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長い呪いのあとで青識亜論と出会いなおす

 自称アンチフェミにしてフェミニスト、ネット論客の青識亜論が炎上しています。

 やれやれ……という感じです。
 前回、BLに関する書籍にまつわる記事の再掲をしました。
 しばらくその企画を続けるつもりだったのですが、この大事件の前には、後回しにせざるを得ません。
 さて、青識が何をしでかしたかについての最低限の説明はショート動画をご覧いただきたいところですが、ご承知のようにぼくは以前から、彼のことを信頼ならないと言い続けてきました。
 が、まず現状の炎上では「表現の自由クラスタとフェミニストたちの、山小屋の中でのオタサークラッシュ的バトル」に終始していて、「山小屋の外」にいる者にとっては滑稽としか言いようがない。
「青識亜論が実はフェミニスト側の人物であること」
「ツイフェミに限らず、フェミニズムそのものが思想として超反社会的なものであること」

 そんな初歩の初歩の初歩、どう頑張ってどこから見ても、全く覆しようのない客観的事実すらもが絶対に受け入れられない連中が、阿鼻叫喚の地獄絵図を展開するばかりという、どうしようもない状況にあります。
 本マガジンは以前からの青識の言論への批判集となっていますが、これらを踏まえると、本件における青識の振る舞い、つまり「女性差別的オタクコンテンツをバッシングした」ことは、ストンと胸に落ちるのではないでしょうか。
「青識はポルノを全否定するフェミの著作を絶賛していた」
「青識はただひたすら、フェミ様と対話しよう、対話しようと言い続けてきた」

 これは(表現の自由クラスタもフェミも絶対に認めないが)疑い得ない客観的事実です。
 彼はまた近年、「ミソジニーけしからぬ、インセルけしからぬ」と(つまらん詭弁を弄し)言い続けてきました。
 そんな彼の副垢での発言はおそらく「ホンネ」であった、ミソジナスな表現をこの世からなくそうという「痛切な祈り」だったのだと考える他はありません。
 彼はそこを率直に語り、これからは公明正大に「フェミニスト守り隊」を名乗っていくのが、「たった一つの冴えたやり方」なのではないでしょうか。
 ……あ、ちなみに今回のタイトルは小山田圭吾をデタラメなリクツで擁護していた人物の、つまらぬ文章のタイトルをもじったものであります。

――さて、以降は過去記事の解説です。

(2022/05/11付記:最後に『Daily WiLL Online』様で書かせていただいた記事もつけ加えました。そっちもお読みいただければ幸いです)

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