見出し画像

教養・自己啓発

このページでは、兵庫教育大学学部1年生(2021年)によるオススメ本の紹介記事のうち、教養・自己啓発関係のものを掲載しています。
※凡例  ①著者 ②出版社 ③出版年

86『先生はえらい 』

① 内田樹
② 筑摩書房
③ 2005

「先生とは何か。尊敬される先生とは答えを与えてくれる存在ではなく、謎を与えてくれる存在であり、知識ではなく勉強する姿勢を教えてくれる先生なのだと教えてくれる、今までの常識をひっくり返す名著です。」(吉田優咲)

87『教えるということ』

① 大村はま
② 筑摩書房
③ 1996

「時代が変化しても、教師がすべきことの根本は変わらないことを教えられた。本当の「教える」ということを考えさせられる本であり、これから教師を目指す人にはもちろん、現在の教職についている方にも読んでほしい一冊。」(伊原美空)


88『眠れないほど面白い枕草子: みやびな宮廷生活と驚きべき「闇」』

① 岡本梨奈
② 三笠書房
③ 2021

「作者によるとっても噛み砕いて超訳された「超現代語訳」によってさらに世界に引き込まれます。中学高校時代に出会ってたら…と後悔するほど深く理解できます。私と同じく国語教員目指してる方はぜひ!」(井川萌衣)


89『本当の「頭のよさ」ってなんだろう? : 勉強と人生に役立つ、一生使えるものの考え方』

① 齋藤孝
② 誠文堂新光社
③ 2019

「この本は題名の通り本当の頭のよさとは何かをとう内容で、何のために今私たちが勉強をする必要があるのかなど将来と結びつけながら説明してくれます。勉強が将来役に立つのかと疑問に考えている人に読んでもらいたいです。」


90『極上の孤独』

① 下重暁子
② 幻冬舎
③ 2018

「孤独をこよなく愛する筆者の孤独観に触れられる。「成熟した人間こそが到達できる境地である」。現代に浸透した「孤独=悪」という概念とは違った捉え方。孤独死とは本当に“憐れ”なのか。」


91『子供のための哲学対話』

① 永井均
② 講談社
③ 1997

「哲学というとっつきにくい分野を子供にもわかるようにわかりやすく登場人物の対話形式で書かれている。この本の1番面白いところは哲学というものを説いているのが、教授でも専門家でもなく、まさかの猫ということ。」(福井智哉)

92『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争 』

① 庭田杏珠他
② 光文社
③ 2020

「戦前から戦後までの白黒写真をAIによってカラー化した写真が掲載されている。カラー写真であるため戦争に現実味を帯びる。過激な画像は掲載されておらず誰でも読める点も戦争を考えるきっかけになるだろう。」(兀塚京)


93『自省録』

① マルクス・アウレーリウス
② 岩波書店
③ 2007

「この本は私の人生において本当に大切な1冊です。この本からは人生をどのように生きたらいいのかや、生きる上で大切な考え方を学ぶことができました。人生で行き詰まった時によく私も見返します。」(松井洋輔)


94『その最期が歴史を動かした戦国武将の死にざま』

① 湯原浩司他
② スコラマガジン
③ 2014

「81人の戦国武将が主君や市民、兄弟を守るために最後の砦になったり、自害する想いに感動しました。この本を読むと、自分も周りの人を大切にしようと思うことができます。森蘭丸と武田信繁がおすすめです。」(梶歩美)


95『ブラック校則』

① 涌井学他
② 小学館
③ 2019

「既にあるルールが絶対に合っているのか、なぜこのルールが適用されているのか、本当にこのルールは必要であるのか。現状に対して満足せず、誰かに従うだけではなく自分の生き方を探したくなる作品です。」


96『伝える力』

① 池上彰
② PHP研究所
③ 2007

「メディアで活躍する池上彰が書いた本。会社、教員、役員どの職業でも必要とされる伝える力を細かく章分けして書かれている。物事をわかりやすく伝えるテクニックやコツが具体的に書かれているため、吸収しやすい。」


97『ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと』

① 鎌田洋
② SBクリエイティブ
③ 2011

「「この床に落ちたポップコーンを君たちは食べられるかい?」帯に書かれていたこの言葉には、ディズニーのそうじに対する想いが込められている。カストーディアルと呼ばれる清掃員たちの夢と感動で溢れる作品だ。」


98『こころの処方箋』

① 河合隼雄
② 新潮社
③ 1992

「色々な事を気にしすぎたり、気を使いすぎたりする人にこの本をオススメします。特に人間関係に悩んで行き詰まっている人は、この本を読むことで、解決とは行かなくともより良い方向に絶対に向かいます。」


99『下剋上受験 : 両親は中卒それでも娘は最難関中学を目指した! 』

① 桜井信一
② 産経新聞出版
③ 2016

「父母共に中卒の家庭で育った小5の娘が、塾なしで偏差値41から偏差値70の最難関中学を目指し、親子3人4脚で必死に受験勉強する姿を描いた実話。「遺伝するのは顔だけか。それとも魂丸ごとか。」」(田中大志)


100『嫌われる勇気 :自己啓発の源流「アドラー」の教え』

① 岸見一郎他
② ダイヤモンド社
③ 2013

「私が教員を目指すに当たって読んだ本である。他者との関わりや自身の考え方など、大きく影響を受ける本であった。難しい表現もじっくり読むことで理解も深まる上に、複数回読むことで、毎回新たな気づきや発見も得られる。」

「私はこの本を読んで、対人関係や社会での生き方に答えを出すことができました。私のように周りの目、世間体を気にしてしまう性格を変えたいと思っている人は、ぜひこの本を手に取ってみてください。」


101『バビロン 大富豪の教え: 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』

① ジョージ・S・クレイソン他
② 文響社
③ 2019

「一言で言えば「読み終わった瞬間人生が変わっている本」です。金持ちメソッドが書いてあるかと思いきや「働くことの大切さ」「人間関係について」など人生が豊かになるための教養が“しじみ週間”並みに凝縮された本です。」(大原拓也)


102『チーズはどこへ消えた?』

① スペンサー ・ジョンソン
② 扶桑社
③ 2000

「社会や身の回りの変化に応じて自分も変わらなければいけない、分かっていても私は何も出来ないままでした。この本は変わりたいと思っていた私の背中を押してくれました。あなたの背中もきっと押してくれるはずです。」


103『天才の根源』

① てつや
② KADOKAWA
③ 2020

「人気YouTuber『東海オンエア』のリーダー・てつやの初エッセイで、彼の人生や性格、考えてきたことについて書かれており、とても面白く、東海オンエアを知っている人にはおすすめです。」


104『人は話し方が9割』

① 永松茂久
② すばる舎
③ 2019

「私は人と話す時どうしたらいいか常に考えていたが、この本を読んでもっと楽に、そして上手に話すことができると感じた。今までの悩みを払拭してくれるためになる本です。」


105『LAGOM』

① ニキ・ブラントマーク
② 東洋館出版社
③ 2018

「この本はスウェーデンの暮らしを紹介しています。「ちょうどいい」が基本の考え方や暮らし方は、素朴で無駄がなくて暖かくて、「ないものを欲しがるよりあるものを大切にする」考え方にすごく魅力を感じました。」


106『置かれた場所で咲きなさい』

① 渡辺和子
② 幻冬舎
③ 2012

「この本は、ひとつひとつのテーマに沿って内容が書かれているので文章は短く読みやすいです。この本を読むと考え方が180度変わるきっかけになります。心にグッ!とくる言葉が欲しい人には是非読んで欲しいです。」


107『夢をかなえるゾウ』

① 水野敬也
② 飛鳥新社
③ 2007

「ゾウの神様・ガネーシャが課す日々の課題に取り組む主人公が人間的に成長していく様子が印象的で面白い。外見を飾るのではなく内面を成長させることが大切であることを考えさせられた。自分が何をしたいのか、仕事をする目的など、人生について考えるきっかけになった。」

「この本は、主人公がうまくいかない人生を送っていて、ガネーシャという神様の指導のもとで様々な試練に立ち向かって夢を実現する姿をみて、私たち読者自身の夢の実現を精神的に支援してくれる本である。」

「本を読むのがあまり得意ではない私でもどんどん読みたくなったのが本書です。ゾウの話す関西弁がとても親しみやすく面白い本で、今あなたがするべきことも、そっと教えてくれるような一冊です。」


#本でつながろう  目次

|0| #本でつながろう
|1| エッセイ・ノンフィクション 
|2| フィクション(SF・ミステリー・ファンタジー)
|3| フィクション(児童・青春・まんが)
|4| フィクション(純文学・歴史・時代)
|5| フィクション(教養・自己啓発) 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?