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「燃え尽き症候群」から生まれた衝動。『おまえの俺をおしえてくれ』出版から一年を振り返る

人生40年、構想4年、執筆4ヶ月。
初版4000部、30万文字、408ページ。

今からちょうど一年前、編集者・徳谷柿次郎の40歳の誕生日である2022年9月16日に、Huuuuの出版レーベル「風旅出版」より書籍『おまえの俺をおしえてくれ』が発売されました。

出版から一年が経った節目に、改めて徳谷柿次郎にインタビュー。今の時代に本を売る難しさ。本を介して生まれた出会いや人間関係。そして、走り続けた足を止めた時に気が付いた自分の中にぽっかり空いた穴……。燃え尽きた己の中で、再び燃え始めた思いを聞きました。

自分で売らないと、売れない。全国行脚の出版ツアー

ーー初の著書『おまえの俺を教えてくれ』出版から一年が経ちます。一年かけて本を売ってきた感想はどうですか?

まずは本を売ることの難しさを感じましたね。大手の出版社・流通を通していないから、「本ができました!」で終わりではなく、そこから自分たちで売っていかないといけなかったので。

ーーそもそも、初版で4000部刷るというのはなかなかな挑戦ですよね。

「その方が面白いだろ!」と思った勢いもありますが、このご時世になんの土台もないのにいきなり4000部も刷るって結構な勝負なんですよね。

そもそも少部数で重版を重ねていくのはその分お金がかかるんですよ。一度にたくさん刷った方が、一冊あたりのコストは抑えられる。学生の子は1000円で買えるようにしたかったし、小売り側の利益率を上げてなるべく本屋さんに貢献したかったので、自らリスクを取りました。じゃないとインディペンデントで本を作る意味がないなーと。

ーー発売から一年が経ちますが、実際のところ売れ行きはどうですか?

ありがたいことに、この一年でざっくり3000冊ぐらいの在庫が動きました。もっとコケてもおかしくなかったから、制作費は回収しつつなんとかやりきった感じですね。

肌感なんですけど、今の出版は「初動」を作らないと本が売れない。話題性や共感性もそうだし、お祭り感をどれだけ販売前から出せるかに全部がかかっている。定期的に話題を生まないと、時間が経つにつれて本の動きが悪くなっていく感覚がありましたね。

その点、自分がやりすぎたなと思うのは出版前から『おまえの俺をおしえてくれ』に関する記事を自社で作りすぎて、本来聞きたくなる内情を話しすぎたかもなぁと。結果、インタビューの依頼がほとんどこなかったのは反省です。

ーーWEB以外の、リアルな場でのプロモーションはどうでしたか?

過去に編集者の先輩である藤本智士さん、発酵デザイナーの小倉ヒラクくんが、”本を出したら全国47都道府県行脚する流れ”を先に作っていたから、「俺もやらなきゃ!」って思って出版直後から全国行脚の旅に出ました。

実際に自分がやってみて、「みんなようやるな……」と思いましたね。企画から告知、画像制作まで自分たちでやる。もちろん自腹。でも、そうしないと売れないんですよ。いかに読者との起点を作るか重要。店舗毎に話す内容を変えて、足を運んでくれたお客さんと対話をする。小さな糸を手繰り寄せるような販促活動を続けています。

普段本屋さんに通わない層にも届けないと面白くないと思っていたので、なるべく本屋さん以外でもイベントをやるようにしていました。ライブハウス、居酒屋、シーシャ屋、雑貨屋、いろんなところに行きました。

出版当日には東京・東日本橋のゲストハウス『CITAN』で、翌日にはHuuuuが新しくオープンしたスナック『夜風』でイベントを開催した

ーー『おまえの俺をおしえてくれ』はいわば自叙伝ですが、イベントの内容も自分の話や執筆・出版の話を?

僕の話は本に書いてあるので、ほどほどにしました。それを繰り返してもしょうがない。バンドの全国ツアーで、地元アーティストと対バンするみたいに、その土地の人たちに僕がインタビューをするっていう構成にして、その場所や周辺の人に興味を持ってもらえるようにしました。

現地のプレーヤーとの関係性の中で本を売る。

ーーリアルな話、本の出版イベントって利益は出るんですか……?

全部持ち出しなので、基本的には赤字ですね。もちろん、他の取材や出張のスケジュールに組み込みこともあるので一石三鳥狙い。この一年で東京、大阪、京都、福岡、札幌、名古屋などの都市部含めて12カ所を周りましたが、全国47都道府県はエネルギー的にも時間的にもできなかったですね。

でも、イベント以外にも、各地で関係性のあるお店を巡って本を置いてもらうようにしました。たまたまかもしれませんが、やけに売れたのはナチュールワインを取り扱うお店なんですよ。

ーーえっ、それは意外ですね。ラベルでワインを選ぶ感覚で本をジャケ買い……?

ワインのラベルをバイブスで選ぶ文化と合うのかな。店主に「これおいしいんですよ」って勧められたワインを試すみたいに、「いい本なんだ」ってお客さんが買ってくれる感覚というか。表紙のイラスト含めた装丁のパワーかもしれません。

ーー飲みの場で本が売れるというのは面白いですね。

そうなんです。甲府の『OASIS』っていうワインバーに行った時もすごかったです。帰り際に店主に「何しにきたんですか?」って聞かれて、「最近本を出したので、全国行脚中なんです」って答えたんですよ。

そうしたら隣で飲んでいた大学の教授が「本出したんですか?買いますよ」って言ってくれて。さらに違うテーブルの人も「自分も欲しい!」って……。またその隣の人も……ってドミノ倒しみたいにその場のお客さん全員が本を買ってくれたんですよ。これは衝撃でしたね。

ーー演歌歌手が旅先のスナックでCDを手売りするみたいなことをしてる……!

兵庫県の清荒神に行った時なんかは、坂の上にあるお寺から街に降りていく過程で、友人のチャンさんが所縁あるお店を案内してくれたんですよね。「はじめまして、柿次郎です。実は最近本を出版して……」って言いながら本を取り出して挨拶する。

チャンさんの信頼もあってこそですが、立ち寄ったお店の店主やお客さんが全員本を買ってくれたんですよ。ものの2時間で10冊近く売れて。出版イベントの企画と集客に苦心していたけれど、「あれ、本の売り方って実はこれもアリなんじゃないか!?」って思いました。

ーー現地のプレーヤーとの信頼関係の中で、その土地の人と喋って、買ってもらう。

もちろん、その土地の性質もあると思うし、相性もあると思うけどね。いろんな面白い街に行って、行脚してお店を訪ねた方が売れるかも!?っていうのは伝え残したいですね。

人見知りの「徳谷洋平」が顔を覗かせた本屋さんでの直接営業

ーーそもそも、著者自身がここまで本を売りあるくケースってなかなか無さそうですね。

なかなかいなさそうですよね。出張のたびに独立系の本屋さんを探して、「よかったら……」って直接本を渡して営業していました。初手はお客さんとして本を買う。これはマストです。お会計が終わったあとに、「実は僕、本を出してて……」っておそるおそる話しかけて、名刺と本をお渡しする流れ。この営業きっかけで、あとから本を仕入れてくれた本屋さんがいくつもあります。

ーーアポなしで直接営業をかけに行くんですね。緊張してしまいそうです。

めっちゃくちゃ緊張しますよ! 知らない土地で一人ぼっちだし、「あのー……」って声を出すだけでも必死です。仙台の中規模の本屋さんに行った時は、緊張してなかなか声がかけられなくて。人見知りな「徳谷洋平」に戻ってしまいました。

店内を徘徊しつつ様子を見る。ようやく漫画を1冊レジに持って行って、お会計のあとに「すいません、知り合いが前にここに本を置いてもらったと聞いて」と話しかけたら、「僕、アルバイトなのでわかんないっすね」って言われちゃって……。

ーーあぁ、それは心が折れますね……。

でも、「ここまで来たらなんとか営業するぞ!」って腹をくくって、バックヤードに出入りしてる店長さんっぽい人に狙いを定めて、「えいっ」って話しかけました。結果丁寧に対応してくれて、その後ちゃんと5冊仕入れてもらえたんです。本を売るのは本当に大変だったけど、こうやってあとからエピソードにもなるからやってよかったなぁ。本を売っただけ、日本中に関係性ができました。

読んでくれた人の中に自分の人生が流れ込んでいく手応え

ーー実際に本が売れていった後の、読み手からの反響はどうでしたか?

最初から、20代前後の若い子に届けたいという思いで書き上げた部分があったので、実際に若い子たちが読んでくれたのがまずうれしかったですね。

30〜40枚以上の付箋がびっしりついた本や、何回も読み返してくしゃくしゃになった本を見せてくれたり、長い手紙を書いてイベント終わりに手渡してくれたり。ボロボロになりながら書いた甲斐があったなと救われました。

400ページ、30万文字もある本を最後まで読みきってくれているのかはわからないけれど、仮に全部読みきったら僕の人生がその人の中に流れ込んでいく。その分、返ってくる反応もすごく強いですよね。

ーー『おまえの俺をおしえてくれ』は、いわば一冊丸ごとが柿次郎さんの自己開示な訳で、それを読んだ人から返ってくる熱量もすごく大きそうです。

たしかに。出版イベントの時も、毎回ゲストを呼んで、お互いの人生の話を打ち明け合っていたから、イベント中の質問コーナーや、打ち上げに参加してくれた人から自己開示を受けることもすごく多かった。

自分の本を介して「実は僕も……」ってパッと自己開示をしてくれる瞬間は何度もありました。そういや自分の生い立ちの話をしてくれた同年代の方もいましたね。

ーー私自身、本を読んだときに「こんなに自分の話を開示していいんだ」という驚きと不思議な安心感を覚えました。

僕が本の中でドーンと自分の話をしている分、「この人なら大丈夫」と感じるのかな? あ、ひとり何度か会ったことのある若い子が「柿次郎さん、今後地球ってどうなると思いますか?」って打ち上げの居酒屋で聞かれたことはやけに残ってますね。地球か〜〜〜〜〜って(笑)。

ーー地球の行く末まで……!柿次郎さんの知らないところでも、『おまえの俺を教えてくれ』がきっかけで誰かの内部に変化は起きていそうですね。

立ち止まったことで自覚した「燃え尽き症候群」と心の穴

ーー柿次郎さん自身の心情の変化についても聞いていきたいです。本を一冊書き切るのは、相当なエネルギーを使うと思うんですが、そこからさらにエネルギーのいる全国行脚ツアーに気持ちを切り替えるのはどうやったんですか?

むしろ、書き切ったことで自分の中にぽっかり空いた穴を意識しないまま走り続けたみたいな感覚です。今まで話してきたように、本を売るのは大変だったけど、そのおかげで面白い出会いや糧になる出来事がたくさんあった。一方で、立ち止まったときに「あれ、おれ何やりたいんだろ?」って落ち込んだ時期もありましたね。

ーー意識してしまうと落ち込むから、そこに目を向けないようにあえて全国を飛び回っていたんですか?

いや、それは自分でやるしかなかったからやったことで、目を背けたかったわけではないです。昨年9月に本を出版してから、ノンストップで走り続けていたんですが、年末年始の冬休みの間はずっと長野県の山奥(信濃町の自宅)にいたんですよ。

雪がしんしんと降り積もる庭を眺めていたら、急に置き去りにしてきた自分が出てきちゃって。「俺、めちゃめちゃ鬱になってる!!」ってやっと気づいたんです。

ーー立ち止まったことでやっと自分が客観視できたんですね。そこからどうやって立ち直ったんですか?

雪の静かに沈んだ空気からエネルギーあふれる春の芽吹きを感じられたのが大きいですね。雪解けとともに「よし、今年は本気で畑やるぞ〜!」って、手にあまるようなサイズの畑を耕し始めました。

5月頭には大型犬を飼い始めて、犬の世話に手いっぱいになった。ずっとうんこの処理に追われてたというか。4月末から8月頭までは、出版の影響でパカっと空いた穴の中に、自然や犬、遊びを入れて本気で遊びながらやり過ごしていたんです。でも、8月の夏休みにまた家でぼーっとしていたら、まだ心の穴がパカっと空いたままなことに気が付いて。

長野移住直後に始めた店舗「シンカイ」を休止して、ジモコロ編集長を引退したこともトリガーだったと思います。意識的に現場を離れて、スローダウンしながら暮らす宣言をしてたんですよね。

でも、「あれ、現場にいないと俺の中の穴が埋まらないぞ!やばい!」ってようやく気が付いた。『おまえの俺をおしえてくれ』を編集してくれた柳下さんにその話をしたら、「燃え尽き症候群ですね」って言われて。僕、自分が燃え尽きていたことを今まで自覚していなかったんですよ。

ーー本の出版、全国行脚、信濃町での暮らし、現場を離れる選択と、個人としても経営者としてもいろんなことが重なった一年間だったんですね。

後から振り返ったら、年末に「燃え尽き症候群寸前かも」ってnoteを書いてたんだけど、それを書いたことすら忘れてた。いや、当時は自然と向き合うことで燃え尽き症候群を乗り越えたと思っていたのかな。でも乗り越えられていなかった。

「こうした方が面白い!」って自分で自分を編集できてしまうから、自分を客観的に見られていなかったんですよね。この感覚はなんて言えばいいんだろうなぁ。40年の自分を一冊の本に詰め込んだ結果、それまでの自分が死んだというか。仏教の四十九日に近いですね。あの世とこの世の境目にいるみたいな一年間でした。出版日&誕生日の9月16日が近づくことで、心に区切りがつきました。危なかったなぁ。

自然の中での内省と、街での解釈のぶつけ合いが作用しあって好奇心が生まれる

ーー本を書ききったことで空いた穴は、またなにかを書くことでしか埋まらないんでしょうか。でも、また『おまえの俺をおしえてくれ』に続く熱量の本を書くのは相当難しい気がします。あれって、いわばファーストアルバムでありベストアルバムであるというか。

あの時の自分にしか書けなかった本であることは間違いないですね。「40歳の誕生日までに本を出す」という締め切りは自分で作りましたが、柳下さんにも、「信濃町での生活が始まったら絶対に書けなくなるから、その前に書ききってください」とずっと言われていたんですよ。

自分の節目に合わせて、自分を燃やしながら走っていくっていうのもやりたかったから、本当に書ききれてよかったですね。やったら案の定燃えたし、青い炎になって燃え尽きたし。

ーー自分の「燃え尽き症候群」を自覚してから、新しい心の動きはありましたか?

リアルな場での雑談が、自分にとって大事なんだなと気づきました。夏休み明けに、東京と京都に出張する予定があったんですが、約10日間くらいに渡って東京と京都をはしごしていろんな人たちと会って、毎晩深夜2時まで飲み続けて喋り続けたんですよ。「俺に足りなかったのはこれだ!」と思いましたね。編集者は、お互いの解釈を持ち寄ってぶつけ合って咀嚼し合わないと生きていけないんじゃないかと。

ーーそれは、信濃町の自然や心身が穏やかな暮らしでは満たされない部分ですか。

うん。都会の毒をあえて食らいに行って気づいたのは、自然もある種の毒であること。雪かきとか草刈りとかやるべきことはたくさんあるけれど、それは「人」との関係性じゃないから、「自然」の中に身を置きすぎると自分に向き合いすぎるのかもなぁ。人と会うことで好奇心が生まれてくるのは間違いないです。

ーー自然の中での内省と、街での解釈の交換、その二つが作用し合うことで、好奇心が刺激されてエネルギーになる。

自然と向き合う暮らしは今度もやっていくけれど、いいバランスを考えないといけない。「俺はこう思うんだけどどうですか」、「最近こんなことあって」、「今、実はキツくて」っていう会話がとても大事なんだなと再確認しました。

コロナをきっかけに東京からローカルへ移住した編集者の友だちが多くて。久しぶりに会ったらみんな自分と近い心理状態になってたいたんですよね。ちょっとリズムが崩れているというか、ハツラツとした好奇心が抜けていて元気がない。話を聞いていったら、車社会で単純に飲み会の回数が減ったのが要因でした。

やっぱり、人が集まって話す場が必要なんだと思う。それはローカルでも叶うことなんですけど、移り住んだ土地でイチから再構築するのはむずかしい。酒好きの編集者は雑談の中から企画のタネを掴み取って、時代の空気を読んでいくと思うんですよね。僕なんかは自然に向き合って追い求めた理想の生活を手に入れた途端、「衝動」が生まれなくて弱っちゃいましたから。

今の「衝動」は、雑誌作りと雑談による自己開示

ーー今の柿次郎さんの「衝動」は、なんなんですか?

まず、雑誌を作りたいです。特集ごとにテーマを立てて、6人に取材をしていく。一人当たり1〜2万字のボリュームのあるインタビュー記事をがっつり載せたい。今考えているテーマは、まさに「衝動」です。

去年「風旅出版」を立ち上げてから、『おまえの俺をおしえてくれ』も含めて3冊の本を出しました。一気に流れを作りすぎて渋滞したんですよ。今年はもう9月になるけれど、まだ一冊も本を出せていない。「流れを作り続ける」ことの難しさを感じました。

編集の会社として経済合理性を無視した作品づくりはマストだと思っていて。現実に向き合いながら売上を立てながら、理想の遊びに賭ける。これがHuuuuの強みなんです。だから次の流れを生むために、僕自身の衝動を詰め込めるのは雑誌ですね。

ーー出版とは別に、個人的な「衝動」はありますか?

「雑談と自己開示」に興味があります。燃え尽き症候群を自覚したタイミングで、Netflixの『LIGHT HOUSE』を観たら、めちゃくちゃ刺さったんですよ。

星野源とオードリーの若林が、対話を通して自分の弱さや悩みを吐露していく自己開示の番組なんですが、創作と衝動を両輪でまわしつづけることの難しさが詰まっていて。そこからモチベーションが上向いてきたんですよね。40歳からは「飽き」との闘いであることがハッキリ認識できました。

自分の人生を開示した本を書ききって燃え尽きたことで、改めて「自己開示って何だろうな?」と。雑談を通して自己開示について考えることは現段階で興味津々です。それこそ雑談と自己開示のイベントを各地でやってみたいなぁ。

自分の中にポッカリ空いた穴って、結局は埋まらないんですよ。他者との関係性の中でしか己の心を見つめることもできないし。でも、その形を理解して愛でて、コントロールすることはできる。新しく生まれた「衝動」と一緒に、己の中の穴とまた付き合っていきます。

取材・文:風音



9月16日で、『おまえの俺をおしえてくれ』発売から1年。
風旅出版から3つのお知らせがあります。

【1】 1周年記念・kindle特別版

徳谷柿次郎による初のエッセイ集『おまえの俺をおしえてくれ』発売1周年を記念して、電子書籍版を発売。書籍から抜粋したエッセイに加えて、それらの文章を出版から1年経ったいまの柿次郎自身が読み返し、書き下ろしのエッセイを執筆。書籍『おまおれ』の魅力と、いまの柿次郎の想いが伝わる特別版となっています。

書籍情報:『おまえの俺をおしえてくれ』Kindle特別版
発売場所:Kindleストア(KDP)
発売日:近日発売

【2】 1周年記念・5掛け卸キャンペーン

書店だけでなく、ホステル、飲食店、ギャラリーなどおかげさまで全国78店舗のお店にお取り扱いいただいている『おまえの俺をおしえてくれ』。まだまだ、本を置いていただけるお店との出会いを探しています。
出版から1周年を記念して、2ヵ月間期間限定の「卸価格5掛けキャンペーン」を開催。9/16〜10/31までに5冊以上を注文いただいた方には、商品の卸価格を「6掛け→5掛け」に値下げして販売いたします。

現在の取り扱い店舗:https://lit.link/omaore#
期間:2023年9月16日〜2023年10月31日
注文方法:風旅出版オンラインストア(STORES)、キャンペーンお知らせメールへのご返信

【3】 出版1周年記念・トークイベント

出版1周年を記念したトークイベントを開催! 著者・徳谷柿次郎が本を出してからの1年間の活動と、出版活動によって得たものを、ゲストとともに振り返ります。

東京開催! 編集担当者・柳下恭平と振り返る2023年の『おまおれ』@かもめブックス
日程:※後日SNSにて告知
場所:かもめブックス
https://kamomebooks.jp/

イベントの詳細が決まり次第、SNSで発信します。お楽しみに!
Twitter(X): @huryo_publ
Instagram: @huuuu_inc




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