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宇宙語だった韓国語が言葉として聞こえるようになるまで

この記事は、KPOPが好きで最近韓国語を始めた方、今まさに勉強している方に向けたものです。タイトルの通り全くの宇宙語だった韓国語が言葉として聞こえるようになるまでやったこととか、おすすめの教材などを紹介します。全て「個人的」な話ですのでその点ご留意ください…!

まずPLAVE(5人組バーチャルアイドルグループ)のMVを見てください。

プレイブをよろしくお願いします🤍

はじめに

おそらくほとんどの方がそうだと思うのですが、当面の目標は「推しが何を言ってるのかわかるようになりたい!」だと思います。
アイドルって同じ地球で(宇宙で!)同じ時間を過ごしていてすごくないですか?「今」を共有できるって本当にありがたいですよね。本当に本当に幸せなことだと思っています。
推しって「もっと早く出会ってれば」とか「推しに出会う前に韓国語勉強してれば」って思うこともあると思うのですが、ツイッターで出会った有名な(?)言葉に「それが出会うべきタイミングだった」っていうのがあります。その人にとって一番必要なタイミングで出会いがあると思うとたしかにそうだな〜っと思います。
よきタイミングで触れた新しい世界、「今」を一緒に楽しみましょう♡

取り組んだこと

私は初めてハングルに触れてから丸6年くらい経ちます。「何を話しているのかわかるようになったら嬉しいな」くらいの目標でゆるゆる勉強して、2年目くらいで少しずつ聞こえ始めるようになった感じ。
独学で始めて、途中から月2で個人レッスンを受け始めていまも続けています。ハン検の2級を持っていて、TOPIKは受けたことがありません。ドラマやバラエティを見たり記事や本を読んだりできるけど、いまだに初見の単語は拾えなかったりなんとなくで理解してる部分もそこそこあります。(誤訳がたくさんあってすみません。)

⓪教材選びについて

教材は共通して「読み方のルビが振ってないやつ」がおすすめです。これは韓国語の先生に言われたのですが、ルビが振ってあると自分の発音も日本語のカタカナの音にしかならないから、初級の説明のときに多少は振ってあっても、先に進むとルビがなくなるやつが良いよということでした。
話す予定ないし…という方でも、ルビがあると聞き取りにも悪影響があるので、ルビはないやつがおすすめです…!前提として違う言語なので、日本語の文字で韓国語の音は表現できない、というのを心に留めておくとよいです…。

私は形から入るタイプなので教材を買うのが好きで、近所の本屋の韓国語コーナーよりあるのでは?ってくらい持ってるのですが(絶対にそんなにいりません)、いろいろ見た感想としては、ルビさえなければ文法の教科書とかは内容にそこまで差はないのではないかと思います。文法書については紙質が好きとか、フルカラーがいいとか、絵があった方がいいとか、行間が広くて読みやすいとか、選ぶ基準はそういうのでいいのではないかと思います。手に取って見れるのがいいかなと思うので、ネットよりは大きめの書店に行くといいかも?

これから始める、ということで最初に投資するなら
・ハングルを読めるようになる教科書
・文法書
・辞書
の3つかなと思います。

辞書は韓日・日韓のスマホアプリを使ってます。

📱小学館 韓日・日韓辞典 [App Store]
※このアプリはAndroidは非対応みたい…。
アプリの辞書本当に便利!辞書はあった方が良いと思います。なくてもWEBで検索すれば出てくることは出てくるんですが、勉強していると1000個2000個検索することになるのでWEB検索だと普通に時間がかかるのと、アプリはブックマークとかもできるので便利です。あとは何より「正確さ」が保証できるからです。逆に辞書に載っていない単語はネットで調べるとスラングだったり、本来の使い方からは外れた用法だったりするのでその目安にもなります。
私は調べた単語は「名詞」「動詞」とかのタグづけのほかに、「(検索するのが)2回目」とか「3回目」とかをつけたりして「初見かと思ったら前に調べてた」とかわかるようにしてます。辞書にも重要度は書いてあるのですが、自分が何回も出会う単語はその分頻度が高くて重要なのもわかるし、そのあたりが自分の好きなようにカスタマイズできるので便利です…!
重要語は発音も聞けるし、例文も載ってるし、紛らわしい単語を集めて解説とかもしてくれてます。

①ハングルを読めるようにする

勉強の順番なのですが、ハングルが読めないと先に進めないので、まずはハングルを読めるようにします。

ハングルは15世紀に世宗王によって作り出された文字です。文字の普及のために人為的に作られたもののため、かなりシステマティックで合理的です。母音と子音の組み合わせなので、教科書を読めばマジで数時間で読めるようにはなります。

📗「あいうえお」から始める書き込み式ハングルBOOK
私はこれを使いました!もしかしたら今は売ってないのかも…。

📗1時間でハングルが読めるようになる本
読んだことないけどこれはおすすめしてる人が多いので良さそう。

1時間で読めるようになるというタイトルの通り、ハングル自体は本当にすぐ仕組みがわかるようになるのですが、個人的にここから文章を読めるようにするまでが一番大変でした。1つの文字の音を理解できることと、単語や文章の音を理解できることは違うからです。

たとえば、子音「ㅎ」は「h」の音です。母音「ㅏ」は「a」の音です。「하」はなんでしょうか…?「ha」ですね。いま3秒で理解できたと思います。
しかし単語になると、たとえば「年下」という意味の「연하」は「연(ヨン)」「하(ハ)」ですが、発音は「ヨナ」です。haどこにいった…!!?ってなります。
末っ子という意味の「막내」は、「막(マッ)」「내(ネ)」ですが、「막내」の発音は「マンネ」です。「ン」どこから来た!?!になります。

そういう、ルールがたくさんたくさんあって、それを覚えるのが本当に大変でした。なぜならおもしろくないから。(※個人的な感想です。)
冗談抜きでこれに半年くらいかかった気がします…なぜならやる気が出ずにサボりまくっていたから…。
でも逆に言うとここを身につけてしまえば、聞こえるようになるまですぐそこです…!(体感)

ハングルについてはわからないところがあったら曖昧にせず、ルールをしっかり覚えるのがまず第一ステップです。

②文法

📗しっかり身につく韓国語トレーニングブック
文法の教科書で使っていたのはこちらです。これは最初のハングルの読み方を習い終わるまでルビがついていて、それ以降はなくなっています。
イラストはないのですがわかりやすくまとまっていておすすめです。単元ごとに練習問題がついているのも勉強しやすいかも。(私は一問もやったことないです。)

ハングルを読めるようになったら次に待っているのが文法、用言の活用なんですが、ここが大変なパートその2でした。大変というか、やっていて全然おもしろくないので(※個人的な感想)大変に感じました。

用言(動詞や形容詞)は日本語と同じように活用があります。
動詞は原形に요(ヨ/です)をつけると文章として使えるのですが、たとえば以下のようにつけ方が動詞によって異なります。

가다(行く)→가요 わかる
타다(乗る)→타요 わかる
받다(受け取る)→받아요 아が入るわけね
먹다(食べる)→먹어요 ?さっきは아だったのに어?
하다(する)→해요 ???
걷가(歩く)→걸어요 !?!!どこに行ってどこから来た!?

これらはそれぞれルールがあって、覚えると早いのですがなかなか大変です。だいたいのルールが理解できたら、単語ごとの活用は音声つきの教材(ひたすら活用を読み上げてくれるものとか)もあるので、音から覚えるのもあり。

文法の教科書はいろんな本をやるのではなくて1冊気に入った参考書を最初からきちんとやるのがいいと思います。
主語と述語とか、文章の作り方はほぼ日本語とおんなじ!語順同じ、助詞の使い方もほぼ同じです。過去形もわかりやすい。日本語にないのは未来形の概念くらい?なのでやりやすいです。
私は細かいことはあとで!と思って結構ざっくりやっていたので、今になってちゃんと話せるようになろうと思って勉強する中で苦労してます…。聞き取りだけできるようになりたいならテストで100点とれるように勉強しなくても大丈夫じゃないかなと思います。
というよりは自分はここでがっつりノートに書いたり問題を解いたりというふうにやると嫌になって続かなそうだと思ったので、仕組みだけ理解して8割くらい正解できる、みたいな状態でどんどん先に進んでました。

③語彙

ハングルが読めるようになってからは、個人的にはあんまり勉強の順番は関係ないかなと思います…!
私はノートで勉強するのが嫌だったのと(労働だけでHPは底を尽きてしまう)、韓国語を聞き取れるようになりたいなら耳から聞かなきゃ!と思って、音声教材をたくさん聞きました。これはマジで教材を探して毎日聞きました。朝の準備、家事、通勤の時間なんかに永遠にかけていました。
本当にノートを使わなすぎて、6年くらい勉強していて文法とかを勉強したノートが1冊使い切ってなかったです…(最近気づいた。)
「机に向かって勉強せず✨」と自慢したいわけではなくて、「自分に合った方法がいいよ!」ということを伝えたいです。私くらい机に向かいたくない人も続ければ聞こえるようになるよという…ノートにまとめると頭に入る人もいるし、とにかくいかに続けられるかというのが大事なので…。
タブレットのノートアプリとかも便利そう!

💿キクタン
本当に良い。順番は入門→初級→初中級→中級→上級。入門〜上級まで全部やったんですが、1冊完璧にするというよりはだいたい聞いたな〜意味もなんとなくわかるな〜というところで次へ進んでました。ちなみにキクタン自体は1週間で1単元みたいな作りなのですがそれは無視してもっと時間をかけて、永遠に聞くだけでした。初級から中級に移るときに、初級の単語を全部テストされたら5割くらいしか正解できない、みたいなレベル。
単語帳は特にルビがあったらだめですよ〜といいつつ、私は聞くだけで、本は一切見てなかったので、スペルは正確にはわからないまま進んでました…(なぜなら当時は聞こえればいい、話せなくていい、書けなくていいと思っていたので…)。

💿初・中級の文法がよくわかる! 韓国語表現文型
これの改定前のCDつきのやつを使っていました。
上記の通りとにかく音声教材を探していたのですが、これは例文を「韓国語(ゆっくり)→日本語の意味→韓国語(普通の速さ)」で読んでくれるので、マジで聞くだけで意味までわかるという理想の教材でした…!(韓国語を読んでくれる教材はたくさんあるけど日本語まで読んでくれるのはなかなかなかったので、ほんとにおすすめ。)

これは本当に一番おすすめかも。一番聞いたと思う。文法をちゃんとやる前に、耳に先に入れる感じ。音で覚えて、それが「自然」になるので良いです。
たとえば해도 돼요?(してもいいですか?)の例文をずっと聞いていると、하도 돼요?は間違いなことがわかります。使われている하다の活用がわかると、動詞に도(〜ても)をつけるとき、別の動詞でもわかるようになります。하다→해요だから、요をつけたときの形にすればいい!という感じ。보다なら봐요だから、봐도 돼요?が正解。해야 해(しなければいけない)とかも、하야 해にはならないというのが覚えられます。覚えられるというか、ヘヤヘ、で耳が覚えているから、ハヤへ、と考えると何か変だな?って思う感じ。同じ理論で보다なら봐야 해になる。

📱シックにゃん [App Store]
※これもAndroidは非対応みたい…。
漢字語はアプリを使いました!韓国は語彙の7割が漢字語といわれるほど漢字語を日本よりもたくさん使います。だから漢字語に慣れると語彙が増えます。
韓国語は韓国固有の言葉と漢字語があります。日本語も同じだからわかりやすいと思う。「調べる」と「調査する」みたいな。
熟語の意味は日本とほぼ同じなので、日本人はそのあたり他の国の人に比べてかなり有利です。さらに日本語は漢字は音読みと訓読みがあるのに対して韓国語は音読みのみ(基本1つの漢字に対して1音のみ)なので日本人はほんとう〜にやりやすい。

漢字語で難しいのは(?)「ン」の熟語を聞いたときㄴなのかㅇなのかわからないことでした。正直その二つの発音はテストされたら今も自信がないのですが、語彙が増えていくと文脈で理解できるようになります。
コツ?としては、迷ったときは日本語で「ん」なものは韓国語ではㄴ、日本語で「う」なものは韓国語ではㅇになりやすいということです。「判断(はんだん)/パンダン」は판단、「健康(けんこう)/コンガン」は건강、「想像(そうぞう)/サンサン」は상상という感じ。
あとは部首違いの漢字はだいたい同じ読み方だったりするからわかりやすい。抵抗(저항)、低迷(저미)、底辺(저변)など。慣れてくると日本語にするとこういう音…というのがわかってくるので、初見の単語も音だけ聞いて想像することもできる。たとえば포효といわれたら포…抱擁(포옹)のホウ…효…孝道(효도)のコウ…ホウコウ…?咆哮!てなります。日本語強し!

④書き取り(パダスギ)

一番役に立ったというか、聞こえるようになった!という瞬間を感じた勉強方法。もちろんそれまでの積み重ねがあってこそですが、文法もある程度やったけど韓国語を聞いても言葉として聞こえないという方はぜひやってみてほしいです。

💿耳が喜ぶ韓国語
この教材は短い文章をたくさん読んでくれるもので、パダスギに良さそうだったので選びました。5行(30秒)くらいの文章が50個、10行くらいの文章が30個、20行くらいの文章が20個入っています。
教材なのでもちろん発音が正確、ネイティブスピード、会話系の例文ではない、答えの文章が載ってる、ので私はめっちゃ気に入ってます…!もちろん推しの動画でも同じことはできます。

パダスギというのは、韓国語を聞いて書いてみるという勉強法です。「パダスギ」で検索するといろんな記事が出てきます。3回聞いて、1回目2回目3回目でボールペンの色を変えるとか…ただ私は3回で聞き取れる訳ないやろ!!!と思って同じところを鬼リピートしてとにかく聞こえるまで聞いて、ノートに書くの繰り返しをしました。最初は、答え合わせまで入れると5行くらいなのに2時間かかるとか…ただほんっとうに役に立ちます…!
간단하다は간다나다とかでいいんです、最初は。
以下個人的に変化に感動したこと…当たり前のことばかりなんですが…。

/が聞こえるようになった
助詞「〜を」の를/을なんですが、最初はほとんど聞こえません。これについては諸悪の根源?はカタカナルビと思ってるんですが…。ㄹはルじゃないんですよね。
たとえば「記憶を」というのを例にすると、기억을はㄹはほんのちょっっとrってしてるだけなんですが、억のㄱが그と聞こえるということは後ろに助詞があるということです。「花を」だと꽃을は츠が聞こえるから後ろに을があるのがわかる、という感じ。
なんというかそれに気づくまでにしばらくかかりました…パッチムは助詞で聞こえる。

변하다편하다の違いがわかるようになった
激音は「空気を出す音」って教科書には書いてあるけど、思っている100倍くらい強い音なんだなとわかるようになりました。体験するまで伝わらないかもしれないけど…これは生の声を聞くといいのかも。私は韓国の子が「추천」と言うのを生で聞いて音、強!!ってなって、そういうことか〜って理解した記憶があります。生半可な強さではない。日本語にはない音だからわからないんですが…これもカタカナルビの所業というか…バとパの違いどころじゃないんです。日本人のパは바です。파は파でしかないのです…。

の違いがわかるようになった
よく見る濃音のルビの「ッテ」は日本人向けにわかりやすくしただけというか、때としか言いようのない音なんです、ほんとうは。いずれ全然「ッ」とかじゃないやんけと思うはずです。カタカナルビはわかりやすくはあるんだけどね…。

文法とかはだいたい頭に入ってる状態で、これをやり始めて2週間後くらいにある日突然(ほんとに突然)それまで宇宙語だったものが意味のあるものとして耳に入ってきました。めちゃめちゃおすすめの方法…!騙されたと思ってやってみてください…。

⑤小説を読んでみる

中級以降の話になるけど、あともう一段階変化があったなと感じたのは小説をたくさん読んだことです。語彙が爆上がりしました。(突然ハン検2級を受けようと思って始めたら難しすぎて、一旦やる気がなくなり小説ばっかり2ヶ月くらい読んでいてまた勉強を再開したら急に過去問が20点くらい上がりました、マジで…。)

小説ってストーリーがあるので、細かい単語まで知らなくても状況的に流れがわかるから記事とかより読みやすいと思います。とにかくハングルの文章を見たときに「ウワッ」と思うのを直したかったんですが、結果かなり改善されました。
私は小さい頃にハリーポッターを狂ったように読んでいた時期があったので、最初はそういう細かいところまで覚えてる小説とか、好きな日本の作家の小説の韓国語版とかが読みやすいかも。あとは普通に内容がおもしろいやつ!(でも翻訳の小説はどうしても翻訳感があるので、慣れたら断然韓国の小説がおすすめです。)

個人的に漫画は逆に難しかったです。スラングがあったりするし、単語を知らないと状況を把握できなかったりする→調べて疲れるので。
語彙も単語帳でただ覚えるよりは繰り返し使われている状況を読むことで、辞書的な意味というより「こういうときに使う言葉」として感情を伴ってイメージが身につきます。
あとはとにかく副詞は増えたかもしれません。副詞って日常会話ではあんまり使わないし、推しの動画を見ていても覚える機会がないんですよね。たくさんあって難しいので最初はパスでもいいと思います。「学校へゆっくり歩いて行った」と、「学校へ歩いて行った」は大事なところは同じじゃないですか。(ただ上級の試験を受けるなら覚える必要がある。)

おもしろいんですが、単語が頭に入ると急に耳で聞こえるようになります。今日知った単語がその日見た動画で出てきたりします。それはたまたまタイミングが良かった、というわけではなくて、「それまでも出てきてたけど脳が勝手にスルー」してたんですよね。それで意味をはっきり理解すると音になって、意味を持って頭に入ってくるという。

小説の読み方のコツとしては、まず100%理解する必要は全くないというものです。わからない単語も5回くらいまではスルーする、6回出てきたらさすがに重要単語なので調べる。(前に英語でハリーポッターを読もうとしたとき、英語の小説の読み方にそう書いてあった。)
本の中で1、2回しか出てこないのは正直現段階で覚える必要のない単語です。

日本語も本を読むと語彙が増えるのと同じで、本を読むようになってから頭の中で韓国語で考えることが増えました。

⑥スピーキング

ある程度韓国語がわかるようになってから韓国に行ったときに、「作文は頭の中でできてるのに声にならない」「言っても発音が悪すぎて伝わらない」のが悔しくて、スピーキングの練習を始めました。私はとにかく数年間発音練習をしてこなかったので(喋る予定がなかった)、かなり遅い気づきでした…。
でも発音ができるようになると文章を読む速度も上がって、文章を読むと単語も増えて…という感じでいいことしかないので発音の練習、話す練習も聞き取りに役に立ちます…!

紹介した教材一覧+α

上で紹介した教材と、他に使ってよかった教材を紹介します。

激おすすめ教材たち

📱小学館 韓日・日韓辞典 [App Store]
📗しっかり身につく韓国語トレーニングブック
💿キクタン
💿初・中級の文法がよくわかる! 韓国語表現文型
💿耳が喜ぶ韓国語
📱シックにゃん [App Store]

勉強アプリも一通りやってみたのですが、なかなか自分に合うのがなくて…シックにゃんは無料でも使えます。課金すると学べる単語が増えます。

その他よかった教材

💿会話から学ぶ韓国語の文末表現
日本語での読み上げはないので韓国語を聞きたいときに。ストーリーがあっておもしろい。

💿日常韓国語会話ネイティブの公式
これはいまは改訂されてるのかも…?これも会話がたくさん入っているので聞くのに良いです!日本語での読み上げはなし。

📗韓国語似ている動詞使い分けブック
使う場面での違いがわかりやすく解説されてます。

📗絵でわかる韓国語のオノマトペ
韓国語は日本語の5億倍くらいオノマトペがあり似てるのもあって紛らわしいので、わかりやすく学べます。

📗使ってみよう! 韓国語の慣用句・ことわざ・四字熟語
上級の試験は慣用句とかことわざがたくさん出てくるので調べるときに便利です。

最初に知りたかったことetc

🔸ハングルは一文字=一音
日本語って文字数と音の数が合わないからあんまり意識しないんですが、ハングルは「一文字で一音」です。一文字に必ず母音が一つ入っています。
안녕하세요は、アンニョンハセヨではなく、「アン、ニョン、ハ、セ、ヨ」の5音です。そうやって発音してみるようにするとびっくりするくらい韓国語っぽくなるかも。감사합니다はカムサハムニダではなく、「カm、サ、ハm、二、ダ」。これが結構アハ体験でした…。(レッスンはこういうことを教えてもらえる。)

🔸声にも慣れがある
推しの言ってることはだいぶわかるけど、韓国に行ったらタクシーのアジョシが何を言ってるのか全くわからなかった!みたいなことがあります。
当然話し方は人それぞれなので、発音の癖や抑揚も慣れた声は入りやすくなります。なので音声教材も同じ声の人のものを長く使うと良いと思います。

🔸細かいところはあんまり気にしない方がいい
言語って普通に「なんで!!??」ってなるところが多くて、私は細かいところが気になるタイプで気にしがちだったんですが…言語だし例外もあるよね〜!特に理由のないルールもあるよね〜!という感じの気持ちでいると楽です。
例外は山のようにありますが、出会った例外にそのとき対処すれば良いです。逆に言うと出会っていない例外はまだ覚える必要のない例外です。いきなり全部把握しなくて大丈夫です。

🔸紙辞書、電子辞書、スマホアプリ…
私は薄い紙辞書は最初に買ったのですが、よかったのはカナダラ〜の順番をうっすら覚えられた、くらいでした。でも最初に紙を買うのもいいのかも?使うのが数週間でも。体験として…。キティちゃんでかわいかったのでこれにしました。
📗ポケットプログレッシブ 韓日・日韓辞典 ハローキティ版

🔸独学か、レッスンを受けるか
独学でもできるようになってる人はたくさんいる&今の時代教材も溢れているので独学でも問題ないと思うのですが、もちろんレッスンはすごくいいです…!
集団or個人でいうと、個人のが細かく見てもらえたりたくさん質問できたりするけど、集団授業は個人に比べて安いのと、友達ができたりしてモチベーションが上がるかも?どちらも自分に合う方で…!(私は個人レッスンです。)探せばオンラインレッスンとかもたくさんあると思います。
ただ自分でやってこそなので、授業を受ければできるようになるわけではないというのは重要かなと思います。私が思う、先生に教わるメリット⬇️
・教えるプロなので、たくさんの生徒を見てきてるから教え方の効率が良い
・正しい情報を教えてもらえる
・間違いやすいところやコツを教えてもらえる
・発音を聞いてもらえる
・文化的背景とかも教えてくれる
・調べてもわからないことを聞ける(特にニュアンス)
・試験の情報とかをもらえる
・推しの話も聞いてもらえる(モチベが上がる)
とにかくプロなのでnが多いため、正しく的確に指導してもらえる、お金を払っているのでサボらない(というか個人指導だと自分が行かないと約束をすっぽかすことになるので、迷惑をかけてしまうのでサボらない)。
私は最初は対面で、コロナ禍でwebにしました。先生優しくて好きです。プレイブの話も聞いてくれます。

🔸教材か、推しの動画か
教材は発音がはっきりしていて、また学習者用に単語も厳選されていますが、推しはネイティブなので、発音もその人による癖があったり、単語も流行り言葉とかをバンバン使います。ただ推しの映像なら全然500回見れるよね…。
逆に私は韓国語字幕と言ってること違うやん!というのにストレスがかかるタイプだったので教材が向いていました。でもわかるようになってきたら推しの動画でもパダスギしました!
推しの動画なら、インタビューとか、一人で話してる動画とかが聞きやすくておすすめです。

🔸資格試験
韓国語はハングル検定とTOPIKという2つの試験があります。年に数回受ける機会があるので、力試しとか、モチベーションのためとか、レベルチェックに受けてる人も多い印象。
私は「とりあえず聞き取りさえできるようになればいい」と思って試験はずっと受けてなかったんですが、2年前ふっと思い立ってハン検を一回受けてみました。試験って結局傾向と対策だし、そうなると韓国語の勉強というより試験のための勉強になってしまうのでは?と思って、その時間よりはたくさん聞くのがいいだろうと思って受けなかったんですが…。でも、実際受けてみるととにかく単語とかを詰め込むので飛躍的に語彙は伸びました。(が、やっぱり詰め込みなので結構な速度で忘れていきます。)
締め切りがあると頑張れるタイプの方とか、試験がモチベーションになるって方はおすすめです…!

🔸単語の意味をネットで調べるとき
・◯◯ 意味 ←だいたい出てくる。
・◯◯(画像検索) ←どんなものか画像ですぐにわかるのでおすすめ。
・◯◯ 뜻 ←日本語で解説してくれてるページがない場合、かつ韓国語がある程度わかる場合はこれで検索すると、韓国内でどんな意味なのか聞いてるページを見れる。スラングとか流行り言葉とかの意味を調べるときに便利。
・正確に聞き取れない単語 ←とりあえず聞こえた通りにハングルを打って検索してみると「もしかして◯◯?」とか出てくる。
・web検索でも出ないときはツイッターで検索してみると出てきたりする。ツイッターだとどんな使われ方をしてるのか生で感じられる。

🔸携帯の言語設定
形から入るタイプなので韓国語設定にしてます。ポップアップで押さないと操作できない!みたいな、逃げられないときでも大丈夫なくらいになってから変えたほうがいいかも(詰んだことがある体験談)。
ツイッターはすぐ翻訳のボタンを押しちゃうから、それをしないようにしたらハングルを読む癖がつきました。スマホの言語設定を変えるとアプリの言語設定も変わるけど、iPhoneはアプリごとに言語が選べます。絶対にミスれないアプリとかは日本語設定にしよう。

🔸ハロートークとかって?
個人的にだけど出会い系アプリみたいになってて難しいなって思いました。でもおすすめしてる人たくさんいるからやり方次第では友達できるのかも?
けど相手が日本語できると韓国語が伸びないし、逆に日本語できないとネイティブすぎて全然わからんという…。とにかく聞き取れれば!って人は後回しでいいと思うんですが、話せるようになりたい!という人はこういうのを活用するといいかも!

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