ロス歴3年のイカす親友と遊ぶ(フリマ)

ロサンゼルス歴3年の友達がいる。

彼は大学時代からの仲間で、ギターが超うまいのだ!

人間的にもなかなかにぶっ飛んでて、かなり見上げるもんをもってるやつ。

相変わらずの破天荒ぷりで、話を聞いてると色々面白い

こっちで、バンドを組んで絶賛活動してる。

これがまた、かっこええ笑


そんな彼とはこっちに来てから会うのは2回目。

1回目入国してすぐ、宿がない僕の宿を一緒に探してくれて、ジョイントを分けてもらった。

今回は一日休みが取れたというので、ゆっくりと遊べるという事で、


わくわくーーーーー!!!

て感じで。



ホステルを追い出された僕は、朝のまだ寒い時間にそのホステルの前で凍えそうになりながら彼を待っていた。

その中車でそこまできてくれたときには、もう彼が神に見えたよね。


実際だいぶ頼もしいやつで、安心感があるやつ。

大学時代も部活では部長を張っていた。



さて!何しよか!

たまたま日曜日!

ロサンゼルスの日曜は、あらゆるところでフリーマーケットが開催されている。


つい癖で車の左席に乗ろうとしてしまうという天然のくだりも何回めやら。


僕らはJET RAGというお店の前で開かれる小さめのフリマに参加してきた。

到着するとそこにはおしゃれな若者、おじさん、ホームレスまで、こぞってみんな、地面に広げられた服の山を物色している。


もはやゴミのように並べられた大量の服はどれも1ドル。


やっぱり早い者勝ちでいいものはすでに売れている模様。

結構な朝だがみんな早起きだ。


ダンボールに、「次の服、10時から解禁」的なことが書かれていた。


ゴミのように並べられている服が2列あって、一番奥の列にはまだ封が切られていない服の塊がある。


時間が近づくとそこにいる人たち全員がその塊の周りに集まりだした。

どうやら、これは戦いらしい。

一種のライブモッシュのようなものだとそのとき気づいた。


スタッフであろうおっちゃんがその塊の封を切っていき、前の2列のように、新しい服の列ができる。

参加者はどの服を我先に取ろうか、目星をつける。

目線は皆、服の山に注がれる。


全ての封が切られると、おっちゃんが列の真ん中あたりで何やら説明をしている。

そして、「よーい!どん!!」

おっちゃんの掛け声とともに、全員が服の山に飛び込む!

もみくちゃ!!

モッシュ!!

どうやら一人一人服の山を持てるだけ持って、そこから選別するらしい。

完全に乗り遅れた僕ら二人も一応見よう見まねでやってみた。


あまりめぼしいものはなかった。

他の人がキープしている服の山の中にはちらほら、良さげなやつがあったのだが、、

負けたのだ、僕は。



何人かは公道にまで服の山を持ち出している。

なんでもありさ。

日本人も何人かいた。


腹も減ったし、何個か買って、僕らは車に戻った。




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