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#171 Q:日本人は手先が器用なのは本当?

A:はい。江戸時代からの職人気質があります。

ベトナム、日本、韓国、台湾、中国の順に手先が器用と言われます。

外国の医師に聞いても、「日本人が一番手術がうまい」という意見が多い
日本人の投手の活躍。
初生雛鑑別師(しょせいひなかんべつし)ひよこ鑑定士に日本人多い。

この理由を考えてみました。

(1)箸を使っている

(2)指紋が密
①渦状紋、②蹄状紋(流れ形)、③弓状紋の3種類 隆線は渦状紋が一番密
触覚に関係する末端神経がきていて、かなり細かいものまで感じる事ができる。

①渦状紋は一番感覚が鋭く手先が器用
日本人はこの①渦状紋が多い(約50%)、外国人は②蹄状紋が多い

(3)漢字

海外では職人のことを、

英語 craftsman、仏語 artisan  独語Handwerker  
ドイツ語 職人の親方 Meister マイスター、Chef シェフ

「職人気質(かたぎ)」とは、納得いく仕事だけ受ける、引き受けた限りは利益度外視で質重視、技術追及、妥協嫌い、の気風。清貧思想の影響。  「クラフツマンシップ」とも言います。

「封建的主従関係」が見られます。所得はいつの時代も低い、低年齢からの長い修行(商人や農民の子からも)、徒弟制度、弟子入り見習い、同居、長時間労働、親方になれる可能性も低かった。

たいてい、ギルドのような職業別組合が結成されます。

継承としては、弟子、のれん分け、家業、産地

 ⇒ 後継者不足の問題があります。一方、組織に縛られない働き方ができます。これがひきつけます。

Q2:手先が器用で、ものづくりが得意なら製造業で生きるべきでは?

A2:職人と産業をいっしょにしてはいけません



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