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[風のバイト通信]はじめまして、タケバです。


はじめまして、風のバイト生の竹葉陽菜(タケバハルナ)です。
4月からHuuuuが運営するシンカイを拠点に、東京と長野の”二拠点バイト”をはじめました。
あこがれだった二拠点生活。東京の大学で学んでいるデザインのスキル、趣味で続けている写真などのスキルを生かしながら、自然と都会を行き来する実りある日々を送らせてもらっています。

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●風仲間のはなし

”風のバイト”というユニークなネーミング。Huuuuの元に風のようにやってきて、それぞれの道へ風のように去って行く、という意味が込められているようです。わたしの個人的な解釈ではあるけど、風のバイト生の3人は、同じ“風”でもそれぞれに違った表情をもっているように感じます。

さりとてくんは、不思議と人を引き寄せる引力をもった、うず巻く風。
ももさんは、横で一緒に走りながらも背中を押してくれるような風。

私自身はというと、ゆらゆらと浮遊しながらただよう風、みたいな感覚があります。直感に身をまかせて場所を問わずおもしろいものごとに乗っかりたいし、ゆらゆらとただよいながらその場にいる人の力になれたらなぁと。これからはある種、遊牧民のように日々を過ごしたいなぁ、なんて思っています。


●Huuuuとの出会い
私は生まれ育ちも埼玉で、大学も都内なので、縁もかけらもない長野やHuuuuになぜたどり着いたの?とよく聞かれます。私がHuuuuと関わることになったのは、シンカイで2020年の3月にインターンをさせてもらったことがきっかけでした。

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シンカイは、Huuuuが運営するお店で全国の関係値のある服や本、雑貨などを取扱うお店。そしてまた、先輩後輩・同級生などのいわゆる「タテヨコの関係」ではなく、近所の爺ちゃん婆ちゃん、学生など、あらゆる人が交わる「ナナメの関係性」が生まれる「場」を提供しています。

インターン期間中には、地元の方たちと関わりながら撮影をして写真展を開催させてもらったり

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インターン期間がおわった後も2ヶ月ほど長野に滞在させてもらい、みんなで野菜を育てる”シンカイファーム”で土いじりをしたり。

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シンカイ内で営業しているおやき屋のビジュアルデザインをさせてもらったり。

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そうして、シンカイでの出会いをきっかけにローカルに身を置き”場を耕す”ように生活することに惹かれていきました。


●生きることを耕すように

私にとってHuuuuは、”生きることを耕す場所”みたいな感覚があります。何もしなければ何も起きないけれど、ネタは掘り起こせば山ほどあるし、やりたい!と声を上げれば応援してくれる人も、助けてくれる人もたくさんいて。自分から足元の日々を耕し、開拓して、おもしろがることを教えてくれました。ローカルにはそんな”生きることを耕す”ことが上手な人生の先輩がたくさんいるように感じます。

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わたしは大学でデザインの勉強をしているとはいえ、正直デザイナーひとすじで食っていきたい、ということはあまり思っていません。写真も撮るし、お店にも立ちたいし、土も耕したい。

もちろんデザイナーとしてはまだまだ未熟なので精進するつもりではあるけど、私にとってデザインは、なにかおもしろいことを起こしたい人の力になるための”ひみつ道具”のひとつ、みたいなものなのかもしれません。ひみつ道具をつかいながら、ひとつの場や街をもりあげていくために、なんでもたのしんで、一緒に共走していける人になりたいと思っています。

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これからの野望をひとことで表すと、”ローカル百姓”。

百姓というのは、畑もやって米も育てて草鞋もつくるし家もつくる、ひとつの仕事にとらわれず百の姓をもつ人のことを言うようです。私はそんなようにデザインをしたり、写真を撮ったり、お店にも立ったり、こどもからじいばあまでみんなとおもしろいローカルライフを耕していけたらこの上なく幸せだなあ、と。”ローカル百姓”ということばは、代表の柿次郎さんから頂いたのですが、こんなよくわからないものごとを、いいじゃん!とおもしろがってくれるHuuuuは、私にとってはとても心地のよい場所です。
すべての人と分かり合うのは難しいかもしれないけど、少なくともこの街と自分のまわりの人のことを、時間をかけてちゃんと咀嚼して、寛大に理解し合い、慕うように関係性を築いていけたらなあと思っています。

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とにかくありがたいご縁に恵まれ、温かくてオモシロい人生の先輩たちに囲まれて過ごす日々に感謝でいっぱいです。もっともっとひみつ道具を蓄えて、心強い2人の風仲間とともにHuuuuにあたらしい風を吹かしていけたらと思います。



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