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パティスリーで意識すること

こんにちは、山下珈琲店です。

奥さまがパティシエだったこともあり、影響を受けた私は初めて訪れる洋菓子店では必ずシュークリームとプリンを連れて帰ります。

なぜならカスタードクリームが一番お店の特徴が出ると思っているから。
そこに目が行くのは、洋菓子店が選択肢としてショーケースに入れているか、そのもので喜んで欲しいのか分かるから。
前者の場合は作業効率を図るため、シュークリームは焼き上がった生地を購入しクリームのみ詰める店舗が多い気がします。自店で焼いたから美味しい、もしくは既製品だから美味しくないということではありませんがカスタードに自信があればそれに合う生地は自分で焼くのかなと。
もちろん私はお店に出すものは自分で焼きたい派です。

プリンも同じようにお店の考えが表れます。
それはカラメルに固形の既製品を使っていないかどうか。
硬いチョコレートみたいなプレートをポンと入れて、上から流し込むとちょうどいいように溶けて、カラメルになるやつです。
本の少しの差ですがお客様の目は騙せないだろうなと私は思います。
そんなの基本だよって言われると思いますが意外と多いんです。
些細なことですがしっかり自分で作りたいですね。

ちなみに私はシュークリームはカスタードのみ入ったもの(生クリームなし)が好きで、プリンはトロトロ派です。ブリュレは好きですが中がカタイのはちょっと苦手です。
珈琲も一緒ですが、嗜好品ですね。
これからは人それぞれにいろんな好みが出て来て、もっと味の幅が広がる気がします。より好きな味のお店、好きな人のお店に通う時代なのかなと思います。
私の好きなカレー店の店主はうちのカレーは毎日味が違うからねーと言って笑ってます。韓国からでも食べにくる人がいるのにw 福岡のカレー、珈琲はいま本当に凄いことになっています。前職の頃、たまたま接客したお客様が東京から来ていて、一日カレー4食で3日間12食して帰った方がいました。それだけの飽きない魅力があるということですね。私の出店場所は福岡市内ではないので、こんなお化けみたいな方々と肩を並べることがないので一安心です。

シュークリームとプリンに着目しましたが、このところチョコレート味のケーキやパンに以前記事にした人工甘味料をしようしているお店も増えました。
※過去の記事に関しては以下を参照ください。
材料の高騰など様々な要因はありますが、ご来店いただきお客様がいつまでも元気で来てくださるようにしたいものです。

https://note.com/hymilan0507/n/nd4908dcc2e99

本日もお読み頂きありがとうございました。
エクレアが食べたい…


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