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ひょうたんじま’21 11月(三陸地おこの活動報告)

 11月は前半イベントに追われました。
そんなバタバタをよそに、素晴らしい虹🌈を見ることができました。
 🌈ダブルレインボー🌈
 神様、そろそろ日常を取り戻させてください。

1.今月の主な業務

◎おおつち復活まつり
 ・地おこブース出店(ふるやキソバ)
◎ふるさと納税関係
 ・ふるさとチョイス大感謝祭
 ・お墓掃除代行サービス商品化に向けての最終会議
 ・みまもりサービス
◎その他
 ・天満宮植樹祭・式典手伝い
 ・考えて動かす学校

2.おおつち復活まつり

 毎年開催されている大槌町商工会主催の「産業まつり」。今年は、コロナが収まってきたことに伴い、町、観光交流協会も参加して、「おおつち復活まつり」として、旧きらり復幸商店街跡地を利用し開催されました。このまつりでは、何といっても、町内郷土芸能団体のうち、13もの団体が参加し演舞したことが一番の出来事ですね。
 地域おこし協力隊も地おこブースのスペースをいただき、メンバーそれぞれ考えブース出店をしました。自分は、まつり関係者からもリクエストのあった自身の地元の焼きそばを提供することとなりました。
 今回、焼きそばを提供するにあたり、いろいろ大変なことがあったのですが、まずどうしようかと思ったのが出店名でした。地元の焼きそばはご当地グルメでB級グルメを全国的にした焼きそばで、やきそば学会なるものを設立し、その名前を商標登録もしています。ですので、名前を使うには、学会の承諾を受ける必要があり、その他何かしら手続きを強いられると時間もないので、名前は出さずに出店することにしました。
 名前を出したくなかったのにはもう一つ理由があって、自分自身が専門で作っている職人ではないということからでした。10月に1度試作品を作り、関係者に試食してもらい、提供自信はついたのですが、決して本職ではないので万が一を考えると避けたかったのもあります。結局、自分の苗字との語呂合わせで「ふるやキソバ」(笑) に...
 麺やソース、肉かすなど具材は、地元でお使いの時にお世話になっている「叶屋」さんのものを使用することにしました。そもそもこちらのセットで焼きそばを作れば、地元のご当地焼きそばになるのですが。
 とてもおいしいので、ぜひ「叶屋」さんの焼きそば食べてみてください。

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 さて、当日に向けてもとにかく大変でした。自分の仕込み前に会場の設営、駐車場の線引きなどがあり、食材の最終的な買い出しが前日夕方、仕込みを始めたのは19時を回ってから。はじめ余裕な気持ちで音楽を聴きながらやっていたのですが、12kgのキャベツはなかなかの量で、ふと時計を見ると午前様。そこから一気にペースを上げましたが終わったのが2時半でした。ま、自分がちゃんと段取りしなかったのもあるんですが。おかげで次の日は会場入りが一番最後になりました。^^;

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 そして、おおつち復活まつり当日・・・
 私の手伝いに石巻からKさん、北上からSさん、地元Kさんの3人が参加してくださいました。ブースの鉄板と机の配置を見ながらオペレーションを考え準備し、焼き始めたのは開始時間の9時をゆうに過ぎてから。最初は鉄板の使い勝手がよくわからず焼き加減と焼き手順に苦戦。9時半ごろ第1弾の10食を完成し早速販売。最初のうちはなかなかお客さんが集らず。そんなときの関係者。知り合いが買いに来てくれたことを機に少しずつお客さんが。
 その後は自分自身はひたすら鉄板と格闘する時間に。1回に10食ずつ、最初は15分程かかっていたのですが、昼を迎えるにあたり徐々に客足が増え… あれ?列ができてる…

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 もうそこからは必死に。いかに早く作れるかを考えながら石巻のKさんとのチームプレーで10分ちょっとで仕上げられるようにし、作っては販売してを繰り返し、用意した150食(10食は身内用)は13時過ぎには完売。
 当初100食ほどと考えていたので、まさか完売できるとは・・・とにかくうれしい誤算でした。なによりお手伝いいただいた3人にはほんと感謝です。事前の打ち合わせもなく、現場で販売、盛付、呼び込みと割り振りをしてからは、自分が何を言うわけでもなくそれぞれで動いてくれ、おかげで私は焼きに集中できました。

 そういうわけで、おおつち復活まつりのイベント自体は、正直どんな状況だったかはわからなかったですが、ブースがステージに近く、郷土芸能の演奏が鳴っていたので、雰囲気は味わうことは出来ました。
 提供した焼きそばの評価も上々で、冗談ながらお店の話しも出たのですが、実際今回準備から販売までを終え、これを職業としている飲食店の方の苦労を体験することが出来ました。だからこそ、軽々しくお店を出すとはとても言えません。ただ、こういったイベントでの出店なら、考えても良いかなとも思っています。関係者からは来年もという話もあるので、今回お手伝いいただいた3人と「チームふるやキソバ」で、また出店するかもしれません。

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 PS.次の日の朝は寝返りを打てないくらいの腰の痛みで、動き出すまでとても大変でした。日々のトレーニングは大事です・・・

3.ふるさと納税関係

 松茸の予想をはるかに超える不作によって、寄附者の方にお詫びの通知を出すことになり、対応にほぼ10月後半を費やされ、11月早々通知し、その対応に四苦八苦になりはしないかと戦々恐々でしたが、思ったほどの惨事にはならなかったようで、個人的にも安堵しました。それもつかの間、ふるさとチョイス大感謝祭へのサポートで思っていない展開に。

(1)ふるさとチョイス大感謝祭

 当初、11月14日にZoom配信で行われるイベントのためのインタビュー撮影にサポートで同行しただけのはずが、町の紹介動画の制作、インタビュー動画をも編集する羽目になり、さらに30分のイベントの構成まで考え、しまいには出演するという、これぞ成り行きの究極バージョンのような流れになりました。
 実際このイベントだけだったらまだ何とかなったのですが、おおつち復活まつりの次の日だったので、実質同時進行でそれはもう腹をくくるしかなく、ある程度の形を作り、当日の出たとこ勝負を覚悟しました。
 当日、11時から第1回目の配信。大槌町はしんがりの17時40分からなので、他の自治体の配信をいくつか覗いてみると、どこの自治体も行政なのでしっかり作り込んでいる。これはマズいと思い、作ってあったPPTを配信30分前に作り直し、普段はとってもおもしろいのに、カンペを読みながらになると途端に棒読みになってしまうMC役Mさんをサポートするために出演し、一人しゃべりからかけ合いにより進めることに。
 本番は、映したPPTに影が入ってしまったり、動画の再生にもたついたり、後ろに吊るしてあったおおちゃん人形が垂れ下がってしまったり、ハプニングの続出で、正直、他の自治体に比べきれいなものではありませんでしたが、手作り感を全面に出して配信していったので、視聴してくれた方もほっこりしてくれたようなコメントもいただけて無事終了しました。
 今後、ふるさとチョイスのサイト上に配信の編集動画が上がるようなので、正直怖いですが、自分も見てみようと思います。アップされましたら、ふるさとチョイスのサイトでご覧いただければと思います。
 せっかくですので、配信のために作成した3分ほどの大槌の風景動画を添付したいと思います。素人に毛が生えた映像ですので、あまり期待しないで見ていただければ幸いです。

(2)お墓掃除代行サービス商品化に向けての最終会議準備

 11月前半は、ほぼイベントに費やされたため、自分の進行中のミッションがストップしてしまう羽目になってしまいました。
 10月の2回目の打合せで、商品として出すサービスを2つに決め、内容も詰めていたので、あとは決定事項をまとめたものを作り、実際にチョイスに掲載する際の内容と、オペレーションの部分を詰め、寄附者に最終的に送ることになる作業完了報告書の様式を作成する作業をして、最終打合せにというのが当初の流れでした。なので、11月中旬にその打合せをやろうと思っていたところ、松茸騒動やイベントに追われたので、途中でストップしてしまっていました。
 イベントがひと段落し、取り掛かったのですが、あらためての見直しも含め手間取って、最終打合せは12月頭になってしまいました。ですので、最終経過は12月の報告へ持ち越すことにします。

(3)みまもりサービス

 10月にZoomで打ち合わせに参加した郵便局の「みまもりサービス」ですが、その後、郵便局と大槌町とで協定書を締結する事務を進め、郵便局と大槌町観光交流協会とで契約を結ぶ流れで事務手続きが進められています。
 現状では12月中旬に、協定書と契約書を取り交わす手筈になっているので、こちらも12月の報告で最終経過を報告できると思います。

4.その他

(1)天満宮植樹祭・式典手伝い

 11月20日に御社地に建立された「天満宮」の植樹祭及び式典の会場準備片付け、式典のサポートのお手伝いをしてきました。
 天満宮は「江戸時代中期に、宗教・学問を通じて大槌町の教民強化に勤しんだ仏教家菊池祖睛(1729年~1806年)が、諸国遍歴の修行の際に九州大宰府に至り、天神社の分霊を奉持して帰って祀った」ことが始まりとのこと。
 東日本大震災の津波によって、天満宮ごと流失してしまいましたが、震災後、太宰府天満宮よりあらためて分霊いただき、東北唯一の太宰府天満宮直系の天満宮として新たに建立されました。
 天満宮の建立に関する紆余曲折の流れを聞く限り、それぞれの見方によって思うところも違いますが、式典での町民の盛り上がりを拝見すると、いにしえの時代からもこのようないろんな出来事を通し信仰というものは続いているのだろうと歴史の1ページに立ち会っている感覚になりました。

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 (2)考えて行動する学校

 10月から受講していた研修。
 実際に企画し、行動を促す。全3回、午前2時間、午後2時間、計12時間の研修でしたが、あっという間に終わってしまったというのが感想です。
 実際に自分の業務に活かすべき所もありますが、企画というものの考え方について、いくつものお土産をいただいたような感じです。今後の活動に少しでも活かしていけたら良いな。というより、活かさなければいけないですね。

5.地おこジビエチームの活動報告会

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 11月23日に同じ地おこ隊員のジビエチームによる活動報告会がありました。大槌で活動し始めてから8か月ですが、それぞれに課題を見つけて精力的に活動している様子は、何かと刺激になるものです。
 正直、ジビエチームメンバーと自分は、下手すると親子ほどの年齢差もあるメンバーもいるわけですが、この8か月活動している中では、それほど大きな年齢差を感じない存在です(自分が一方的に思っているのは否めませんが…)。
 報告会後にいただいた大槌鹿カツサンドがおいしくて・・・
 年明け1月は観光交流協会組の報告会があります。とくに特別なことは考えません...

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6.2021年のふるさと納税、大槌町にぜひ!

 2021年のふるさと納税もあと1か月。ふるさとチョイスの大槌町のサイトでは、大槌町の特産品を返礼品として数多く出品中です。ぜひ、下記から覗いてみてください。よろしくお願いいたします。


■ふるさとチョイス(大槌町ふるさと納税サイト)■


 大槌町観光交流協会のECサイト「大槌孫八郎商店」もよろしくお願いいたします。12月は注目していてください。。。

■大槌孫八郎商店■



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