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【解けますか?】わりい おれ小学生に負けた

海外の小学6年生の宿題だそうだ。

中世に、サセックス地方の裕福な農家へ嫁いだ女性が書いた日記があった。
その農村を仕切っていた地主の執事が書いた記録もあった。
それから、19世紀にその時代の農村を調べたオックスフォード大学の教授が書いた「サセックス地方の中世の形態」という論文もあった。この3つを読むにあたって、どういう点に注意すればよいか

出口治明さんの本より抜粋


たまげた。
3度読み返した。
あぁああうあうあええっと、、
陳腐な答えしか思いつかない。

貴方なら何と答えますか?


小6の娘さんと比べてほしいので、答えを出して下にいってほしい。









●小6の娘さんの答え

嫁いだ女性が書いたことには嘘がないと思う。村で起こったことがありのままに書かれているんだろう。でも、自動車も電話もない時代だから、自分の目で見える狭い範囲のことにとどまっていると思う。
地主の執事が書いた記録は、おそらくより多くの年貢を取りたいという気持ちが働いているだろうから、作物の収穫量などを加減して書いている可能性がある。それを含んで読まなければならないと思う。
それからオックスフォード大学の教授の論文は客観的なように見えても、どこかで自分の学説に都合のいいように脚色されてる恐れがある。だから頭から信じないようにしたほうがいいと思う。このように答えようかと思っているんだけれど、お父さん、どうかな?

出口治明さんの本より

うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
(精神崩壊)

完全に負けた。考える力ねえ。自惚れてた。
意見を持っていると勘違いしてた。
結局人の意見を持っているだけで、自分の意見ではなかったのだ。


● 小学生から学ぶ「考える力」

海外の先生はどういう方法で教えているか考えた。僕の中では、この3つに注力していると思った。

①事実を疑いの目で見よう
②相手の目的を想像しよう
③プラスの面とマイナスの面を2つを考えよう


小6の娘さんの答えを再現するにはこんな事を教えているんではないか?と想像する。
今回言いたいのは、海外は凄いけど日本はダメ、僕達考える力ないよね、悲しいね、ということじゃない。

考える力がないならないで、身につけたいな、という結論だ。
天才は無理でも、子供に聞かれた時に
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(精神崩壊)

とならないくらいには考える力がほしいと思う。では!

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