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星の光を守る、国際ダークスカイ協会

気になる話題をピックアップ。

最近、アウトドアでキャンプを楽しむ人が増えましたね。
BBQにレジャー、テントでの宿泊など、キャンプの醍醐味はたくさんありますが、天体観測を行うのも大自然の中ならではの楽しみではないでしょうか。

都会では夜も煌々と灯りがついているため、日頃、星や月の光を感じることは少ないように感じます。

宇宙から見た夜の日本の写真が、とても明るいのは有名ですね。

夜でも明るい = 電気をたくさん使っているということですが、夜空を守ろう、という取り組みがあるそうです。

国際ダークスカイ協会という、光害問題に取り組む世界最大のNPO法人があり、東京にも支社があります。

そんな国際ダークスカイ協会は、「ダークスカイプレイス・プログラム」という認定制度を作っています。

日本語では、星空保護区認定制度、というそうです。

暗い自然の夜空を保護・保存するために優れた取り組みを称える制度です。

そんな星空保護区に岡山県井原市美星町という町が認定されています。

もともと「星空の街」として有名だったところから、パナソニックと共同で照明機器を一新することで、星空保護区の厳格な規準をクリアしたそうです。

省エネのLEDライトを使用するだけでなく、上方向に光が漏れにくい工夫、青色光が少ない色温度(3000K以下)にする、と試行錯誤して自然な夜空の美しさを守るための照明を開発・設置しています。

もちろん防犯対策としての明るさも十分に保ちつつ、自然本来の姿と共存する取り組みです。

自然を大切にする素晴らしい活動です。

金賢守(キムヒョンス)


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