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今年買って“もっと早く買えば”よかったもの

自分がどんなものを買うか残しておけば、今後役立つのではないかと思ってメモ。
来年もこういったものを前倒しで買っていけばいいはず。

スマートウォッチ:GARMIN 745 ForeAthlete

スポーツに特化したスマートウォッチ。もともと当時の彼女(今の妻)がトライアスロンに挑戦するということで、二人同時に買うと割引になるというので僕も連れションくらいの軽い気持ちで購入したところ、そこから大活躍。

記録を取ってくれるだけでなく、設定した目標に向けたトレーニングのメニューを組んで管理してくれるアプリが優秀でサボりがちな僕にはぴったりだった。

トレーニング理論や栄養に詳しくなったし、減量に成功した要因の一つでもある。記録をつけることの大事さと難しさを改めて知った。

日常でも、時計としてはもちろんSuicaとしても大活躍。毎日の睡眠時間や心拍数が数字で表示されるので、生活の視点が一つ増えた。

https://www.garmin.co.jp/products/intosports/foreathlete-745-tropic/


骨伝導イヤホン:Shokz Open Run Pro

もともとは運動用に購入。ロードバイクツーリングの連絡とか、ランニング中に音楽を聴くとか、Zwiftでトレーニングしながら友達と話すとか。

それもいいのだけれど、今は日常で使っていることの方が多い。充電がすぐにできるのがズボラな性格にも合っていて、ほぼ毎日使っている。

「自分にしか聞こえず、外の音も聞ける」のが最大のセールスポイントで、通勤時にも使いやすいし、何より家の中で使っている時に人の呼びかけに答えられるので登場シーンが想定の3倍はある。遠出の帰りの車、みんなが寝ているときにも大きな音を流せるのは計算外の喜び。

オープン式のため没入感は少な目で、電車などうるさい場合に聞き取りにくかったりするのは難点。特に人のセリフなどは聞き取りにくくなりがちで少し不満な場面はある。

そういう時は今までメインで使っていた密閉型のヘッドホンが再登場する。


全自動コーヒーマシン:デロンギ マグニフィカS

豆と水をセットしておけばワンボタンでコーヒーが入れられる。最高。
朝起きて1分、おいしいコーヒーで強制的に一日を開始できる。
動線は、

  1. 水タンクを補充(前日からいれっぱなし)

  2. 豆は数日分は入れっぱなし

  3. 電源On(10秒ほどで自動洗浄)

  4. エスプレッソを入れて、飲み干す(30秒)

  5. 電源Off(10秒ほどで自動洗浄)

といった感じ。手入れは水タンクをたまに乾かしたり、カスを捨てたり(一瞬で終わる)くらい。
前は電動グラインダーとドリップのコーヒーメーカーを使っていたところ、手間としては1/10くらいになった感覚。信頼のデロンギということで安定して美味しい。

こうなってくるとコーヒー豆をたくさん消費するようになる。サイクリングやちょっとした出先で豆を買う機会も多くなり、コーヒー豆に詳しくなり、コーヒー屋さんをめぐって新しい豆を買い、家で飲む、というサイクルが回ってどんどんコーヒーが好きになっている。

最近は産地や入れ方もようやく覚えてきた。ワインも自分で作った時にようやく覚えられたし、どうしても手を動かさないと覚えられない性分なのだなとしみじみ。三つ子の魂百までなので、死ぬまできっとそうだ。

この機会にもっと詳しくなろうと、Post Coffeeのサブスクをはじめてみた。毎月3種類のコーヒーが届くというもので、値段も手ごろなのにそれぞれの豆の情報が詳細に書いてあり、アプリで飲んだ感想をストックしつつ届く豆にもフィードバックされるという今どきっぽいシステムだ。上手く付き合っていきたい。

そうそう、マグニフィカにはラテのスチーム機能もあるので、ラテアートを作ろうと画策中。今のところスチームが上手くいく確率が五分五分くらいだが、失敗しても結構美味しいので牛乳は無駄になっていないと信じたいところ。


マッサージガン:uFit RELEASER Mini

とにかくズボラなので、古い大型のマッサージガンがそこら辺に転がっている。流行りはじめにプレゼントしてもらった代物で、充電がすぐに切れてそのまま充電を忘れ、使おうと思った時に使えず隅に追いやられていつの間にか使う頻度がめっきり減ってしまった。

しかし効果はあるので、と活用法を探っていたところにYoutubeで推しの選手に新しいものを紹介された。どうせ類似商品も色々あるしと半ば冷めた目線で見つつ、他に選ぶための情報もないので、取り回しがよく外にも持っていきやすいという言葉を信じたらまさにその通り。
マッサージガンはどうやら知名度が上がったらしく、Amazonで謎のメーカーがたくさん出てくるようになっていた。目当てのページにたどり着くのすら難儀だったが、商品のレベルもしっかり上がっているのが流行りの良いところ。

充電が以前のものに比べて2倍以上持つようになっていて、しかもコンパクトでマッサージ力もちゃんとある。
半信半疑で購入したものだったが、ほとんど毎日のように使っている。ちょっとお高かったけれど元は十分取れている。


TTバイク:Canyon Speedmax CF 8 Disc

ここまで書いて今年は大きな買い物をしていないなと安心していたが、家に帰ると玄関から入ってすぐにそんなことはないと気づかされた。
自転車を買っていた。トライアスロンで使われるTTバイクという代物。

ロードバイクと違ところはいくつかあるけれど、わかりやすいのは角のように飛び出たハンドルと厚いホイール。無骨でかっこいい。

どれも「平坦を空気抵抗を減らしてかっ飛ばす」ための機能で飾りじゃないのがいい。逆に言うと、ロードバイクもトライアスロンも競技として力を入れているわけではない自分にはオーバースペックなのは重々承知している。
いままではロードバイクでトライアスロンもちょっとした荒れ地も通していたが、「専用機材」という言葉に弱くメカいじりが好きな性分は抑えられなかったらしい。
気づいたら部屋にロードバイク・シクロクロス・TTバイクの三台がそろってしまった。

TTバイクに乗ってよかったのはトライアスロン中の武器となるというのも勿論あるけれど、トレーニングに身が入るという直接的な効果がひとつ。

副次的な効果は二つあって、一つはロードバイクの整備がより上手くなったこと。TTバーやシートポストを鋸で切り落としたり、専用のディスクブレーキのオイル調整をしたりと四苦八苦したのもいい経験になった。
いつもより難しい作業をすることで、一般的な部品の理解度が上がり、正義の効率もよくなった。

二つ目は、他のアクティビティにも目が向いたこと。コロナで大会がなくなり意気消沈していたシクロクロスのレースにもはじめて出た。これからもゆるっと自転車の世界観を広げていきたい。

改めて自転車メーカーCanyonのサイトを見ると、購入時よりだいぶお高くなっている。円安の影響だろう。10万円近く値段が上がる直前に買えたので、ちょっと得した気持ち。


Restrapのロードバッグ

今年もしまなみ海道をロードバイクで走った。他にも荷物を運ぶ機会が増えたので、自転車につけるバッグ類をRestrapにそろえてみた。

オシャレだけれど高すぎてなかなか手の出ないファッションブランド“Café du Cycliste”のサイトをウィンドウショッピングしていたところ、特集のモデルのバイクに付いていたバッグがやたらかっこよく、しかも調べるとジャージより安かった。

バッグなら摩耗も少ないし一生もの、といういつもの言い訳ですぐに買ってしまった。人はなかなか学習できないものだ。

前後で二つ買ったうち特によかったのがトップチューブバッグで、走っている途中の取り回しが楽な上に、開け閉めする時にするジッパーの音と感触がそれっぽくて気分が上がる。

バイクが良くなると他も気になってしまうもので、結局Café du Cyclisteのジャージにハンドルバッグ、果てはPOCのサングラスまで見た目と機能を兼ね備えたものを買いそろえていく羽目になり、軽くなった財布と引き換えに自転車に乗ること自体がとても楽しみになった。

しまなみはいつ行っても最高だ


チョークバッグ:Petzl サカブ

クライミングは日常過ぎて逆に取り上げるものがない。シューズだのブラシだのの必需品は買ってよかったというには身近すぎるし、ロープ類やビナ類は買ってよかったじゃすまないし、などと思っていたら一つあった。チョークバッグだ。

チョークバッグはファッションアイテムとしても定番になりつつあるクライミング用品で、本質的な機能はシンプルなのであまり良しあしが出ない。

もともとはガレージブランドの変わった形のものを使っていて、人と被らないのはよかった一方作りは甘めでジッパー部分が壊れてしまった。なかなか壊れるものでもないのでせっかくの機会と今回は真逆のテイストとなる最大手の定番品にしてみた。

手のひら返しになるが、やはり定番品はいい。所属するプロアスリートの意見もふんだんに取り入れられた最適な形状で、必要な用具をしっかりと収納出来て、コンパクトにもなる。マグネット式の開口部も漏れることはない。買う前は不安だったけれど、ブランドは信じていいものらしい。

やはりデメリットもあって、よく同じものを持っている人がいるのでジムで登りに集中していると近くに置いてある他人のバッグをもっていってしまったりする。
何か目印でもつけようかな。

Nintendo Switch

ゲームはやりたいタイトルを買ってぱっとクリアして普段はやらないスタイルなので、FFⅦリメイクをクリアした後PS4は友達に貸したまま1年以上経っている。なのになんでSwitchを買ったかというと、彼女が買おうか迷っていたからだ。

買った初日から始めたNintendoOnlineの“MOTHER 2”をやったきり放置されているので、いまは僕ばっかりやっている。

Switchでクリアしたゲームは今のところ“Xenoblade 3”と“ポケットモンスターSV”だけなのだけれど、PS4とは違った意味でゲームの進化が感じられて面白い。

PS4では主にスペックの進化を感じるのに対し、SwitchからはUXの進化が伝わってくる。
ワールドマップは世界観に没入できるオープンワールドながら、スキップ機能で移動などの細かい手間は省く。それでいて、相手のレベルや配置で緩やかにプレイヤーの体験をコントロールする。かなり文化として成熟している印象だ。

スーパーファミコンでゲームの世界に入った自分としてはあの頃のめちゃくちゃな感じも好きなのだけれど、世間の例に漏れず時間とともにゲームも進化していてうれしくなってしまった。

ゲームと聞けばどうしてもモンハンやスプラトゥーンなど時間を大量に消費するイメージが浮かんでしまうけれど、それなりに付き合い方を考えればちゃんと日常に取り込めるのだなと実感できた。これからも、定期的に新しいものを追いかけていきたい。

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