無題

投資初心者にオススメの本です

昨今、NISAやiDeCoなど、老後資金に備えるための『国策』が盛んです。

専門家ではありませんので、あくまで私の承知している範囲で恐縮ですが、これらの『国策』は、下記の4つが柱だと感じています。

①『今』税金がお安くなるメリットがある。

②『受け取る時』税金がお安くなるメリットがある。

③自分の老後資金は、自分で用意しないと知らないよ~という、お国からの隠れたメッセージ。

④預金が大好きな日本人にお金を投資させる。


投資って怖いし良く分からない

長年金融業に携わって来ましたが、投資については全くのド素人でした。

お金を融資して、利息を頂戴する。

まあ、投資っちゃ投資ですね。

結構リスキーな債権を、あーでもない、こーでもないと言いながら回収回収・・・

膨らませては吸い上げられ、また膨らませては、吸い上げられ・・・

銀行借入には当然、代表者の個人保証が付けられ、相応のリスクを個人的にも背負っているにもかかわらず、全然収入に反映されなくて・・・


はい!過去の暗くて馬鹿馬鹿しい話は、この辺にしておきましょう(;´Д`)


1度、『投資の基礎』を学んでおこうと思い立ち、手に取ったのがこの本でした。

得意の「タイトル買い」です。

大体一目惚れです。

ちょっと好みだと、すぐに好きになっちゃいます。はい。

写真のオジサマ、色黒でシブい。いかにも頭良さそう!

好き!こういうシブいおっさん、好き!!


ええっと、何の話でしたっけ?

そうそう、投資の話!


読後の感想あれこれ

読後、いちばん考えが変わったのは、

投資なんて全部ギャンブルだろがよ→投資にも色々あるのね

要は、「ギャンブルみたいな投資」と、「着実な投資」があるということ。

これをちゃんと学べたのは大きかったです。

本の中で、「投資って、ずっとパソコンの前にいないといけないんですか?」との問題提起があるのですが、それに対する答えが分かりやすかった。

無題

「あのね、これは投資じゃなくてトレーディングって言って、素人には向かない特殊なゲームなの。車の免許しか持っていないのに戦闘機に乗って空中戦をやるようなものだね」

だそうです。

そして、「金融知識が乏しくて、日中に仕事をしている人」に合うのは、「個人向け国債」と「投資信託」の2択でいい。

とのことです。

また、競馬や宝くじなどは、「趣味」でやりたいならいいが、そもそも胴元(運営)が25%~55%を持って行っちゃうので、単なるギャンブルだそうです。(そもそもギャンブルだ。)


次に衝撃的だったのが、次の内容です。

あまりにも衝撃的すぎて、思わずtweet(;゚Д゚)


投資の勉強をと思って買った本でしたが、なんと『結婚観』にまで触れているとは(;゚Д゚)

いやーびっくりしたー(;゚Д゚)

※tweetの内容につきましては、一切ノーコメントとさせて頂きます

m(__)m


私にとってもう一つ意外だったのが、

「まとまった資金があるなら、毎月少しずつ買わずに一気に買うのが合理的」とのアドバイスでした。

毎月少しずつ買い増していく方法として、「ドルコスト平均法」という投資手法があります。


私のイメージでは、株価が高い時も低い時も同じ方法で買い続けるので、『リスクの分散に適している』くらいにしか考えていなかったのですが、思わぬ落とし穴が!!

ドルコスト平均法では、「投資を買い増す度に手数料が発生する」のです。

そう言われれば確かにそうだなと、今後の投資方針を見直すきっかけになりました。


まあ、「まとまった資金」がないんですけどね(;´Д`)

そんな資金があれば、自身の事業に『投資』してしまいます。


とても心に残った内容

先に述べた『結婚観』では、ちょっとひねくれた物言いをする著者でしたが、後半でちょっぴり『良いこと』を言っていました。


「自分への投資」を怠ってはいけないよ


私がこの本を通し、一番出会いたかった言葉かもしれません。


これから日本は、どんどん投資社会へと変貌していくと感じています。

「投資はギャンブル」「投資は怖い」と敬遠したままだと、大切なことを知らずに年を重ねていくことになってしまうのではないでしょうか。

それに、「分からない」ままだと、目先の良さそうな話に流されたり、変な儲け話に騙されたりしがちです。


そんな社会の中で、「自分にとって投資とはなんだろうか」との、確たるものを持っておくことが、今必要なのかもしれません。


投資に対する考え方の入門書として、お勧め致しますm(__)m

以下、【内容紹介】
お金を増やしたい!
でも、銀行に預けたころでお金は増えません。
だからといって、投資をするのは難しそうだし、減るのが怖いです。

じゃあ、いったいどうしたらいいのか?

そんな疑問を持った「お金のド素人」が、東大卒、外資系証券や保険など金融数社を渡り歩いた「お金のプロ」山崎元に、『お金の増やし方』を聞いてきました。

「定期預金よりマシな方法はないの?」
「お金を増やしたかったら結局何をすればいいの?」
「老後はいくらあればいい?」
「家は買ったほうがいいの?」
「保険は入ったほうがいいの?」
「NISAっていったい何ですか?」

こんな疑問を、わかるまでしつこく聞いてきましたので、読めば誰でも『お金の増やし方』がわかります!

「お金は銀行に預けてるだけ」「お金は増やしたいが、難しいことはわからない」そんな人は必読です!

出版社からのコメント

僕「先生、金融のこと詳しくないし、これからもお金のことを勉強しないと思いますけど、お金の運用なんてして大丈夫なんですか」
先生「大丈夫。君みたいなド素人でも、ポイントさえおさえれば年間プラス5%くらいの運用なら目指せるよ」

本書はこんなコミカルな会話形式で展開しますので、金融の知識がなくても楽しくお金のことが学べます。


しかも、資産運用のスペシャリストである山崎元氏は

「お金を増やしたかったら銀行には近づくな」
「宝くじはボッタクリ」
「保険はほとんどの場合、入る必要がない」
「投資信託をするならこれを買えばいい」

など、何がよくて何が悪いのか、「そんなこと言っていいの」と心配になるくらい本音で教えてくれますので、『お金の増やし方』が、笑って学べる一冊になりました!

お金を増やしたい人も、そうでない人も一読の価値ありです!

内容(「BOOK」データベースより)
お金を増やしたい!でも、難しいことはわからないし、投資をするのってなんだか怖い。そんな「お金のド素人」が、東大卒、外資系証券や保険など金融12社を渡り歩いた「お金のプロ」山崎元氏に、なるべく安全なお金の増やし方を聞いてきました。金融の知識は一切不要!「銀行には近づいてはいけない」「覚える金融商品は3つだけ」「素人でも「年間+5%」の運用を目指せる」など、誰でもできて、なるべく安全なお金の増やし方がわかります!

著者について

山崎元
経済評論家。専門は資産運用。楽天証券経済研究所客員研究員。獨協大学経済学部特任教授。マイベンチマーク代表取締役。1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業、三菱商事に入社。野村投信、住友信託、メリルリンチ証券など12回の転職を経て現職。雑誌連載、テレビ出演多数。著書に『学校では教えてくれないお金の授業』(PHP研究所)『全面改訂 超簡単 お金の運用術』(朝日新書)『ファンドマネジメント』(金融財政事情研究会)など。

大橋弘祐
立教大学 理学部卒。
大手通信会社の広報、マーケティング職を経て、作家、編集者として活躍中。
著書に『SURVIVAL WEDDING』(文響社)など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山崎/元
経済評論家。専門は資産運用。楽天証券経済研究所客員研究員。獨協大学経済学部特任教授。マイベンチマーク代表取締役。1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業、三菱商事に入社。野村投信、住友信託、メリルリンチ証券など12回の転職を経て現職。雑誌連載、テレビ出演多数。著書に『学校では教えてくれないお金の授業』(PHP研究所)『全面改訂超簡単 お金の運用術』(朝日新書)『ファンドマネジメント』(金融財政事情研究会)など

大橋/弘祐
立教大学理学部卒。大手通信会社の広報、マーケティング職を経て、作家、編集者として活躍中。著書に『SURVIVAL WEDDING』(文響社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



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