私的台湾旅行記:2日目の6:高雄の三牛牛肉麺
※一覧は上のリンクからどうぞ。2016年10月26日~30日の話なので、記憶はものすごく曖昧です。細かい部分はフィクションだと思ってください。1台湾元は4円弱くらいだったと思います。
三牛牛肉麺を食べよう
さて何を食べようか。昼なので軽く麺類あたりかな。朝も麺類だった気もするけど。
ラーメンが大好きな小松さんと川崎さんの情報によると、台湾は牛肉麺という料理が有名とのこと。ちょっと歩くと、近くに二軒の牛肉麺屋さんが並んでいた。
「1966牛肉麺」と「三牛牛肉麺」、どっちにしよう。こうやって迷う時間が旅で一番興奮する瞬間かも。
どっちもおいしそうだが、なんとなく味わい深い三牛牛肉麺にしましょうか。三牛、なんかいいじゃないですか。もしこれが私の一人旅だったら、緊張しては入れないであろうお店だ。小心者なのである。
料理を想像しながら注文しよう
料理は先払い方式の小皿料理と、テーブルでオーダーシートに記入するものがあった。
まずはオーダーシートから。わかるような、わからないような、漢字なぞなぞ形式のメニュー表がたまらない。これはどういう料理だろうと考える時間が楽しい。
お店の人にはご面倒をおかけするが、なるべくばらけるように注文して、正解を確認してみよう。いろいろ食べたいじゃないですか。
「請先付款」という注文時にお金を払う方式は、適当にとってレジ的な場所で見せて、お金を払えばいいみたい。セルフうどん屋みたいな感じかな。私は小心者なので手が出ませんが。この旅のどこかで、自分一人で食堂に入るのが目標の一つだったりする。
答え合わせをしてみよう
しばらくして、注文した料理が次々と運ばれてきた。この日記を書きつつメニューの意味を確認しながら、答え合わせをしてみよう。
卓號=テーブル番号、外帶=テイクアウト。
ついでなので、よくわからなくて注文しなかったメニューも調べてみた。
「餛飩湯麵」は、「餛飩」がウドンではなく「ワンタン」なのでワンタン麺。
ちょっとややこしいが、「其他(その他)」にある「紅油抄手」はピリ辛のタレ「紅油」を絡めたワンタン「抄手」みたい。
ワンタンをスープに入れると「餛飩」、タレで食べると「抄手」という法則なのかな。また台湾にいって確かめないと。
「雪菜肉絲」は「雪菜」が高菜漬けのような漬物、「肉絲」が細切り肉。
「地瓜葉」はサツマイモの葉っぱ。あー、食べたかったやつだ。頼めばよかった!
川崎タカオの高雄すいとん事件
どれも日本ではなかなか味わえない高雄ならではの味でおいしかったのだが、ちょっとかわいそうだったのがラーメン大好き川崎さん。
「疙瘩」の意味がわからないまま「牛肉拌麵:疙瘩」を頼んだのだが、まぜそば的なものがくるだろうと信じていたら、やってきたのはゴツゴツのすいとんだったのだ。
ラーメン好きとしては、やっぱり麺の形をした細長いものをズルズルとすすりたいよね。ちなみに疙瘩は他の麺よりも10元高い。
この話は「川崎タカオの高雄すいとん事件」として、我々の間で長く語り継がれるのでした。
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