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BL大戦

※さて、BL、腐女子について今まで書いてきたことについて、マガジンにまとめました。本稿も有料公開となっていますが、本来はマガジンのガイド記事的なモノなので、お買い求めいただく際はマガジンの方を買っていただくことをお勧めします。※

「BL大戦」。
 何が「大戦」なのか。
 言うまでもなく「腐女子」「BL」という存在を巡ってフェミニスト、LGBT、表現の自由クラスタ、アンチフェミと各勢力がひしめきあい争いあっている辺りが『スーパーロボット大戦』っぽいので大戦なのです。
 ここしばらくの「BL大戦」の中心人物は星崎レオ師匠ということになりましょうが、ぼくはあまり彼女を叩く気になれない。それは彼女が(BL作家としては人気なのかも知れませんが)別にフェミ的主張を以前からしていた人物というわけではなく、その意味では「一般人」でしかないからです。
 まあ、その辺についての考察はおいおいしていくとして、ここでは数年前の「BL大戦」について振り返ってみましょう。
 そう、北田暁大師匠と山岡重行氏のバトルです。
 北田師匠は『社会にとって趣味とは何か』において「腐女子は先進的なフェミニズムの闘士だが、オタク男子はネトウヨ」と(極めて脆弱な根拠で)決めつけ、腐女子の#KuTooName(靴舐め)の限りを尽くすと共に、先行する山岡氏の『腐女子の心理学』では腐女子に「オタク男子とつきあえ」などとアドバイスがなされていたぞと血涙を迸らせ、怒り狂っておりました。

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