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安易なポイント還元とそれに飛びつく人々

かなり久しぶりの投稿です。

お金と働き方に関する考察などを今まで書いてきて、その内容として今までユニークな働き方をしている人へのインタビューを行ってきました。

自分の知り合いで「話を聞いてみたい」と感じているたいていの方へのインタビューが完了し一区切りついたと感じ、更新が止まっていました。

ただ、最近は、お金や働き方について、自分の意見ももっと書いてみたいと感じるようになりました。そこで、今後はお金や働き方で個人的にもやもやしていることを、不定期にいろいろと書いていきたいと思います。

雑多な文章になるかもしれませんが、読んでいただければ幸いです。

今回は「ポイント」について書いてみます。

みなさん、日本人ってポイントが大好きだとは思いませんか?

日本の場合、商売にポイントがたいてい絡んでいます。飲食店やアパレル点でポイントカードを導入しているお店はたくさんありますし、正直なところ、買い物をしていて「もういいよ」と思ってしまうことが多いです。ただ、お店としては今でも熱心に取り組んでいるところが多いのもまた事実です。

お店としては、実際にポイントを導入することで販促につながったり、メールアドレスや住所などの個人情報を入手できて、有益な部分もあります。しかし、もうこういうのに嫌気が指している人も多いのはと思いますし、もっと販促で違ったやり方があってもいいと思うことが多いです。

この点で最近特に気になるのが、コロナ禍の政府の施策です。事業者だけでなく国が推進する施策にも、ポイントに関連したものがやたらと多いなと最近気がつきました。

例えば、今は中断してしまいましたが、GOTOトラベル、GOTOイート、あとはマイナンバー推進のマイナポイント、エコ住宅購入でもらえる住宅エコポイントなどです。

そして、こういったものが登場して必ず出てくるのが、ウェブメディアなどでのどうしたらポイントで一番お得かというものです。GOTOイートで、無限くら寿司、トリキの錬金術など有名になったので思い出す方もいらっしゃるかもしれません。

これには、「ポイントつければ利用率が上がるだろう」、「ポイントをつければ売り上げが回復するだろう」などという思惑があるのだと思います。ある意味、「ポイントをつければ国民は安易に飛び居ついてくれるだろう」と、どこかなめられているような印象を受ける部分もあり、複雑な気持ちになってしまいました。

それに追い打ちをかけたのが、東京都が実施を決めた若者のコロナワクチン推進のためのポイント制度です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e9f640ae746c9745aea6575b113825626527fd54

ポイントを追いかけることで、お金の面で本当にお得か、幸せにつながるか、こういう点はもう少し落ち着いて考えた方がいいのではないか、昔からそう感じていましたが、最近と特に感じることが多いです。

目先のポイントを追いかけることで物理的に得られるものは多くはないですが、一方で失われるものもあるのではないか、ポイント偏重の傾向には個人的には考えさせられます。

取りとめのないような話だったかもしれませんが、こういったふとした疑問について文字にすることも大切ではないかと感じています。みなさんの中にもお金や働き方でこんなことで最近もやもやしているというものがあったら教えてください。


これからの時代に必要な職業観とお金観について考えるヒントになる方や本について紹介しています。いろんなタイプの方を取材しているので、よかったらフォローお願いします。