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京都北部・宮津でレモン栽培に挑戦中!地域に広がるレモンの輪

私たちは、京都府北部・宮津市でレモン栽培に挑戦しています。
「寒冷地である日本海側での栽培は難しい」と言う人もいる中で、いつか宮津にレモン畑が広がる風景を夢見て、2021年3月、地元の皆さんと一緒に160本のレモンの苗木を植え、昨年までに計250本の栽培を行ってきました。

今年は新たな仲間も増え、農地をさらに拡大しました。
レモン植え付けに奮闘した3月中旬~4月時期のご報告です!

この春、580本の植え付けが完了!

今年は580本の植え付けを行うことができ、昨年までのものと合わせると計830本となりました。

この量を植え付けることができたのは、多くの方が一緒に作業を行ってくれたからです。

まず、宮津をレモン産地にすべく共にレモン農家として切磋琢磨できる仲間ができました。地元出身者2名で、昨年の植え付けイベントに参加していただいたり、既に家にレモンの木があるということで、栽培の情報交換などを行ったりしていた方々です。

さらに、県内外の大学生3名がインターンとして作業を共にしてくれました。

そして、レモン栽培に興味を持ってくださっている地元の方々もそれぞれ日程の合う日に畑にやってきて、一緒に活動してくれました。

私たち百章は、ただ自分たちがレモン栽培を行って、農地を増やして、レモン農家としてやっていくことを目指しているわけではありません。

〈レモン〉や〈農業〉や〈新しい挑戦〉に興味を持ってくださった方々を巻き込んで、みんなで宮津を盛り上げる気運を高めていく、入り口にしたいと考えています。

今年、昨年よりもさらに多くの方が活動に関わってくれて本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。引き続きレモンの輪を広げていけたらと思います。

植え付け体験イベントも開催

昨年、日置地区で行い、好評いただいた植え付け体験イベント。
今年は上宮津地区で3月20日(日)に開催しました。

畑で円になって自己紹介タイム

小さなお子さんから、高校生、大学生、大人まで、20名以上の方が参加してくださいました。なんと丹後エリアからだけではなく、大阪や奈良といった県外からも!

最初に百章のふたりが手本を見せます

年齢、性別、居住地関係なく、バラバラにチーム分けをして、協力しながら植え付け作業を進めていただきました。

初めましての方ばかりでチームを組んでもらったので大丈夫かな?という気持ちもありましたが、アンケートで「多世代交流できて良かった」「普段関わりのない年代と一緒に活動できて良かった」という声をいただいたくらい、皆さん仲良く力を合わせて取り組まれていました。

当日は、百章が運営する「まだ、名もなきレモネード(https://www.instagram.com/namonaki.lemonade/)」のレモネードが飲み放題!作業の合間にいつでもレモネードを飲んでもらえるように、キッチンカーも出動しました。

一つひとつ丁寧に植え付けていただいた木が大きくなるまで約3年。宮津レモンが収穫できる日を夢見て、今後の成長過程を皆さんにも見て頂きながら栽培に励んでいきたいと思います!

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!!

春芽が出始めました

レモンの木は、春、夏、秋と1年に3回芽が出ます。中でも、春に芽吹いた新芽はよく実をつける優秀な枝葉に成長すします。そのため、幼木の段階から大事に大事に育ててあげることが重要です。

先日、私たちが植えたレモンの木にも新芽が…!!!

花芽は薄いピンク色でなんとも可愛らしい。親心がくすぐられます。

これから数年、木を大きくするため、あえて実をつけないように摘蕾(てきらい)をしたり、せっかく大きく育った木を形作るためにガッツリ剪定作業をしなければなりませんが…(泣)心を鬼にして美味しいレモンを実らせてくれる未来を信じて、作業していきます!

引き続きレモンの成長と私たちの挑戦を見守っていただければ幸いです。
それでは、今回はこのへんで。

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