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言い訳をさせてくださいって話

仕事。今日は在宅。

新しい事業用にWebサイトを作っている。もうすぐ公開なのに、完成する兆しが見えない。やばい。なぜもっと早くから取り掛からないのか。いつもスイッチを入れるのが遅すぎる。あと、サイト制作から逃れるために転職したはずなのに、なぜまた作っているのか。不思議。

ちなみに私が嫌いな作業はハンバーガーメニューをつくること。ホームページの右上にいることが多い、二、三本のメニューボタン。「=」←こういうのです。ネットで調べてちょいちょーいですぐ終わるのだけれど、その調べるまでが長い。これについて考えるだけで気分が沈む。理由を聞かれると困るのだけれど。前世で何かあったんじゃないか。

お昼。近所のたい焼き屋さんに行った。食べながら帰宅。途中通りがかった公園に、幼き者たちがたくさんいた。


ここまではいつもの一日だった。こんなふうに午後も穏やかに過ごすつもりだったのに、そうは問屋が卸さない。お昼ごはんを食べている時に事件は起こった。いつも読んでいるnoterさんの記事を読んでぎょっとする。

以前こんな記事を書いた。アプリで日記を送りつけているんですけど〜って話。そう、なんとその人は、アプリで日記を送ってくる女性と最近マッチしたらしい。いやいやいや、待ってくれ。私やん。

別に他の人ならスルーしたのだけれど、相手が相手だ。なんてったって、私の日記送りつけ裏テーマはその人とマッチすることだったから。ずっと投稿を追っていたから、その人がアプリを使っていることは知っていた。おそらくエリアもかぶっている。今だ。今しかない。マッチして「あなたのnote読んでます」と言ってびっくりさせてやろう、と意気込んでいたのだ。

(ここまで書いて、怖いこと考えてんなと思った。マッチした人にいきなり「もしかしてnoteの〇〇さんですか?ファンです!」とか送られてきたら怖いだろ普通)

まじか!マッチしとったんか!しかしながら、私は日記送りつけ女を卒業してしまっている(飽きたので)。どうにかして確かめたいけどその術がない。どうしよう。コメントする?でも日記送りつけに対して厳しい意見をお持ちのようだから、普通のコメントでは斬られてしまう。どうしよう。どうにかして謝罪と確認をしなければ。

そうして悩んだ末に思いついたのが、外国語でコメントすること。もうこの時点でなんで???って感じなんですが、気が動転していたので許してほしい。記事に「アイスランド語などに翻訳した日記を送るとか」と書かれていたので、じゃあアイスランド語にするか、とGoogle翻訳を開く(なんで?その2)。いやでも、安直すぎん?一字違いのアイルランドにするか?(なんで?その3)いやでも、彼の考えに頼りすぎだよな。じゃあルーマニア語かな(なんで?その4)(なぜかダウンロードされていた。これもなんで?)。でも待って。翻訳機を通すことで意図がずれる恐れがある。自分の知っている言語のがいい。そうだ、フランス語にしよう(なんで?その5)。

英語の選択肢もあっただろ!いやそれ以前に日本語で書けよ!って感じですが、繰り返します。私は気が動転していた。今思うととどまるべきポイントはたくさんあったのですが、無理でした。この道が最善だと思って突き進んでしまう私。


こんにちは。もしかしたら日記送りつけ女は私かもしれません。でも、誰かといい雰囲気になって寝たことがないので違うかもしれませんが。
私はTinderでさんしさんとマッチすることを裏目的にしていたので、それが叶っていたかもしれないとわかり嬉しさを感じています。
もうやめてしまったのですが、その日記に対する返歌を作るとかも面白いかもですね。五・七・五・七・七で。
もし確かめたくなったら、私の記事を読んでみてください。「日記送りつけ女になってるって話」というものです。
読んでいただきありがとうございました。

日本語バージョン。母語でも怖い。


長すぎたので二通にわけて送った(他言語コメントが2つも届くのも怖いわ)。そわそわしながら待つこと10分。通知が鳴る。はやい!どうしようどうしようと思いながら開けると、そこには漢字の羅列が。なんてこった!中国語で返ってきてしまった!

こんなに緊張しながらGoogle翻訳を使ったのは初めてかもしれない。結果は、「我想我匹配的那個人可能是另外一個人」。「別の人かもしれない」とのこと。違うんか〜〜〜い!!!確かに、日記の内容が少し違うかも、とは思った。タイミングちょっと違うかも、とも思った。思ったよ。でも他にもいるなんて思わないじゃん〜〜〜!!!やってしまった。やってしまったよ。ただただ恥を垂れ流し、相手に恐怖を植え付ける女になってしまった。終わった。もうおしまいだ。

このまま何もなかったことにしようと、noteアプリをそっと閉じ、仕事に戻る。そしてしばらく経ったあと、また一件の通知が。そこには「フォローしました」の文字が。ああ〜〜〜もう逃げられない。消し去れない。一生背負い続けなかんのや〜〜〜。でもフォローしてもらえたのは嬉しい〜〜〜。ああ〜〜〜。という、嬉しさと悔しさと恥ずかしさが入り混じった、何とも言えない感情を抱いたのでした。


その後の仕事は捗った。サイト完成した。


っていう長い長い言い訳。ちなみにその方の記事はこちらです。まじで恥ずかしすぎるんだが。大変失礼いたしました。謹んでお詫び申し上げます。

ちなみに私が日記を送りつけた理由は、前にも書いた通り「どうなるのか、興味があった」から。結局、目的がないので何も得られてはいないのだけれど。でも、一つ分かったこともある。読み手が近くなる分、文のスタイルが少し軽くなっていたこと。そんなもんだ。それこそ短歌送りつけるとか、47都道府県の方言で送るとか、もっと攻めた送りつけをしても面白かったかもしれない。

アプリはしばらくいいやと思っていたが、また舞い戻る理由ができてしまった。次は通常ルートでいこう。いや、待て。ちょっと落ち着け。


※サムネは、たいやき。栗味。

サポートしていただける日が、いつか来るのかなあ。