デザイナーとはじめて仕事をするあなたへ

「デザイナーといっしょに仕事するのは、はじめてです」と言われることがあります。あなたはエンジニアですか?それともディレクターでしょうか?マーケター?書店員?コック?マジシャン?
今回はお互いが心地よくものづくりを進めるために、デザイナーと遭遇したとき知っておくと便利なこと3つをご紹介します。

1. 相手が「得意なこと」を理解する

相手は何が得意なタイプか理解していますか?

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一口に「デザイナー」といっても、様々なタイプがいます。
寿司職人に家具作りを頼むようなことにならないよう、相手の特性を理解しましょう。
もしわからない場合は「ものづくりをしていて一番テンションが上がるのは、どんな瞬間ですか?」と尋ねるのもいいかもしれません。

2. すべての質問に答えようとしない

相手からの質問に、無理やり答えていませんか?

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ヒアリングは問答ではなく、思考探索や解像度を上げるための行為です。
「思ってたんと違う」とならないよう、わからないときや迷ったときはしっかり相手に伝えましょう。
もし言葉で伝えるのが難しいときは、黙ったり、首を傾げたりするだけでもいいかもしれません。

3. 脳を共有するイメージで話してみる

(この注文は難しいかも)と伝えることを遠慮していませんか?

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自分と違う専門分野の人と話すときは、つい「相手は○○だろう」と思い込んでしまうことがあります。
「デザイナーに注文する」という意識から「相手と脳を共有する」イメージに変えて話してみましょう。
もしうまくいかないときは、最近あった面白いと感じた出来事など、日常の些細なことを最初の5分間話すだけでもいいかもしれません。

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あれ?これって相手がデザイナーじゃなくても当てはまりそうです。
「はじめまして!(どうやってコミュニケーションしたらいいんだろう?)」と困ったときは、この3つを思い出してみてくださいね。

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