私的台湾旅行記:2日目の7:左營站(左営駅)で忘れ物
※一覧は上のリンクからどうぞ。2016年10月26日~30日の話なので、記憶はものすごく曖昧です。細かい部分はフィクションだと思ってください。1台湾元は4円弱くらいだったと思います。
左營站から新左營站へ在来線で移動する
蓮池潭観光を終えたところで、小松さんが台湾の在来線に乗ってみたいと言い出したので、台湾鉄路の左營站(MTRの駅ではない)から新左營站へと一駅だけ移動し、またMTRで宿へ戻ることにした。ちょっとした遠回りである。
旅の冒頭の長距離バスといい、もしかしたら小松さんは、乗り物が好きなのかもしれない。付和雷同なので全員が付いていく。
さすがに旅の疲れが出てきたところで(なので電車の写真がない)、やってきた在来線に乗って一瞬目をつぶったら、あっという間に新左營站。
ここで予期せぬトラブルが待っていた。
宮崎さんのカバンがない
ぼんやりしていて状況が理解できなかったのだが、気が付けば駅員さんに英語ができる現地のお客さんを交えて、なんらかの相談が始まっている。
どうやら左營站のホームに、宮崎さんがスマフォや上着を入れたカバンを忘れてきてしまったようだ。あらあらあら。
とにかく新左營站の忘れ物コーナーみたいなところに行って、左營站を確認してもらうが、該当する忘れ物は届いていないらしい。これは誰かが持って行ってしまったのだろうか。すっかり目が覚める大事件である。
自分の目で確認しようと左營站まで戻ったのだが、残念ながら見当たらない。そもそも宮崎さん、カバンなんて持っていたっけな。
このころになると宮崎さんが「海外でバッグを亡くして動揺している人」の演技を始めて、素の感情がわからなくなってくる。いや本当に困っているんだけどね。
カバンがあった
念のためにと左營站の駅員さんに確認すると、「それってこれのこと?」とビニール袋を持ってきてくれた。
「これです!シェイシェイ!サンキュー!ありがとう台湾!」
どうやら忘れ物をしたカバンとは、カルディコーヒーのビニール袋だったようだ。まさかこの袋にスマフォが入っているとは台湾の人も思わなかっただろう。
服が入っていたからか、新左營站から連絡が来ていたからか、捨てずに保管しておいてくれてありがとう。
小松さんが撮影した動画がこちら。
そんなこんなで台湾の治安の良さに感謝しつつ、宿へと戻ったのだった。
旅はいろいろありますね。
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