【四柱推命】~時空学と干支~
四柱推命で命式を見る時、皆さんは何を重視していますか?
通変星?格局?用神?…
そもそも、四柱推命とは何でしょうか。基本に戻って考えていきたいと思います。
干支
四柱推命を学ぶ時、天には十干、地には十二支があることを理解すると思います。干支とは一体何でしょうか。
文章引用させていただきました。
干支は中国から日本に伝わり、その後日本中に広く浸透していったことがわかります。現代でもお正月には年賀状に干支が登場しますね。
干支は天文学とも関わりがあるようです。ここから干支が時間と密接に関係していることもわかります。
そして、十二支は江戸時代の日本で時刻の名前にあてがわれていたことがあります。今でもその名残の言葉があります。
・丑三つ時・・・丑の時刻は午前1時~3時。
・正午・・・午の時刻は午前11時~午後1時。
二つの時刻はどんな様子か想像してみてください。
丑の時刻は寒そう、暗そう…。逆に午の時刻は暑そう、明るそう…。
と、このようなイメージが浮かんできます。
季節と輪廻
日本には春夏秋冬という4つの季節があります。
この季節を植物の一生でなぞらえてみます。
春・・・発芽し、成長、やがて花を咲かせます。
夏・・・花も枯れ始め、実が付き、どんどん大きくなります。
秋・・・実が固くなり種子として地面に落下します。落下した種子は次に発芽するまで休眠をします。
冬・・・土の中でじっと芽が出るのを待ちます。
この世の生命体は「生まれ、生き、子孫を残し、死に、また生まれる」を繰り返しています。これが輪廻です。
干支は時間と深い関わりがあり、植物の一生を表しています。
文章引用させていただきました。
上記をもとに、十二支を季節に当てはめてみます。
冬・・・子、丑、寅
春・・・卯、辰、巳
夏・・・午、未、申
秋・・・酉、戌、亥
詳しくは後に説明しますが、寅は冬、巳は春、申は夏、亥は秋になります。
季節は季節ということです。
例えば寅は蔵干に木がありますが、寅月は旧暦だと1月です。真冬です。春とは思えません。新暦では寅月は2月ですが、植物でいうと、まだ芽が出てきて間もない頃ということになります。
四柱推命を理解する鍵は、なんと植物の一生にありました。
時空学理論
1日の時間の流れも、植物の一生に似ていると思います。
朝太陽が出て、昼間は生命体へ活動を促し、夕方には太陽は沈み、夜になり月が出て、月が闇を明るく照らし、道しるべとしての役割を果たします。
私たちも同じです。朝起きて、昼間は活動し、夕方には成果を出し、夜には活動を停止して翌日のために就寝します。これを毎日毎日繰り返しています。
1日とは、1年をぎゅっと短縮したものだと思っています。
厳密には1年の時空間と1日の時空間は違いますが、昔の人はそのように考えていたのかなと考えます。
春夏秋冬、地球の時間の流れ・輪廻に沿った四柱推命の形式。
それが、「時空学理論」です。
現在は秋さんのブログにて「時空学理論」を勉強しています。
今後の四柱推命の記事では、この「時空学理論」をわかりやすく解説したものを投稿していく予定です。
読んでいただきありがとうございます。
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