美味しんぼに学ぶ料理の本質とは



海原雄山は言った、

「料理は人の心を感動させて初めて芸術たり得る」


美味しんぼのシーズン1の第24話「鮎のふるさと」を今回紹介

この回は京都の億万長者・京極さんが入院し、見舞いの席で山岡士郎(海原雄山の息子)は、退院したら最高の鮎の天ぷらをご馳走すると約束。そこへ海原雄山が現れ衝突の末、鮎で勝負するというエピソード。


山岡士郎の作った鮎の天ぷらを京極は美味しそうに食べた。

次に海原雄山の作った鮎の天ぷらを食べる。士郎の作ったものとさほど変わらない美味しさだと同席した人たちは言うが京極だけは違った。


京極は大粒の涙を流しながら、

「なんちゅうもんを食わせてくれたんや。なんちゅうもんを!

こんなにうまいもんは食べたことがない。いやそやない。。。

何十年か昔に食べた覚えがある懐かしい味や!

うまいほんまにうまい!山岡はんのとは比べものにならん」

と言った。

海原雄山が出した鮎は、京極のふるさとである四万十川の鮎だ。


材料自慢、腕自慢の低俗な見せびらかせ料理ではなく、京極にとっての最高の鮎とはなんなのかを海原雄山は分かっていた。

「料理は人の心を感動させて初めて芸術たり得る」


料理も「文脈を読む」的なことがとても大事だと改めて思う。

実は僕も四万十川の出身だが、やはりふるさとの食材でおもてなしされると感動するに違いない。

美味しんぼ観てると、なんだかビジネスにも通じることがいくつかある。



追伸

久々に文章書くとなんか手応えがないね。。。。今回はひとまず公開しよーと思って書いたからイマイチ。途中まで書いて永遠に下書きに保存されてるものとかあるから、まずは公開することを習慣にしていこうかなと思ってます。

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