上と下

amazarashiの新曲「下を向いて歩こう」が公開され、とりあえず購入しました。
これは暗いやつだ、と思っていたのですが実際は比喩として、そして実際のテーマ的にと前向きな「夜明けの歌」「朝の歌」だったように思います。

そして、セルフライナーノーツも公開され「調子を崩した時に、医者に言われ、朝型の生活に戻し、朝の散歩を日課とした。その時のもやもやとしながら歩いたときの気持ちを思いながら作りました」というようなことが書かれていました。
鬱の時の対処法として「適度な有酸素運動」「光を浴びる」「特に目覚めてすぐに光を浴びることは夜の眠りを促すことにも有効」的なことは定説であったりします。ということは「朝の散歩」はかなりの効能が期待できる。
とはいえ鬱の時にそれを回復につなげるまで続けることは容易ではないはずで、秋田さんはちゃんと実行に移して、最終的にあのステージに立つまでになったのだ……と思うとやり遂げる力に感服します。※「パニック障害と診断された」みたいなことがファンクラブ会員向け日記に書かれていた気がするので鬱とは違うのかもしれませんが。

じゃあ自分は、となった時、鬱の終わりの見えなさやアルコールの再依存など、かなりすさんでいます。症状というだけでなく、気持ちがすさんでいる。
ただ、「もう、いい」と投げ出したかった矢先のセルフライナーノーツ。amazarashiを投げ出さなかった秋田さんに触発されたのか、奮起するきっかけを探していたのかは分かりませんが、個人的には内々にびびっと来るものがあったようです。
ミーハーと言われればそうですが、とりあえず朝目覚めたら30分を目安に外をブラブラしてみることに。

上か下か、どちらかは分かりませんが、どこか向けたらいいと思います。