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ひょうたんじま’24 11月(三陸地おこの活動報告)

11月は協会主催の大きなイベントが終わったこともあり、少し緩やかな日々を過ごせるようになった。
この機会を利用して、やれていなかった業務にも多少取り組むことができた月となりました。
写真は、野島近くに沈められたアミノ酸混入コンクリート。コンクリート表面からアミノ酸がゆっくり溶出しその表面に付着する微細藻類や小型海藻の成長を促進するとの触れ込みですが、大槌の海では海藻が茂るアミノ酸混入コンクリートを観たことがない…



1.駅からハイキングマップ編集

JR東日本の「駅からハイキング」。三陸鉄道沿線もエントリー対象となることから、大槌駅コースで一昨年から春コース(4~6月)にエントリーしている。
大槌駅コースは、みちのく潮風トレイルのルートである城山公園を歩き、源水にある町の天然記念物「源水川の淡水型イトヨ及びその生息地」を通り、大槌町郷土財活用湧水エリアを周って大槌駅に帰ってくる6.5kmのコース。
元々みちのく潮風トレイルのルートであることから、トレイルのハイカーにも参加してもらえるように、今年から年間を通してエントリーすることにした。
その流れで、駅からハイキングする際に配るマップもリニューアル。
もともとマップだけだったものを、裏面を利用してコース周辺のランチを取れる店舗の紹介とトレイルサポーターズの情報を載せることに。
マップの印刷にあたっては今後修正が発生した時に対応ができるように、初期Verは200部と小ロットで作成した。

初期Ver(表)
初期Ver(裏)

その初期Verが秋になり少なくなったため、再度リニューアルすることに。
リニューアルにあたり、マップ自体を観光マップにも併用できないかと考え、飲食店の紹介幅を広げ、居酒屋やスナック等も掲載することに。トレイルサポーターズも町内全サポーターズを紹介。詰め込んだ感じはなるが、トレイルで駅前の野営地を利用するハイカーさんの中に、夜、居酒屋やスナックへ足を運ぶ方もいるため、その情報もこの際載せてみた。
ちなみに店舗に掲載される商品の写真のほとんどは自分が実際に食べる際に撮影したものだったりする。
表のマップもそれに合わせ、店舗名を入れた。マップの余白の関係でなかなか骨の折れる作業だが、マップ作成をお願いしきっしー(喜嶋君)に頑張ってもらった。
2期Verは、一般の観光客への配付も想定して300部印刷した。
印刷早々、掲載した飲食店が閉店になるアクシデントが。トホホ…

2期Ver(表)
2期Ver(裏)


2.駅からハイキング同行

11月7日(木)
宮城県の名取市長が大槌町長を表敬訪問するにあたって、トレイル好きの市長から、大槌のみちのく潮風トレイルを歩きたいというリクエストが名取のトレイルセンターにあったらしく、担当のIさんから駅からハイキングのコースを歩く旨の連絡が入った。
こちらとしては、ぜひ歩いていただければと回答していたが、自治体のトップがわが町のコースを歩いてくれるのに、誰も案内しないのは・・・と、前日トレイルセンターに電話かけていた。
ぜひにということで、同行することになったが、名取からの同行者が、市から4名、名取センターから事務局長とIさんの2名、環境省からYさんとSさんの2名の総勢11名の御一行様。
あれ、自分いらなかったんじゃないか。。。
当日、粗相がないようにとガイド資料を見直したりしながら、約束の時間に駅に。
名取市長さんは、とても気さくな方で、道中環境省のSさんや名取センターの事務局長さんなどざっくばらんに話しをすることができ、ガイドをする自分もとてもやりやすかった。
駅前のトレイル野営地や八日町公園のキッツを案内しながら城山公園へ。役場位置の代官所やツツジ回廊の話し、四阿(あずまや)で街の眺望を観ながらの震災時の話し等、市長や同行の皆さんの話しも聞きながらのハイク、自分も楽しい。
この日は、11月に入って一番の寒さ。ここ数日で山が一気に紅葉づいてきていて、後半の延々とつづく舗装道路の道でも景色を楽しむことができてとても良かった。
時間などの関係もあり、郷土財活用湧水エリアはエスケープし、代わりにトレイルサポーターズになっているチャリカフェと御社地天満宮(マルエイ商店)に寄り、御社地大福やみたらし団子やコーヒーで一服。
その際、鮭最中や源水の紹介もできたり、お買い上げいただいたりもして何より。
その後、おしゃっちに寄り、駅へ戻る前に三浦精肉店のメンチカツの話しをしたところ、食べたいとなり、三浦精肉店へむかったものの売り切れ。
少し、名残惜しいハイキングとなった。が、これでまた来たくなってくれるとこちらとしてはうれしい。


八日町公園のキッツをガイド
名取市長にいっぱしにガイド
この日は天気もよく大槌の町を一望できてよかった
大槌城址の歴史についてガイド


3.海と希望の学校onさんてつ

11月9日(土)
岩手県沿岸広域振興局・東京大学大気海洋研究所主催の日帰りツアー「海と希望の学校onさんてつ」が開催された。
自分は、吉里吉里国で行われた「青空サーモン講座と防災ご飯炊き体験、大槌鹿カレーランチ」でお手伝い。
防災ご飯炊きに使用する湯沸かしと、参加者が防災ご飯を鍋に設置し、青空サーモン講座を受講している間の火の番を行った。また、休憩時間の蒔割りで興味を示した子供たちにレクチャー。はじめのうちは、全然薪が割れる気配すらなかったが、最終的にはコツをつかみ、きれいに割るまでに。自信を得た子供の表情はとても輝いて見えた。
お昼にいただいた大槌鹿カレーはおいしかった。

青空サーモン講座
サーモンの卸し実演
火の番(ナイスショット撮っていただいた)
大槌鹿カレー


4.観光するページ(浪板不動滝)

11月12日(火)
大槌町新八景の一つ「浪板不動滝」。
観光するページへ掲載するにあたり、内容が薄いと感じていて、これまで掲載できずにいたが、やっとある程度の形になったので掲載することに。
大雨のたんびに滝につながる参道が崩落したりして進入不可能になって、復旧に時間を要する場所でもあるので、観光名所として紹介はしたいが、滝の状況については、こまめに把握する必要のある場所である。
また、滝への進入路には採掘場があり、そこを通り抜ける必要があるため、観光客への案内には注意喚起が必要な場所。
この観光するページを参考にしてもらいたい。


5.駅からハイキングイベント②

11月24日(日)
4月28日(日)に開催した『「駅からハイキング」大槌の自然満喫プチハイク~つつじ回廊と湧水めぐり~』につづく2回目、『「駅からハイキング」大槌の自然満喫プチハイク~季節の動植物を探そう~』を開催。
祝日と重なる週末ということもあり、各地で同様のイベントもあり、其方に集客で負け(と思いたくないが)、参加申込みは6名。しかも体調不良で直前キャンセルもあり、4名という少数精鋭?での開催となった。
今回はNPOおおつちのあそびから昆虫や動植物に詳しいけんちゃん(地おこ)にガイドとして参加してもらった。
秋から冬に向かうところで、動植物も少なかったが、みつけた植物や鳥などについての説明が瞬時に出てきて、さすがだった。
詳細は、協会HPにブログを載せたのでそちらをご覧あれ。

高舘より
主郭にて
大ケ口へ向かう町道にて
ドンガバチョと記念撮影


6.野営地利用

11月12日~13日(1人:1泊)
本州一周&最南北東西端制覇を目指す学生
装備が軽装だったので、自車に積んでいたブランケットを貸した。
応援の意味も込め、ますと乃湯の入湯券をプレゼント。
とても喜んでいた。

大間から自転車で南下しているとのこと

11月29日~12月1日(1人:2泊)
リピーター

8月にセクションハイクで利用された方が、再度利用。
〇〇横丁に行きつけのお店もでき、有効に利用いただいている。


7.ウニ採捕

11月13日(水)
10月30日(水)に続いて2回目の採捕。
これから12月まで、いくつかのケースで畜養を行っていくようです。

ウニ採捕①
ウニ採捕②
畜養実験施設
固形飼料
独自に昆布での畜養実験も


8.藻場再生活動

11月15日(金) 第16回

(2日分まとめての報告です) 【令和6年11月15日(金)第16回...

Posted by 大槌町藻場再生活動 on Monday, November 18, 2024

11月19日(火) 第17回

【令和6年11月19日(火)第17回藻場再生活動報告】 ○海況 晴れ🌞 透視度3m以上 水温16℃ ○活動内容 『ふるさと科での昆布の遊走子観察とスポアバッグの作成・設置』 吉里吉里学園の理科室で昆布の遊走子を顕微鏡で観察🔬 ⇩ 吉里...

Posted by 大槌町藻場再生活動 on Monday, November 18, 2024

11月27日(水) 第18回

【令和6年11月27日(水)第18回藻場再生活動報告】 ○海況 雨のち晴れ🌞 透視度2-3m 水温15℃ ○活動内容 『フィッシャリーナ水路の昆布ロープの回収』 フィッシャリーナに設置していた昆布ロープをほどいていきます🥬 ⇩ 陸上スタッ...

Posted by 大槌町藻場再生活動 on Thursday, November 28, 2024

以上


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