れたら分かる紙でも貼って、打ち合おう」的な話し合いを行い、「テキトーにまとめておきますねー」と言って大げさな『大会要項』を作り、役員のみなさんから了承をもらいました。

対面のやりとりが増えれば顔を覚えますし、LINEでのやりとりが増えれば名前を覚えます。

ついでに一目置かれるようになると名指しで呼ばれることが増えるので、逆に「名前を呼んでくれた人」として顔を覚えたりします。

ちなみに最終的に子どもらに配布された「しおり」はこんな感じです。
※まとは、水で習字の練習をする特殊なシートを使うことにしました。

しおりP.1
しおりP.2

3.雑談はできるだけ1対1に持ち込む

数人の雑談の中に紛れ込んだとしても「なんとなく混ざっていて、何となく相づちを打っている人」で終わってしまう可能性が高いです。

長時間に及ぶ大会の現場では、一人になるタイミングも結構あるので、そういうときを見計らって、とにかく喋りかけます。
「暑すぎて死にますね~」とかでも良いですが、できれば「子どもってオフサイドいつ理解するもんなんですかね~」など軽く質問すると会話が続けやすいです。

よほど寡黙キャラな人でなければ、それなりにお互いを情報開示するようなコミュニケーションも取れますし、たとえ1往復で会話が終了してしまった場合でも、それはそれで顔を覚えるかもしれません。

4.情報はメモしておく

営業マンチックな所作ですが、会話で得た情報はメモっておくと安心です。
「妹がいてダンスを習っている」とか「実は別チームから移籍してきた」とか、何でも情報は記録しておくと「前にも聞いたかも」が減って心穏やかになります。

5.顔を覚えたことが確定したら名前を聞く

これがダイジです。
雑談の途中で「そういえばお名前なんておっしゃるんでしたっけ?」でOKです。みんな普通に名乗ってくれますし、これで怒り出す人なんていないです。

顔を覚えてから名前を聞けば、たいてい覚えます。
もちろん即座にメモしておくと定着しやすい気がします。

その直後に「いや~、人を覚えるのが苦手で~」など言えば、たいてい先方も「いや~、僕も1年くらいかかってやっとでしたからね~」とか言ってくれます。

さらに「ないとは思うんですけど、もしまた名前聞いたらスイマセンね~。トシのせいか、物事どんどん忘れやすくなってて~」となど言えればさらに安心です。先方も必ず「いや~、全然気になさらず」って言ってくれます。

まとめ:苦手でもコミュニティの一員になるには努力するしかない

上記のようなやり方で1名ずつ攻略していけば、大人(保護者)は全員コンプリートできそうな気がします。

あとは子どもの顔と名前を覚えられれば、ほとんどの「親子の組み合わせ」は自然に解決します。

問題は、子どもと直接話をする機会はほぼない、ということです。今のところ一人も覚えていません。外見が目立つ子、自分の子と仲良くなった子あたりから個別撃破かなと思っています。

現場からは以上です。

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