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ひょうたんじま’21 7月(三陸地おこの活動報告)

 6月の報告は、勇み足で早めに作成・掲載してしまっていました。
文章作成への苦手意識か、とにかく早く終われと願を掛けながら、いつも作成しています。そんな7月の報告です。

1.今月の主な業務

①観光スポットHPリニューアル(歴史コンテンツ)作業
 ・小鎚神社・大槌稲荷神社取材・テンプレート作成作業
 ・大槌城跡(城山公園)散策ルート現地調査・モデルコース作成作業
②大槌孫八郎商店リアルショップ オープンイベント!!
  7月10日(土)・11日(日) *以降毎週土日オープン
  ショップ 9:00~14:00
  食  堂 7:00~14:00(ラストオーダー13:30)  
  会場準備・片付け・雑用係として参加。
③大槌町郷土芸能祭
  7月18(日)10:00~13:20
  大槌町城山公園体育館
④東北DC 郷土芸能「かがり火の舞」
  7月12日(土) 向川原虎舞・吉里吉里大神楽
  7月26日(土) 城内大神楽・陸中弁天虎舞
  会場準備、駐車場係で従事。
⑤かよう農園体験(地域おこし協力隊員職場体験)
⑥ふるさと納税(ふるさとチョイス)
 返礼品ページ改善業務

2.観光スポットHPリニューアル(歴史コンテンツ)作業

 先月から進めている歴史コンテンツの観光スポットとしての活用。
 小槌神社と大槌稲荷神社への取材をしてきました。(小鎚神社は6月下旬に済ませていますが)
 大槌町にとってこの二つの神社は、毎年9月第3月曜日を含む3連休に開催される「大槌まつり」でそれぞれの神社の神輿渡御が行われ、そこに郷土芸能が加わり、老若男女問わず大歓声で盛り上がる大槌町最大のお祭りです。(吉里吉里地区では別に独自に「吉里吉里祭り」が開催されています)

◎小鎚神社への取材
 現在、東北DC郷土芸能「かがり火の舞」の会場となっている神社で、実質的に町の顔となっている神社です。始まりは新山牧場の入口、明神平に土地の開拓者芳形氏を祀ったのが起源とされ、そこから一の渡、古明神と徐々に山を下り、寛永6年(1629年)に現在の地に移ってきました。(神社の変遷については諸説あり)
 今回、松橋宮司に取材させていただき、小鎚神社になるまでの裏話、神輿の観音神輿と明神神輿に関する話しや震災時の鳥居の火事の話など、事前の調べだけでは知らなかった話も聞くことが出来ました。

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小槌神社

◎大槌稲荷神社(二渡神社)取材
 大槌町安渡に鎮座するこの神社は、寺沢の地に祀られた笹原稲荷が始まりで、その後、鳩崎遷座し、享保5年(1720年)に現在の場所に二渡神社として造営され、昭和18年(1943年)に大槌稲荷神社と改め今日に至ります。(神社の変遷について諸説あり)
 大槌稲荷神社についても小國権禰宜に取材させていただき、神社のこと、神社で神楽をやっていたこと、節分行事のこと、震災時の鳥居の話し、神輿の話など、興味深い話しを聞かせていただきました。

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大槌稲荷神社(二渡神社)

◎大槌城跡(城山公園)散策ルート現地調査
 現在、「城山公園」として町民に親しまれている「大槌城跡」は、県指定の史跡にもなっており、公園を散策しながら歴史探訪ができる場所でもあります。しかしながら、現在、駅の方から公園を見上げると、木々が生い茂り、散策ルートの管理が危うい状況にあるように見えるため、城山公園を歩きなれている方に同行いただき、散策ルートの現地調査に行ってきました。
 調査の日は、天気も良く絶好の調査日和でした。駅からスタートし、事前に計画していたポイントとルート上の整備状況を確認しながら進んでいきました。散策路は、一部整備の必要な場所があったものの、十分散策を楽しめる状況でした。聞いたところによると、公園を散策する人たちが、自発的に散策路の手入れをしてくれているそうです。素敵な話しを聞きました。
 今回調査した散策路は、各ポイントで確認しながらゆっくり進んだにも関わらず2時間40分ほどで駅まで戻ってこれたので、実際には、早い人で2時間かからず、普通でも2時間半見れば駅から行って帰って来れると思います。
 途中の展望台からは街並みや大槌湾に浮かぶ蓬莱島(ひょうたん島)がご覧になれます。

大槌城跡絶景

二の郭(城址公園)からの景色

散策ルート

城山公園(大槌城跡)おすすめ散策ルート 

 各取材を終え、これら二つの神社と城山公園の散策ルートのテンプレートをまとめ、実際にホームページへ掲載する記事構成を考えて、一応の形を作りました。しかしながら、ホームページに掲載するには、ページのカスタマイズが必要で、現在その作業を委託業者にお願いしているところです。
 近いうちに形となって掲載できればと思います。このほかにもいくつかの町内の神社仏閣・観光スポットをピックアップして紹介するための作業を継続中です。また、東北に伝わる義経北行伝説ルートについても絶賛調査中で、そのうち紹介できればと思っています(紹介するほどの内容になればよいですが・・・)。

3.大槌孫八郎商店リアルショップオープン!!

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大槌孫八郎商店リアルショップ

 現在ECサイトで展開している大槌孫八郎商店。このリアルショップが7月10日からオープンしました。オープン当日は記念イベントとしてキッチンカーや浜焼き、がらがけなどが出店し、来店したお客様でにぎわいました。
 私もオープン前のお店の掃除、イベントのためのテントなどの設営、ショップのサポートなどを行いました。
 リアルショップの目玉は、6月に試食会を行った「桃畑学園サーモン」。かわいいロゴシールもできました。個人的に癖がなく、身も柔らかいので、とても食べやすいサーモンだと思っています。ぜひ、一度食べていただきたいと思っています。

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桃畑学園サーモン

4.大槌町郷土芸能祭

20210718大槌町郷土芸能祭チラシ第2稿-表

 今月は18日(日)に大槌町城山公園体育館で行われた「大槌町郷土芸能祭」のお手伝いもしました。といってもいつも通りの会場設営のお手伝い。テントや机椅子、20kgの重りやレジャーテーブルを各所から会場へ運び設営。これだけ重いものを持っていると若いころは自然と筋肉もついてパワーアップしていくはずなのですが、この4か月でパワーアップどころか消耗しているような・・・残念ながら、歳を実感しています・・・(T_T)
 芸能祭の方ですが、コロナ禍の開催ということもあり、会場の座席も1席ずつ間隔を空けキャパを半分にしての開催でした。実際に来場者もコロナの影響を気にしてか控えめでした。
 その代わり、新しい取り組みとしてYouTube配信を実施しました。ただ、急に決まった話しらしく、配信設備をセッティングしたものの、配信時のWi-Fiを施設のFree‐Wi-Fiを利用たことが影響してか、動画がスライドショーに。午後になってようやく普通に視聴できるようになったようですが、楽しみにしていた方もたくさんいたようで、この経験を活かし、来年はきちんとした配信がされることを祈ります。
 当日はとても暑かった中、頼んでいた出店者がドタキャンになり、冷たいものが供給できない事態に。急遽、ホテルで売っているアイスを冷凍庫ごと軽トラで運んでくるというウルトラCを。当然運び人になったわけですが、高級アイス、それなりに売れてよかった・・・

5.かよう農園体験

 同じ地域おこし協力隊の佐々木隊員の農園に農作業体験をさせていただきました。といっても、女性陣は旬野菜のピーマンの収穫、男性陣は田んぼの畦道(地元では独自の名前があるようですが)の草刈り。隊員の中でも人生経験が長い自分は草刈り機による草刈りも経験済み。以前は工業団地の法面を一日かけて刈ったりしてたので、お手の物!!・・・とはいかず、レクチャー通り畦道の平面から刈りこみ、一通り終ったら次は法面部分を草が田んぼに落ちないよう、下から上へ向かって刈っていきました。草刈り機の燃料の関係で最期まで刈れず、心残りでしたが畦道約一本分刈ることができました。半日でこれだけでは効率が悪い。またリベンジしなければと、暑さにやられたのか、勝手に盛り上がってしまいました。
 暑い日差しの中の久しぶりの体験でした。

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作業風景

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とりあえず刈り終えた畦道

6.7月を終えて(来月に向けて)

 7月は上記のほか、毎月第2・4週土曜日に開催の「かがり火の舞」のイベントの手伝い(駐車場担当)もやりつつ、自身のもう一つの担当業務であるふるさとチョイス(ふるさと納税)の返礼品ページ改善業務を粛々と始めています。今後は少しずつこの部分もボリュームを上げていき、年末の書き入れ時までに準備が出来ればと思います。
 7月を終え、やっと自身の担当業務が動き出した月になりました。8月ではひとつの形として、オープン(HPアップ)にできたらと思っています。

7.私の好きな大槌町

 7月の第3週、ひょんなことから同じ地域おこし協力隊の北浦隊員と土坂峠にいるヒメボタルの写真を撮ることになり、ほぼ一週間、鹿の大群に驚き、熊におびえながら山奥でひたすらに蛍の小さなシグナルを追うという、都会では決して味わえない生活をしました。
 また、撮影の最中空を仰ぐと、夏の大三角形をまたぐ天の川を見て、新山高原ならもっと良く撮れるという話に発展、新山高原へも行くはめに。
 おかげですばらしい写真が撮れました。
 残念ながら、私が撮った写真ではありません。一緒に行った北浦隊員の作品です。そう、私はカメラを持っていません。では、わたしは何をしていたのでしょう・・・

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ヒメボタルの舞(撮影者:北浦隊員)

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天の川[新山高原](撮影者:北浦隊員)

以上、撮影協力:古屋隊員 と書いてみる・・・

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観光交流協会では、大槌町の物産をお取り寄せできるECサイト「大槌孫八郎商店」と、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」の運営をしております。下記のリンクをクリックいただき、ぜひ一度大槌町の物産をご覧いただければと思います。

◎大槌町観光交流協会HP

◎大槌孫八郎商店ECサイト

◎ふるさとチョイス(大槌町)

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