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11月の「きせつのおくりもの」


3人のこびとさんに
会いに行ってきましたよ。


こびとさん。
焚き火を囲んで
何やら対話をしていたんです。


暖をとるこびとさんたち


11月のおはなしボード


11月のきせつのおくりもの

パチパチパチ
たきびのおとをききながら
3人のこびとが
冬支度のはなしあい。

さむい冬をむかえるための
じゅんびをするんですって。
ai kawakita
玄関ホールにて


こびとさんたち
冬支度について話し合っていたんですね。

うんうん。

誰かが気を利かせて
準備をするのも
素晴らしいけれど

家族で話し合って
みんなで意識しながら
冬支度をすると
もっと楽しそうですね。


我が家の冬支度


冬支度というと
何が浮かんできますか?

  • 衣替え

  • こたつを出す

  • ファンヒーターを洗面室に出す

  • 加湿器を出す

  • 毛布を出す

  • シーツを冬用に替える

  • 猫用の毛布を出す

  • 猫用のベットを冬物に替える

  • 温かい飲み物をストックする

  • 便座の温度を上げる

  • 入浴剤をストックする

  • 湯たんぽを準備する

  • クリスマスの飾りを準備する

我が家は
旦那さんと一緒に協力して
毎年準備をしています。



11月のきせつのおくりものに込めた想い


四季のある日本では
春がきたら夏になり
夏がきたら秋を迎え
秋になったら冬を迎えます。


幼い頃は
季節の移り変わりを肌で感じつつも
大人から渡された
セーターを着るようになったり


いつの間にか出された
こたつに入ったり

冷たい麦茶から
温かいココアを飲むようになったりと

子どもたちは大人のそばで
なんとなく、ぬくぬくと
過ごしていきます。


季節の変わり目を感じながら
さまざまな変化や準備を
自ら意識して行うようになった時期は
人それぞれだったことでしょう。

子どもや障がいを持たれた子は
季節の変わり目に起こる
“体温調節をする”ということを
自ら意識的にできるようになるには
時間がかかったり
サポートが必要になったりします。


そんなとき
そばで過ごすおとなの意識的な働きかけが大切になるとわたしは感じています。


わたしたち大人のできること


幼い頃から
季節の移り変わりと共に
生活のリズムを大人と一緒に
繰り返し繰り返し
肌で感じて
体感していくことは

いつか親の元を
子どもが離れて行くときに

いつか親以外の人々と信頼の中で
過ごしていくときに


幼い頃の
温かで楽しい記憶として
その子の内側にしっかりと根づき
生きる土台となることでしょう。


学業も大切ですが
生活することは
一生のこと。


“きせつのおくりもの”は
生活のリズムを肌で感じながら
自分の中に息づいていく
メッセージです。

からすたろうの学び家では
季節の移り変わりを感じることを大切に過ごしていくことを
意識していきたいと思います。

きせつのおくりものコーナー



追伸: 3人のこびとの意図


「3人よれば文殊の知恵」
「三位一体」
「意志・感情・思考」
「からだ・こころ・あたま」
        etc…

3という数字には
3つが合わさってよいものが生まれ出るという意味合いもあります。

そして
こびとは
みえないところで大きく作用する潜在意識でもあります。


こびとはそれらの象徴です。


焚き火の暖かな火を
一人ひとりの
心に灯して

大地を感じながら
ティッピーテントの中で
豊かな眠りと共に
育んでいけますように。


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