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「整理」するたびに考える「減らすべきこと」と「あえて残すべきこと」

昔から悩まされているものひとつが「しもやけ」。寒くなると指先が腫れたり、かゆくなってきたりする症状。とにかくむずかゆい。お風呂上がりにオロナインを塗り対処をしている。塗るのをサボるとまたかゆくなるから困る。「花粉症」に次いで毎シーズン、こんな感じである。そしてまさか、コロナ禍でほぼ自宅にいるにもかかわらずしもやけになるとは。

「ずっと気になって仕方がないもの」は身体の症状だけでなく、身の回りの情報にもある。たとえばPCやスマホの通知。画面の上部にきたり、アイコンの隅に●や数字がついているだけで気になってしまうもののひとつ。スマホは基本的にメッセージ以外は通知をオフにしたり、PCは執筆など集中が必要なときは一定時間通知をきったりしている。

先日、Youtubeを観ていると「家の中をきれいにしたいのなら、収納場所をなくすことが大事です」という話があった。どうにも、空いている場所、モノをおける場所があると人はそこを埋めたくなる、家の中をきれいにするためにはモノをすてることも大切だけど、結局収納場所を設けてしまうとどんどんモノは増えていってしまう。だから余計な収納場所はつくらない、できるだけ減らすことが大切、という話だった。

目に入ってくるモノは、考えようとしなくても、勝手に考え始めてしまうもの。ノイズであれば見えないようにしたほうがいいが、あえて見えるようにしておいたほうがいいものもある。

たとえば、目標。毎日自分の体重を記録するだけのダイエット方法がある、と聞いたことがあるのだが、それはきっと毎日見ることで自分の潜在意識に「今はこの体重だから、あとこれくらいやせなきゃ」と自然と染み込ませることができるから効果的なのだろう。あとは壁にはったり、PCでもいつも見るページに記載して、定期的に(自然に)見る、といった方法がある。

企画を練るときは真っ白な画面を見つめ続けるより、本屋にいって膨大な本の表紙をみる、とりためた企画案を眺める、キーワードで画像検索してみる、などとあらゆる情報をひとまとめで見たほうが適している。

アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。

というジェームス・ウェブ・ヤングの言葉にもあるように、新しいアイデアを生むためには、情報を見て、まとめて、活かす必要がある。

そこで考えるのは、いつも目に触れている自分の部屋や本棚、スマホの通知、Notionなど、何かを削るだけでなく、「何を足していくべきか」「あえて残すべきは何か」ということ。そのためには「何が自分にとって必要なのか」を、真に把握しておかなければならない。「整理」一つとってみても、いろいろなやり方があるものです。

(最後まで読んでいただけただけで十分です…!ありがとうございます!)