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ぎんざ五十音 ミミック ドロップス

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。新年一発目の記事は、お年玉で買ったぎんざ五十音 ミミックについて、2週間ほど使ってきた感想も交えつつ、綴っていきたいと思います。


概要


よき

五十音 ミミックとは、他に類を見ないキャップ式鉛筆補助軸です。このペンの名前であるミミックには“擬態“という意味があり、その名の通り、キャップをしていると、さながら万年筆の様な見た目になります。しかし、キャップを取ると鉛筆が出てくるというとても粋な筆記具になっています。

良い点

このペンの良い点は大きく分けて2点あります。まず、1点目に美しい軸、2点目に自由度が高いことが挙げられます。

美しい軸

このペンの大部分はアセチロイド素材(アセテート樹脂)という、セルロイドと同じく、植物繊維を合成して作られた素材が軸に用いられています。この素材はプラスチックとは違い、手に吸い付くような感覚があります。信頼文具舗さんによると、通常の石油素材由来のプラスチックとはまた違った「枯れ方」をするらしいです。透明度も高く、中の鉛筆の模様や文字、鉛筆の先端までよく見えます。この軸は、鉛筆が細く持ちづらいと感じてしまう人でも鉛筆を太く、そして程よい重量感を鉛筆にもたせることができます。そのおかげで鉛筆の実用性が高まり、日常生活でも支障なく使うことができます。

すけすけ

自由度が高い


お気に入り

このペンにはカスタム要素が多くあります。まず、ペンのグリップは真鍮かクロームメッキのもの。クリップは先ほどの真鍮とクロームメッキのものに加えて、金色ラメ塗色のものがあります。その他に、このペンは普通は鉛筆補助軸なのですが、チャック部分にミミックに対応するアタッチメントを入れることで、万年筆系インクのものを使うことができたり、ボールペンとしても使うことができます。もし、鉛筆を使わなくなったとしても、ボールペンなどに組み替えることができるので一つの筆記具としての寿命が長いのも特徴です。

万年筆系インクver

別にこのペン自体の評価ではないのですが、ぎんざ五十音 ミミックをインターネットで販売している信頼文具舗さんの対応が良いです。このペンを信頼文具舗さんで買うためにはメールをする必要があるのですが、その際に色々質問をさせてもらいました。信頼文具舗さんはとても親身に対応してくださり、すごく気持ちよく買い物をすることができました。


悪い点

悪い点は値段内側の汚れが目立つという点です。

値段

値段は言わずもがなです。高いです。けれど、その値段に見合う価値はあると思います。

内側の汚れが目立つ

これは、良い点と表裏一体なのですが、透明度が高いため、塗装の剥がれやすい鉛筆などを使うと、チャックで鉛筆を掴んだ際に塗装が剥がれてしまい、内側に汚れが入ってしまうことがありました。その他にも、うまくキャップをさせなかった際に芯がキャップの内側にぶつかってしまい、黒煙の跡がついてしまう事がありました。

見えにくいかも

総評

このペンはおすすめです。値段もそこそこしますが、その値段すらも跳ね返す魅力があると思います。鉛筆の魅力というのを再発見させてくれる筆記具だと思います。

終わりに

今回はぎんざ五十音 ミミック ドロップスを紹介しました。次もペンの単品紹介ですかね。では次の記事でお会いしましょう。ばいち



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