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プレゼント探しはここで!ウィーン・カールス広場の手工芸品クリスマスマーケット

クリスマス前のこの時期、ウィーン各地では、10個以上のクリスマスマーケットが開かれています。毎年その中からお勧めのマーケットをピックアップして記事にしていますが、今年はカールス広場の手工芸品のクリスマスマーケットをご紹介します。

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堂々としたカールス教会前の広場には、この時期屋台が立ち並びます。

普通クリスマスマーケットは、夜のキラキラしたライトアップの中で訪れ、グリューワイン(ホットワイン)片手に温まるのが最高なんですが、このカールス広場のマーケットだけは昼間ゆっくり訪れるのがお勧めです。


グリューワインを飲ませるプンチュスタンド(屋台)。飲み物の種類が多くて迷ってしまいます。

ウィーンにはクリスマスマーケットが多いこともあり、それぞれのマーケットが特徴を持っています。このカールス広場のマーケットの特徴は、手工芸品が豊富であることと、子供向けイベントがたくさんあること。

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全て手作り、手描きのクリスマスデコレーション。

このマーケットの主催者が手工芸アート組合であることもあり、手工芸品は、ガラス細工、木工品、陶器、革製品、絵画、アクセサリ、布製品、蝋細工など様々なジャンルに分かれていて本格的です。他のクリスマスマーケットでもよく見かけるオーナメントやアクセサリではなく、一味変わった手作りの工芸品が楽しめます。

女性ならアクセサリや食器、男性なら革製品や木工品、子供用には木でできたおもちゃなど、誰でもワクワクしながら買い物を楽しめます。屋台の売り子さんがアーティスト本人で、店番をしながら商品を作っている姿もよく見られます。

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ガラス細工の作業中のショップオーナー。

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この屋台はこんな感じで、ツリーの飾りやアクセサリーがいっぱい。

そんなわけで、人の少ない時間に、手作りの工芸品を明るい光の下でゆっくり吟味したければ、明るい時間に行くのがお勧めです。きっと自分用やプレゼント用に、素敵な手作りアートが見つかると思いますよ。

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こんなかわいらしい木の楽器、子供のプレゼントにピッタリですね!

そして、このカールス広場のクリスマスマーケットのもう一つの特徴は、子供に優しい事。カールス教会前の大きな広場には、本物の山羊やブタが走り回り、田舎から持ってきたわらの山で子供たちは大騒ぎ。

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快適そうな動物たち。街中なのにのんびりしています。

ポニー乗馬やミニ列車などもあり、子供たちの好きそうなアトラクションもいっぱい。アートに関するマーケットなだけあり、子供向けの工作イベントもあり飽きさせません。

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ポニー乗馬も人気のプログラム。

今年のカールス広場のクリスマスマーケットは、11月21日から12月23日まで、毎日12時から20時まで営業しています。

観光地からも近く、立ち寄りやすい場所にありますので、手作りのクリスマスプレゼント探しはこのマーケットでどうぞ♪

(2014年11月執筆)

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