少子化の原因は、労働者余り。


ポリコレを無視して書けば

女性の社会進出によって労働者が増え、育児をする人が減った結果少子化になりました。あーあ。

これだけじゃあんまりなので、説明をします。
正確には、

女性の社会進出とともに男性労働者を減らして労働者の総量規制を行うべきだった。

つまり、労働者を増やして育児をする人を減らしたらそりゃ少子化になるでしょ(笑)
そういうトレードオフを理解しないまま、産業界の要請のまま労働者を増やしまくった結果が今の状態である。
もちろん、労働者が増えれば競争も激しくなり賃金も安く抑えられる。
人手不足を解消しつつ賃金を抑える、産業界からすれば一石二鳥の作戦だった。

しかし、「男だろうと女だろうと労働者を増やして競争させたい!!!!」
と本音を言うわけにいかないから「女性の社会進出」という綺麗なお題目でグロテスクな欲望を糊塗したのだ。


人手不足なのは育児も同じ。

そこで「ベビーシッターに助けてもらいつつ働く」じゃない!!!
「一馬力でも家族が飯を食えるようにしろ」と要求しなきゃダメだ。
(祖父祖母と住んで分かち合うという裏技もあるけど)

その際、一馬力を二人の内どちらにするかは各家庭の特性に合わせるべき。
それを選択できるようにするための「女性の社会進出」であってほしい。

結局、誰かが腹を痛め自分のキャリアを犠牲にして子供が育つということに向き合った社会設計をしないままでは少子化のままです。

しかし、そんな組み換えは賛同されません。なぜならば当事者以外は賛成するメリットが小さいからです。
私もしない。今日本が滅んでもらったら困るが、私が死んだ後にどうなっても実害が無いから。

2020年現在、全世代に利益誘導をする発想を持たねば少子化対策は賛同されません。
「年功序列と終身雇用」を無くしたツケです。
それは今つらくても後でなんだかんだ取り返しが出来た、という成功体験を作る装置だった。しかし日本はそれを壊した。

とにかく目先の利益を追うならば、少子化対策なんかしても意味はない。
産まれた子どもが生産者になるのは高校大学卒業後です。20年先の投資なんか賛同されません。

「国民の将来に対する長い目線」を知らず知らずのうちに養っていた「年功序列と終身雇用」をぶっ壊しておいて、少子化対策なんか上手く行くわけがないのです。

#原因

#少子化対策



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