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日々の健康法で目指せ125歳!

日々の小さな努力の積み重ね」現在現在77歳、青森出身の資産管理会社社長、清藤良則さんはそれをあらゆることに実践している、まさしく有言実行の人。やりたいことを実行するためには時間と元気が必要、夢いっぱいの80代を過ごすための準備期間と捉えた70代、「健康で長生き」への追求も真摯に取り組む清藤さんの考え方、そして健康法とは?!


信頼できる不動産屋になろう

 「今は叶わないけど、60歳を過ぎたら私の時代だ」なんて高校時代、サラリーマンの初任給とあまりにかけ離れたプロ野球選手の高額な契約金のニュースを見ながら考えていました。それから約10年、29歳のときに会計事務所、ビル管理会社を経て独立しました。当時、不動産屋というと胡散臭い、と大変イメージが悪かった、であれば自分が信頼できる不動産屋になろう!と。それから半世紀弱、一度も赤字はありません。でも儲かったらいい、ではないんです。まず我々自身の会社が経営不安や資金難ではお客様に安心してもらえるはずもなく、社員にも安心して働いてもらえない。お客様にとって信頼できるビル経営のパートナーとなるためには、まず会社そして自らが健康体でなければ。わが社にはいわゆる営業部隊はおいていません。とにかくお客様が何を望んでいるかを社員一人一人が必死に考えて寄り添ったサービスを提供する、その積み重ねだけなんです。

ゴルフ場を外資の手から守りたい

 50歳頃だったか、会員になっていたゴルフ場が外資に乗っ取られそうになりました。バブル経済の破綻で多くのゴルフ場が大手外資の資金力に吸収されていた頃で、当時はそれがゴルフ場再生・生き残りのベストな方法と受け取られていました。でも週1でプレイするだけの一般会員ながらどうしても納得ができない。なんとか阻止する方法はないのか?とにかくゴルフ場を守りたい一心で知人一人一人を説得しました。結果的に最高裁の勝訴判決を勝ち得るまで9年間、ずいぶん時間をかけて仲間と戦うことになりましたが、大手外資の民事再生プランを拒否し、会社更生法の申請にこぎつけました。そのあとは言い出しっぺの責任で14年間ゴルフ場経営に携わることになり、うち4年間はボランティア社長でしたが、いまではすっかり黒字経営の大変優良なゴルフ場です。
 この思いもかけず本業以外のことに心血を注いだことによって、青森高校の同窓会会長、青森県人会11代目会長などの依頼にも自然と引き受けるようになりました。とにかく人に喜んでもらえること、人のためにできることをやる、という意識が会社の枠内を超えて強く芽生えたきっかけだったかもしれません。

残りの人生まだまだある、という余裕を持ちたい

 がむしゃらに生きていて気が付けば50代、あれもやってみたい、これもやってみたい、まだまだ出身地青森のためにできることもあるんじゃないのか?なんて改めて考え始めると残りの人生の長さが気になり始めました。20代の頃に思い描いた、まだまだあるという感覚と違って、どうしても人生の残りの時間が気になってしまう。あと20年?あと30年??この窮屈な感じがイヤなんです。まだまだあるんだって思いたい。気持ちに余裕が欲しいんです。であれば125歳まで生きるとすればどうだろ?と自分の中でセットしました。そうしたら急に自分のなかで、まだまだあるんだって、心に余裕が出始めました。ただそのためには健康でなくちゃならない、お医者さんの話も、あちこちで耳にする健康法にも自然、ぐっと耳を傾けるようになりました。

運動は自宅でコツコツと

 ジムへは通っていません。自宅でするストレッチや運動、週1のゴルフにあとは10Fのオフィスから階段で降りるだけ。降りるだけで上がりはしない、それはやりすぎだとお医者さんに言われて上がるのは止めました。運動時間は朝の出社までの時間と寝る前の30分くらい、とにかく毎日続けています。でも無理はしません。目覚めたとき身体が休みたいと言えばしばらくじっと目を閉じて体にごめん、ごめんと言っていつものルーティンも減らして調整しています。自分自身とはしっかり会話しないとね。だからイライラしてるな、と感じたときはそんなことで身体を壊したら笑われちゃうよ、と自分自身に言い聞かせます。・・・脱線しましたが、自分なりに運動のルーティンはあるものの、いい運動法を耳にしたらすぐ取り入れています。最近、小さな努力として股関節の回し運動と腿上げ運動を追加し、80代以降の人生の新たなスタートを切るために、と体力強化に努めて頑張っています。そのとき背中が曲がっていないようルームランナーも胸を張ってこういう姿勢でいたいな、ということを意識して歩いています。

朝のルームランナー
肩甲骨を意識して

朝のルーティン

 ① 寝起きにまずストレッチ
 ② 腹筋、背筋を少し鍛えてルームランナー
 ③ 洗面所に片足を乗せて屈伸運動、片足200回ずつ
 ④ 四股踏みを片足50回ずつ
 ⑤ 胸を10回開き、次は肩甲骨を意識してさらに10回開く
 ⑥ お腹に力を入れて、余分なお肉が落ちますようにとお腹を揺らす
 ⑦ ジャンプを10回、そして深呼吸
ここまでで15分程度、仕上げはゴルフの素振りとアプローチの練習です。自宅庭には職人の手によるこだわりの本格的グリーンを再現しました。そしてこれらの実施回数はすべてスマホへ記録、いつもより多くできたときは自分で自分を褒めてあげるんです。
 現在お医者さんに指定された体重73kgに達しましたが、願わくばあと1-2kg落としてお腹周りをシュっとしてカッコ良くなりたい。

アプローチショットの練習

変化した食へのこだわりのお酒との付き合い方

 健康を意識し始めてからは、運動とともに体の資本となる食にもこだわりはじめました。素材を吟味するためにスーパーやデパ地下へ買い物に行くようになり、調理もするようになりました。なかでも※リンゴサラダや浅漬け、根菜だけのミネストローネなんかは毎日のように作って食べています。なるべく調味料に頼らず野菜本来の味を生かす調理法で、80-90kgあった体重も自然に落ちてきました。お医者さんに40代といわれる血管年齢は毎日食べ続けているリンゴサラダの賜物かもしれません。
 最近食べ始めたものは「うぐいすきな粉」。きな粉にも5種類くらいあって、すべて試した結果、より栄養価の高い青大豆を使ったうぐいすきな粉に辿り着きました。身体にいいと聞けばすぐ試します。そして健康運動と同様、食べたものはすべてスマホに記録、月に1回歯のクリーニングも欠かせません。
 お酒との付き合い方もずいぶんと変わりました。毎日の晩酌はかかしませんが、健康との兼ね合いで考えたのが水割りワイン。1:4くらいの割合でワインにお水を注ぎ、飲んで減っていくとひたすらにお水を足していくんです。そうすると最後にはただのお水。でもこれで十分に美味しいんです。
リンゴサラダのレシピ
 ① リンゴと玉ねぎはスライサーを使って細切り
 ② セロリとクレソンは包丁でカット
 ③ ①と②を塩水に15分さらす                      
 ④ ③をザルに入れて水を切り、オリーブオイルと塩少々で揉んで約20分   
   ざるに入れて油落とす
 ⇒工程はたったこれだけ、切って混ぜるだけ。一度作ったら3日は持つ優れものです。

リンゴサラダの材料
油切りして出来上がり

遠くない将来、自宅横に『アップル館』をオープン!?

 なんといっても青森のリンゴは最高です。健康にもいいし、年がら年中美味しいリンゴをみんなに食べて欲しい。そのためには一般的にリンゴが出回らない真夏でも食べられるよう、新鮮に保存ができる特殊な巨大冷蔵設備が必要で、なんとかこれを自宅に作りたい。ちょうど自宅横には竹久夢二美術館からインスピレーションを受け、スケッチを書いて設計してもらった建物があり、これを改造できないものかと考えています。その名も『アップル館』。ここに来ればいつでも美味しいリンゴが食べられるぞ、なんて笑顔に溢れた場所にしたいなと構想しています。リンゴサラダは絶品ですが、リンゴレシピは無限大、いろんな食べ方を知るきっかけとなる場所にもできたら、と楽しみです。

将来は改造してアップル館へ

『夏の鉄人ゴルフ』(1日で3ラウンド)に今年もチャレンジ!

 とにかくゴルフが大好き、数年前からゴルフ場主催の『夏の鉄人ゴルフ』に参加しています。2時半に起きて1ラウンド目は4時半スタート、3ラウンド目が終わるのは、18時半という長丁場ですが、達成した際に貰える記念メダルも楽しみの一つです。3度目となる今年は荒れた天候によりやむなく途中断念となったので、また来年の挑戦です。そのためにも日々の体力作りはかかせません。そろそろ週1ゴルフではなく、もっとラウンド回数を増やせるよう目論見中です。ゴルフは何よりマネジメントが大事、目指すはベストショットではなくセイフティショット、打っちゃいけないところに打たないことです。まだまだ息子にも負けられません。一か八かではなくコントロールされたショット、自らに言い聞かせながらまずは100歳で元気にゴルフが目標です。

#生きがいの持続化 #イキイキ #ワクワク

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