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チームで仕事を進める上で心がけていること

最近ありがたいことに、「一緒に仕事が進めやすい」と一緒に仕事をする人から言ってもらえることが重なり、「うれしい」とおもうと同時に、「一緒に仕事がしづらい」と言われ続けた新卒1年目の頃を思い出した。

今振り返れば、新卒1年目の頃は「求められている仕事内容が理解できていないまま仕事を進める」「仕事を進めながら気になったことがあっても気にしない」「やり切ってから確認をもらいに行くも方向性はズレていてやり直し」をくり返すポンコツぶりだったので、「一緒に仕事がしづらい」と言われても仕方がなかったとおもう。さらに困ったことに、課題や間違いを指摘されても自分のやったことを「正しい」と過信し、問題を直視するのを避けていた(本当に困ったものだ)。

では、どう自らの課題を乗り越えていったのかを考えると、「自分の責任を認める」ことができるか否か、が分岐点であり出発点だったようにおもう。

ちょうど最近読んだ記事で、Goodpatchの土屋さんが語られていた内容が至極しっくりきたので紹介させてほしい。

経営上の課題が起こった時は、先ほどの話の中でもお伝えした通り、一旦、全てはまず、経営者の責任だと認めることからスタートなのかなと。けど、これって難しくてやっぱり認めたくない、認められないというケースは散見されます。
結局、何かが起こった時に社員のせいだとかビジネス環境が悪かったとか、外部環境のせいにしてしまいたくなるんです。でもこれを一旦、外部環境の変化に対応できなかった自分の責任というものを認めることができたらそこが出発点です。

[10年起業家:全ては自責から始まる/土屋・福島氏対談]
https://thebridge.jp/2021/09/10-years-anniversary-entrepreneurs-the-goodpatch-and-gunosy-layerx-story-the-last-part

もちろん、当時すぐに「自分の責任を認め」られるようになったわけではない。何度も当時「できない」自分に向き合ってくれた人、相談に乗ってくれた人、様々な機会をくれた人。多くの人の支えや力があって、ようやく、時間をかけながら少しずつ認められるようになっていった。

それからのことは、あまりよく覚えていない。気づいたら1人ではなくチームで仕事を進めるのが好きになり、「一緒に仕事が進めやすい」と言われるようになっていた。まだまだうまくいかないことは山ほどあるが、現時点で自分なりに意識していることを洗い出すとこんな感じ。

・とにかくすべての関係者の考えを理解しようと努めること
・「求められていることは何か」「何を目指すべきか」をクリアにし、定める
・関係者の合意をスケジュールとセットで取り、適宜共有しながら進める
・ToDOは全体の大きな流れだけクリアにする→手前のToDOは徹底的に細かく。最初から100%を詰め切ろうとしない。実行しながら2つ先のフェーズを細かく落とし込んでいく
・少しでも分からないこと、不安がよぎったものは聞く、頼れる人にはどんどん頼る
・最後は勇気を持って形にする

・・・

何かがうまくいったときに、チームで喜びを分かち合えるほどうれしいことはない。そんな未来が待っていることをイメージすればするほど、プロジェクトを進行する上での「思いやり」は自然と生まれてくるような気がする。何かあったときに「自分の責任を認める」ことを忘れずに、そして苦しいときほど前向きに。これからもさまざまなプロジェクトや企画に取り組む中で大事にしていきたい。

(最後まで読んでいただけただけで十分です…!ありがとうございます!)