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エッセイ・ノンフィクション

このページでは、兵庫教育大学学部1年生(2021年)によるオススメ本の紹介記事のうち、エッセイ・ノンフィクション関係のものを掲載しています。
※凡例  ①著者 ②出版社 ③出版年

1 『僕の隣で勝手に幸せになってください』

①蒼井ブルー
②角川文庫
③2020

「ひとりの男性写真家が様々な視点から女性への偏見や純粋な恋心、日常生活に関する励ましが綴られています。共感できるものも多く、人間関係や恋愛、私生活の悩みがある時もこの本の言葉に元気をもらっています。」

2『イチローの流儀』

①小西慶三
②新潮社
③2009

「野球界のレジェンド“イチロー”のグラウンド内外での考え方や姿勢について知ることができる本。天才的なプレーは周到な準備があるからこそなせる技。本当の準備というものを私は学んだ。」

3『カキフライが無いなら来なかった』

① せきしろ×又吉直樹
② 幻冬舎
③ 2013

「この本はせきしろさんと又吉さんの自由律俳句集である。簡単にまとめると、「テクノしか聴かないとほざく美容師」から「タイムカプセル三日で掘った」までが許される自由律俳句集である。」(山口未羽)

4『最速123キロ、僕は40歳でプロ野球選手に挑戦した』

① そうすけ(360°モンキーズ)
② ベストセラーズ
③ 2017

「最速123キロそして40歳、普通ならその状態からプロ野球選手なんて目指さないのに自分の夢のために必死に取り組んでいる姿が書かれており、本当に叶えたいことには諦めずに頑張ろうと思える本です。」

5『THE やんごとなき雑談』

① 中村倫也
② KADOKAWA
③ 2021

「人気俳優の中村さんですが、私たちと同じように悩みを抱えて、何気ない日常を送って、同じ人間なんだなと感じることができます。みんな一人一人がやんごとない存在なのかもしれない、と心がホッとする一冊です。」

6『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

① ブレイディみかこ
② 新潮社
③ 2019

「格差という問題が様々な事件から読み取れる物語が、触れることがなかった貧しい社会を明らかにします。私たち教員を目指す読者にとって、著者が保育士という教育関係者という点も魅力のひとつだと感じました。」(橋本恋花)

7『いのちの車窓から』

① 星野源
② KADOKAWA
③ 2017

「私はこのエッセイ本で何気ない生活で感じたことこそ大切で考えさせられるものがあるということを学びました。皆さんも自分とは違う人の日常をちょっと覗いてみたくありませんか。」(池田梨穂)

8『日日是好日:「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』

① 森下典子
② 新潮社
③ 2008

「この本を読むと茶道を通して自然の豊かさだったり、人への思いやりを感じ心があたたかくなります。お茶のお話ではありますが、他のことにも通ずることが多く、多くの人に共感してもらえる内容だと思います。」

9『1リットルの涙』

① 木藤亜也
② 幻冬舎
③ 2005

「私はこの本に、いま当たり前に過ごせている日々がどれほど幸せなことかを教えてもらいました。難病から青春の全てを奪われてしまう少女の実話から、明日からの生き方を改めて考えさせられる本だと思います。」

10『熱狂宣言』

① 小松成美
② 幻冬舎
③ 2016

「この本は難病と闘いながらも外食業界のトップを目指す社長のノンフィクションです。私はこの本で、仕事に情熱を注ぎ病気にも打ち勝つ姿やこの社長の仕事や人生に対する考え方に胸をうたれました。」

11『いのちをいただく:絵本みいちゃんがお肉になる日』

① 坂本義喜他
② 講談社
③ 2013

「あたり前のように食べていた牛肉ができるまでの、ある家族の話です。この話を読むと、牛を解く人の気持ち、いのちの大切さを知ることができます。今まで以上に「いただきます。」のことばの重みを感じられます。」

12『あんぽん:孫正義伝』

① 佐野眞一
② 小学館
③ 2012

「2021年日本長者番付で首位に立つほどの大富豪である孫正義。そんな彼にも暗黒時代は存在した。彼の壮絶な人生の全てが赤裸々に記されている。何事も始まりは努力であるということを教えてくれる1冊である。」(竹内敬二郎)

13『生きながら火に焼かれて』

① スアド
② ソニー・マガジン
③ 2004

「ショッキングなタイトルと同じショッキングな内容。でも読み終わると明日を生きようという気力が湧いてくる。中東ヨルダンにて実際に行われていた女性差別の実態を描いたノンフィクション作品。」

14『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』

① 坪田信貴
② KADOKAWA
③ 2013

「どんなに主人公が馬鹿でも周りから軽蔑されても塾の坪田先生は彼女の素直な部分を最大限に活かして指導したり真っ直ぐな部分を信じ続けたりして最後まで彼女と向き合い続けたその姿勢にすごく感動したし尊敬します。」

15『ケーキの切れない非行少年たち』

① 宮口幸治
② 新潮社
③ 2019

「実際に医療少年院で働く作者が現在と未来の教育に願うことと、現状の医療少年院の実態が赤裸々に描かれた一冊である。私はこの本を読むことで普段は知れない世界を知ろうとする大切さや、教育によって救える人と命があるということを感じた。」(吉田朱李)

16『はなちゃんのみそ汁』

① 安武信吾他
② 講談社
③ 2015

「母が癌になり娘にご飯をつくることを教える。生きるために必要だから、勉強は二の次でいい。娘が作る一杯の味噌汁をテーマにした自分の人生を考え直させられる感動のノンフィクション物語です。」

17『ヒマラヤに学校をつくる : カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦』

① 吉岡大祐
② 旬報社
③ 2018

「私はこの本の著者、吉岡大祐さんがネパールの子供たちの教育環境を整えるために奔走する姿に心を打たれ、学ぶとはどういうことなのかを考えさせられました。学ぶ意欲に溢れた子供たちと周囲の大人が共に成長していく物語です。」


#本でつながろう  目次

|0| #本でつながろう
|1| エッセイ・ノンフィクション 
|2| フィクション(SF・ミステリー・ファンタジー)
|3| フィクション(児童・青春・まんが)
|4| フィクション(純文学・歴史・時代)
|5| フィクション(教養・自己啓発)

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