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再放送というセーフティネット

 NHKについては様々な批判が投げかけられることもありますが、個人的には民放よりもNHKの方をよく見ているように思います。公共放送としてのNHKの存在意義はいくつも考えつきますが。そのうちの一つは「手厚い再放送」です。
 主だったものを挙げれば、朝ドラは総合テレビで朝・昼2回+BSプレミアムで朝・夜2回、そしてプレミアムでは土曜日の午前中に一週間分をまとめて再放送しています。大河ドラマも本放送(BSPでは18時~)の前日=土曜日の昼過ぎに総合テレビで前回の再放送をしています。また、教養・バラエティ枠でも多くのレギュラー番組は必ず再放送をするように編成されているのではないかと思います。

 過去の記事でも書いているように、我が家は地デジ化のタイミングで録画機を買い替えなかったので「失った」形になりました。また、テレビも1台しかないのでチャンネル権の問題とは常に隣り合わせです。両親はネットを使えないので、私は割と譲ることが多くなります。(Tver等の見逃し配信サイトにアクセスできるだけでなく、ネット上には視聴コンテンツが溢れてますので^^;)

 ただ、NHKオンデマンドNHKプラスは使えていないので、ネットでNHKの番組を見られる環境にはありません。(前者には無料動画もありますし、後者は手続きさえすれば無料で観られますが、なかなか重い腰が^^;)
 そうなると、本丸であるテレビに頼らざるを得なくなる訳です。私が重宝しているのは総合テレビの深夜帯です。同時間帯の民放との兼ね合いもあり、実際に見られているのはブラタモリ家族の乾杯程度になってしまってはいますが。
 しかし、その時間帯が脅かされてしまう時期が年に何回かあります。海外で開催されるテニスやゴルフの大会が生中継される場合です。まさに今がその時期なんですが^^;、この場合にサブチャンネルで救済策を取ってくれないかなぁと以前から思っていました。
 他の時間帯でも同じようなケースがあります。総合テレビ・Eテレの日中には夏春の甲子園が被り、総合テレビに限れば国会中継が入る場合もあります。その時間帯に必ず裏番組があるべきとまでは言いませんが、本来であればその時間帯に再放送されているはずの番組が見られなくなるという事態を回避するくらいのことをしてもらえないだろうかと思うのです。
(こういうことを書くと、巨人戦がほぼ全試合地上波生中継されていた時代の「非野球民」の方々がいかに苦労されていたかを痛感します…)

 サブチャンネルは残念ながら「スポーツ中継のつきもの」という使用実態があるように思います。今回の提言の主な背景にもスポーツ中継がありますが、現在サブチャンネルが使用されるのは「生放送を含む本放送」の番組がメインである場合がほとんどだと思うので、独自性はあろうかと。また、サブチャンネルの稼働を乱発?しようとすると相応のコストが発生するでしょうから、「もう少し活用の幅を広げてもらえれば」という程度にとどめたいと思います(^^;;

 数年後にはBSとラジオで「一本化」が予定されています。

 これには反対でしかないんですが、仮に予定通りに実施されれば、BS放送でのサブチャンネル利用が増えることは火を見るよりも明らかではないかと思います。2波を常時運用させるよりはコストが低いんでしょうが。

 今回の見出し画像はNHK新潟放送局です。幼稚園の頃に週末の子ども向けイベントでニューススタジオで記念撮影したり、番組の収録観覧もした記憶がありますが、小学生以降は全く立ち入ったことがない気がします。(生さだの観覧に当たっていれば数年前に行ってたんですが^^;)

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