続編・賃貸住宅メンテナンス主任者という新しい資格


こんにちは。ひゃくたろうです。
前回の記事で賃貸住宅メンテナンス主任者という資格についてご紹介しましたが、情報が少ないのかすごい反響です。ありがとうございます。
反響もいただいきましたので、今回は続編をお伝えいたします。

分厚いテキストが届いた

不動産賃貸業(いわゆる、大家さん)を行うにあたって、必要になりそうなメンテナンスに関するテキストが、申し込みから10日ほどで郵送で送られました。
350ページほどのカラーの教材で、「賃貸住宅メンテナンスの知識と実務」という教材で、賃貸住宅メンテナンス主任者公式テキストとあります。
もし書店で同様のテキストが販売されていれば、3,000円から5,000円程度になる分厚さ、クオリティかと思います。なお、受験費用は9,900円ですのでこれだけではわりにあわない計算に。手元に置いておいて、管理会社から修繕の相談があった際に引っ張り出す程度の使い方でよさそうです。

テストを受験してみた。ノー勉強15分で合格した。

3か月以内であれば、何度でも自宅で受験ができるという宅建をくぐり抜けた私からすれば夢のように緩いシステム。
とりあえず受けてみようとテキストを1ページも開かず、雰囲気だけで15分かけて受験したところ(制限時間は120分)、なんと86点であっさりと合格し、その場で賃貸住宅メンテナンス主任者の認定証書がダウンロードされてしまいました・・・。試験勉強がいらない資格に価値は正直見出せませんでした・・・。

賃貸不動産経営管理士との比較

実は、同日(11月19日)、賃貸不動産経営管理士の受験をしてきました。自己採点では合格に達しているはずですが、、、、まだわかりません。
そして、国家資格である賃貸不動産経営管理士の合格に向けて、そこそこ勉強をしてきた中で、賃貸住宅メンテナンス主任者の試験は、賃貸不動産経営管理士の勉強をしていれば、ノー勉強で合格できます(断言)。ただし、賃貸住宅メンテナンス主任者の試験勉強をしただけでは賃貸不動産経営管理士の試験には合格できません。これらの事実から、賃貸不動産経営管理士>賃貸住宅メンテナンス主任者という構造が明らかになりました。テキストも参照可、自宅で受けられるテストVS年に一度の国家資格という時点で結果は火を見るよりも明らかではありましたが。実際に受けてもその印象は変わりませんでした。

それでも取得する意味がないわけではない

前回記事でもお伝えしましたが、不動産投資や大家に関する情報は、不動産を取得するところで完結してしまうケースが非常に多いです。YouTubeや大家さんが執筆した書籍も、「いかにいい物件を手に入れるか」というところにフォーカスをあてるケースが多いです。
ただ、物件は取得してからのほうが期間は長いですし、満室経営を続けるための賃貸住宅メンテナンスの手法は、驚くほど情報が少ないです。テキストはそれらの賃貸住宅の維持管理について網羅する内容になっているでしょうし、書籍を買ったと思えばさほど大きな出費ではないといえます。

時間的なロスは少ない、お金で解決する

宅建や賃貸不動産経営管理士の資格取得にあたっては、トータル何百時間という時間を消費しました。結果的に合格できそうなので時間を消費したことに納得してはいますが、時間を大きく割かれてしまったことも事実です。
賃貸住宅メンテナンス主任者の資格であれば、少なくとも不動産経営管理士なみの知識を保有していれば、申し込みの時間を含めても30分で取得できます。受験料約1万円ですべてが解決する世界ですので、少しでもお金に余裕があれば取得してしまえばいいでしょう。

まだまだ新しい資格

上記は今のところそうだというだけです。賃貸不動産経営管理士も、国家資格になる以前は合格率も高く、誰でも受かる試験だったそうです。今や合格率は30%を切る年もある、ちゃんと勉強しないと合格しない試験になっています。
賃貸住宅メンテナンス主任者が同様の資格に育つかどうかはわかりませんが、お金で済む課金資格だと思えば安いもんです。
年明けに名刺を新調する予定ですので、「賃貸住宅メンテナンス主任者」の肩書も付け加えてみようと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?