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デザイナーに「なにをどう話せば」あなたの想いは伝わるのか

「作りたいものはあるのに、何をどうやって伝えたらいいのかわからない」と悩んだことはありませんか?
今回は、あなたの「何をつくりたいのか」を伝えるファーストコミュニケーションで大事なポイント3つをご紹介します。

1. まずは手段ではなく「目的」を伝える

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すべてのデザインには作り手の「意図」があります。たとえば、家電製品の角は丸く削られているのは手を怪我しないようにするため、道路標識がゴシック体なのはは走行中に負荷なく正確に読み取れるようにするためです。

あなたの「目的」を達成するための最適な「手段」を見つけるために、デザイナーがいます。すこし難しいかもしれませんが「手段」と「目的」を分けて考えましょう。

2. 目的の「背景」を伝える

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あなたの目的には「背景」があるはずです。たとえば、ある家電を使用した消費者から「怪我をしてしまった!」とクレームが来たのかもしれませんし、ある道路では標識の文字が見えづらくて事故が多発しまったのかもしれません。

あなたの「目的を達成したい理由」を広く深く伝えることで、デザイナーはより最適な「手段」を創造することができます。慣れないことかもしれませんが「目的が発生した経緯」や「そのときに起きたできごと」を振り返って伝えましょう。

3. 想定している「手段」や「納期」「未来」を伝える

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出てきたデザインをみて「コレジャナイ…」となることはよくあることです。たとえば、あなたが既に頭のなかで具体的な完成イメージを持っているのにそれを伝えなかったり、相手の実力を超えるような期待をしていると「コレジャナイ」がよく発生します。

あなたに「こんな風につくってみたらうまくいきそう」「◯ヶ月後にこんなイベントが控えているから◯日までに欲しい」「ずっと先のことだけどいつかはこんなことがしたい」といった具体的なイメージがある場合は、それらをしっかり伝えることがクオリティを上げるための近道です。できるだけで大丈夫ですが、参考になりそうな資料なども用意できるとよりよいでしょう。

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あなたの想いが相手にしっかり伝われば、きっといいものができます。「はじめまして!(どうやってコミュニケーションしたらいいんだろう?)」と困ったときは、この3つを思い出してみてくださいね。

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「デザイナーとはじめて仕事をするあなたへ」https://note.com/hyaksok/n/n705c094dfed8

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